Horiri'2000|うきゃきゃさんの思い込みふぉとしょっぷ講座|かずみんNOTE(ふぉとしょっぷ初歩の初歩講座) |
CS−55* クレヨン画風 * |
サンプル画像 (提供:ほ組工房) |
工程・操作 |
フォトショップに搭載されているブラシツール、
使って無いブラシや、あることにも気づかないブラシ、たくさんあります。 その中の一本で昔懐かしい「クレヨン画」ふうにチャレンジします。 今回使用する「木炭(ハードエッジ)」ブラシに類似するブラシは、 他にもありますので是非探してみてください。 尚、数値はいづれも目安ですから、自由に変更可。 *「木炭(ハードエッジ)」ブラシは、「ドライメディアブラシ」の中にあります。 1、背景を描きます。 ・新規ファイル作成 500×500 @「フィルタ→ノイズ→ノイズを加える」 量:50 分布方法:均等に分布 A「フィルタ→ピクセレート→点描」 セルの大きさ:36 B「フィルタ→変形→波紋」 量:999 振幅数:小 C「フィルタ→ぼかし→ぼかし移動」 角度:90 距離80 ------------------------------------------------------------------------ ・「レイヤーを複製」します。 「背景のコピー」レイヤーが出来ました。 *「レイヤーを複製」する時は、レイヤーパレットの右肩にある▲をクリック。 開いたクイックリファレンスの中の、「レイヤーを複製」をクリックします。 ------------------------------------------------------------------------ ・そのまま、「編集→変形→90°回転」 ・「背景のコピー」レイヤーがアクティブになってることを確認したら レイヤーパレットの「不透明度」を「40〜30%」まで下げます。 ・そのまま、「下のレイヤーと結合」で結合します。 ------------------------------------------------------------------------ 2、毛糸玉を描きます。 *毛糸玉の色の選び方。 もちろん好きな色で構わないのですが、「点描」の工程はランダムな配色で表示されるので、 背景を決めてからその中の一色を「スポイトツール」で拾って目安とし、同系の色を毛糸玉の色として 使用すると、毛糸玉だけが浮いたりする違和感が少なくなり、優しいムードに仕上がります。 ・新規レイヤー作成 (ファイル名:毛糸玉) 描画色:水色 ・「楕円形選択ツール」指定。 ・「Shiftキー」を利用して、正円選択範囲を作成します。 ・「ブラシツール」指定 木炭(ハードエッジ)5px ・「ブラシプリセット」を開いて、 マスター直径:10px 間隔:30% に変更。 タッチを粗くしました。 ------------------------------------------------------------------------ ・ブラシ調整が出来たら、選択範囲の中を塗ります。 白い部分が残ってもかまわないので、ガシャガシャ塗ります。 *選択範囲は、次の工程ではみ出さないようにラインを描くために、 削除しないでそのままにしておきます。 ------------------------------------------------------------------------ ・毛糸玉の中に「ライン」を描きます。 ・新規レイヤー作成 (ファイル名:ライン) ・描画色:なんでも良いですが、今回は同系の白寄りの色を選択しました。 ------------------------------------------------------------------------ ・「ブラシツール」指定。 「木炭(ハードエッジ)5px」を選択して、「マスター直径:4px」(目安)に、変更します。 ・毛糸が巻いてあるよ〜♪ な感じに、ラインを描きます。 *ペンツールで描くのもイイですが、素朴さを出すために手描きの不揃いな描き方が良さそうです。 ・重なった部分は、「消しゴムツール」で消しましょう。 ・全てのラインが描けたら、ラインの色を濃くするために「レイヤーを複製」します。 濃すぎたら「透明度」を調整しましょ。 ・「ラインのコピー」レイヤーが出来るので、「下のレイヤーと結合」で、結合します。 ・「選択範囲を解除」 ------------------------------------------------------------------------ 3、毛糸の先っぽを描きます。 ・「背景」レイヤーの上に、新規レイヤー作成 (ファイル名:毛糸の先) ・描画色:水色(毛糸玉と同じ色) ・「ブラシツール」指定 木炭(ハードエッジ) マスター直径を「7px」に変更します。 ・毛糸玉の先の毛糸を描きます。 ・「背景レイヤー」以外を、「表示レイヤーを結合」で結合します。 ------------------------------------------------------------------------ 4、背景の色に邪魔されないために、毛糸玉の背景にも色を塗っておきます。 ・「自動選択ツール」指定。 描画色:白 ・毛糸玉の外側をクリックします。 ・「選択範囲→選択範囲を反転」 毛糸玉が選択されました。 ・「選択範囲→選択範囲を変更→拡張3px」 *これはブラシがギザギザしているために、 毛糸の先の選択範囲が切れてしまうので、それを補正するための工程です。 ・改めて、「選択範囲→選択範囲を変更→縮小5px」と入力。 心もち 毛糸玉の内側が選択されました。 ・「背景」レイヤーの上に、新規レイヤー作成。 ・「編集→塗りつぶし→描画色:白」で塗りつぶします。 ・「毛糸玉」レイヤーをアクティブにして、「下のレイヤーと結合」で、結合します。 ------------------------------------------------------------------------ 5、毛糸玉にアクセントをつけます。 ・「毛糸玉」レイヤーをアクティブにして ・「自動選択ツール」指定。毛糸玉の外側をクリックします。 ・「選択範囲→選択範囲を反転」 毛糸玉が選択されました。 ・「背景」レイヤーの下に、新規レイヤー作成。 そのまま、 「描画色:水色(毛糸玉と同じ色又は同系の濃い目の色)」で塗りつぶします。 ・「選択範囲を解除」 ・「フィルタ→ぼかし→ぼかし(ガウス)」 半径:13 ・「移動ツール」指定して、ボカした部分をズラします。 ほんのわずか、右下に移動しました。 *赤い毛糸には「赤」を、青い毛糸には「青」のボカシを入れると、違和感無く柔らかさが出るようです。 ・「画像を統合」 ------------------------------------------------------------------------ 6、カンバス全体にも柔らかさを加えます。 ・新規レイヤー作成 @カンバスのメモリを頼りに、外側から20pxのところを選択します。 A「選択範囲→選択範囲を反転」 B「編集→塗りつぶし」 描画色:白で、塗りつぶします。 「選択範囲を解除」 C「フィルタ→ぼかし→ぼかし(ガウス)」 半径13px ------------------------------------------------------------------------ 完成です♪ ------------------------------------------------------------------------ |
応用作品 |
2006/7 作品 2006/7 作品 2004/12 作品 |