友部正人より
友部さんからのお便りのご紹介です。

5月19日()土) 「秩父 ホンキートンク」

毎年の恒例のホンキートンクライブです。店主の鈴木さんからの今年のリクエストは「長崎慕情」。 
2曲目の「ランブリング・ジャック」では掛け合いの部分を大勢の人が一緒に声を出して歌ってくれて、 
ホンキートンクのお客さんはわかっているなあ、と感心しました。 
ホンキートンクはいつのまにか歌いに行くところではなく、歌いに帰っていく場所になっていたみたいです。 
翌朝はユミと秩父神社に行ったりして観光してから帰りました。

5月18日(金) 「森山直太朗くんのレコーディング」

直太朗くんの新曲にコーラスをつけました。歌で誰かのレコーディングに参加するのは初めて。 
まだ午後の早い時間で、始めのうちは声も出ないし、うまく歌えませんでした。
でも何度かやり直すうちにリラックスできて、最後の頃はとても楽しめました。 
歌にもすっかり馴染んでしまいました。 
録音の前に直太朗くんから報告されたのですが、二日前に入籍をしたそうです。相手の女性は
去年横浜のライブに直太朗くんと一緒に見に来てくれた人だったので、とてもうれしかった。
それからなんと今日は御徒町くんの誕生日でもありました。
そんな日にこうやって直太朗くんたちの仕事に参加することが出来てよかったなあ。

5月15日(火)「PARK 地上波放送」

正確には16日の午前1時半から3時半まで、PARKがフジTVの地上波で放送され、ぼくのところはライブ2曲と
トークが放送されました 放送された曲は「はじめぼくはひとりだった」と「ぼくは君を探しに来たんだ」です。
普通なら眠っている時間ですが、見た人はいますか。

5月13日(日)「三豊市 まちあわせ2018」

過去2回は古い酒蔵でのコンサートでしたが建物の老朽化で使用できなくなり、今年は
三豊市市民交流センターホールで開かれました。 
出演者も去年とは少し変わって、金森幸介、有山じゅんじ、それからLDKとしてですが、
ふちがみとふなとが初めて出演しました。(LDKとはぼくとふちがみとふなとのユニットです。)
 
ぼくはギターパンダの山川ノリオくんのところで、「From Brooklyn」と「月の光」を山川くんと
一緒に歌いました。
LDKでは10曲歌いました。何曲目かにふちがみさんが「今日はうまくいっていますね」と言ったように、
ぼくも今日は実にうまくいっているな、と思いながら歌っていました。
最後はLDKの新曲「世界のかたち」。後半を盛り上げるようにしたらアンコールがきました。 
それで出演者全員がステージに上がり、「I Shall Be Released」と「待ちあわせ」を演奏。
とてもやさしい雰囲気の終わり方でした。
一日中かなり激しく降っていた雨もコンサートの終了時にはほぼ上がり、打ち上げのビールもおいしかった。 

5月12日(土)「徳島 寅家」

今日も昼間は暑かった。
でも川のほとりには涼しい風もあって、ライブは8時からなのでしばらく風に当たっていました。 
阿波踊りのさわがしいイメージとは違い、普段の徳島は静かです。 
ほぼ満席のお客さんに音量も普段より大きめでした。音響を担当した寅家の岡本さん、
「ギターがめっちゃんこいい音だった」と言っていました。

5月11日(金)「松山市 スタジオOWL」

2年ぶりのスタジオOWLでした。
一曲ごとに反応が違うので、お客さんが歌をちゃんと聞こうとしているのがよくわかりました。
そういう場では「つばめ」のような地味な歌にも予想外の反応がかえってきたりします。 
昼間の暑さに比べると、日暮れからとたんに寒くなる松山でした。

5月9日(水)「打ち合わせ」 

横浜で、思潮社の高木さんと新しい詩集についての初めての打ち合わせをしました。

5月8日(火) 「スリー・ビルボード」

ユミとジャック&ベティに映画を見に行きました。
レイプ事件の犯人をなかなか捕まえられない警察への怒りを公けにするため、自宅近くの広告塔に
メッセージを載せた、殺された娘の母親。有色人種を片っ端から暴力で苦しめてきた白人警察官。 
小さな町で対立するこの二人が、結局レイプ事件は一つではないと気が付いて次の行動に移るまでの 
人間関係の話。すべてがとても生々しい。 

5月5日(土)「春一番三日目」

今日はぼくたちThree Kingの演奏のある日です。ほとんど客席には行かずに、楽屋でギターを弾いていました。 
三宅くんが自分のバンドで演奏した後、しばらく間をおいてぼくがソロで3曲歌いました。出番の前に楽屋で、 
鮎川くんと二人で「戦死」をやろうか、と話していた勢いもあって、2曲目の「From Brooklyn」を鮎川くんと 
二人でやりました。
それからしばらくまた間をおいていよいよThree Kings。持ち時間が短かったので、「Like A Rolling Stone」
「ぬすっと」「一本道」「レモンティー」「You May Dream」を3人だけで演奏。アンコールの拍手がすごくて、
再び3人で「夕日は昇る」を歌って終わりました。今年はThree Kingsで出演できたのがとてもうれしかった。 
今年の春一番三日目のトリは夕凪。最後に「ぼくは君を探しに来たんだ」を一緒にやりたいとせい子さんが
言ってくれて、ぼくも歌いました。彼らのアレンジをほどこした「ぼくは君を・・・・」を聞いて、鮎川くんは
「音が若々しいね」と言っていました。今年の春一番はそんな夕凪の音と共に暮れて行きました。

5月4日(金)「春一番二日目」

今日は春一番をぼくはまるまる全部聞きました。だからほとんど楽屋には行かなかった。
途中雨雲が来て遠くに雷の音も聞こえたけど、雨はたいしたことはなく、ぼくは手の甲まで焼けました。
春一番は出演者を選ぶのではなく、出てくる人を順番に聞くのがおもしろいです。
 佐久間順平と一緒に演奏をした谷川賢作くんを新大阪に送り、ぼくとユミはそのまま梅田の新しい 
ムジカジャポニカに行きました。
 行くとちょうど夕凪が演奏をしていて、入り口のあたりにはさっきまで春一番の会場にいたはずのナオユキが。
そしてステージ脇のソファーにはふちがみとふなとの二人がいて、急きょぼくも一緒に「Nalala」を 
やることになりました。 
ナオユキはついさっき春一番で聞いたのと同じネタでもやはりおもしろかった。歌の様だと思いました。
ふちがみとふなとの演奏も普段より5倍ぐらいテンションが高く、ムジカジャポニカの新しいパワーが
乗り移ったみたい。今日はまるまる一日ライブばかり聞いていました。

5月3日(木)「春一番一日目」

午後の新幹線で大阪に向かったので、今日の春一番は有山じゅんじと金子マリしか聞けませんでした。 
有山くんは声量もあり、喉の病気から完全に復活したみたい。歌うことが楽しそうでした。

5月2日(水)「鮎川誠バースデイライブ」

下北沢のGarden Hallで鮎川くんの70歳の誕生日を祝福するライブがあって、 
Three Kingsとしてぼくと三宅伸治も参加して演奏しました。 
楽屋はたくさんの贈り物。着るものや身につけるものが多いのが鮎川くんの特徴です。
シーナ&ロケッツが1時間ほど演奏した後に、三宅くんとぼくが加わり、
ロケッツ&スリーキングズというスタイルで5曲演奏しました。
ロケッツは最後まで2時間半ぶっ通しで演奏したので、鮎川くんも、ベースの奈良くんも、
指がつったと言っていました。とにかく熱い誕生会でした。とても70歳とは思えなかった。

4月28日(土)「Book Book Sendai」

毎月28日に開かれる新寺こみち市に古書市「Book Book Sendai」が合体して開かれました。 
暑い日で、会場にビールがあればきっと売れたでしょう。 
いろんな古書店が参加していて、いい本にもめぐり合えました。楽しかったです。
秋田から来ていたお店は音楽のカセットテープばかり売っていて、ぼくもmooolsのを一本買いました。
(いわきのバンド「あぶらすまし」のカセットはプレゼントしてくれました。)

4月26日(木)「本吉法印神楽会」

南三陸町志津川の保呂羽山山頂で春祭りのお神楽がありました。
 ホルンの夏海さんに誘われて、前野さんの車に乗ってぼくたちもでかけました。
 山のふもとに車をおいてそこから徒歩で30分ぐらい山道を登るのですが、向かう途中
 車で道を間違えたりして山に到着するのが遅れ、5つの演目のうちぼくらが
 見られたのは最後の2つだけだったけど、間に合ってほんとによかった。
 神楽は神話を元にしていて、笛や太鼓の演奏に合わせて舞い、その合間に
 舞い手がセリフを発します。間近で見たのですごい迫力でした。
 
神楽の後は山を下りて、夏海さんの実家の上山神社の中を見せてもらったり、
 実家のすぐ前のさんさん商店街でキラキラ丼を食べたりして仙台に戻りました。
 神楽を見て目が洗われたのか、帰り道の海や川の景色がすばらしく美しかった。
 志津川はとてもいいところでした。

4月23日(月)「句会」

先月は横浜にいて参加できなかったので、ぼくたちには2か月ぶりの句会参加でした。
 でも句会に参加するには俳句を三句提出しなくてはならないので、毎回句会の前日は
 ぼくもユミも夜遅くまでかかりっきりになります。
 句会の当日は提出してしまった後なので、毎回とても楽しいです。

4月22日(日)「パレード」

盛岡から昨日仙台にやってきました。ユミは横浜から到着。 
今日はフィギュアスケートの羽生結弦さんのパレードが仙台であって、ユミや句会のメンバーと
一緒に見に行きました。
今までニューヨークでいろんなパレードを見たことがあるけれど、たった一人の人がほんの 
数分間で通り過ぎるのは初めてで、珍しいことです。 
彼が目の前を通り過ぎるその一瞬は、観客にとっては本物の出会いなんだと思います。 
パレードの後、路上にはゴミが一つも落ちていなかったと仙台市は大喜びでしたが、ぼくたちが
拾って持ち帰ったのは実はゴミではなく喜びなのでした。

4月20日(金)「盛岡 紅茶の店しゅん」

「クラムボン」の店主高橋さんが病気の治療中なので、今回は前に何回かライブをしたことが
 ある「紅茶の店しゅん」でやることにしました。
 「クラムボン」はコーヒー、「しゅん」は紅茶の店で、どちらもカレーがとてもおいしいです。
 チラシやポスターのデザインはうえむられいさんが、「くじゃくのジャック」をモチーフに、
 くじゃくの足跡をあしらったものを作ってくれました。くじゃくの足跡ってどんなだろう、と
 いろいろ調べたけどなかなか見つからなかったそうです。
 盛岡の桜はこの日満開でした。街がいつもよりにぎわっていたのは、たぶんそのせいだろうな
 と思いました。

4月19日(木)「函館 港の庵」 

函館には素敵な建物がたくさんありますが、今回ライブをした場所もその一つでしょう。
 ライブを聞きに来た人たちは小皿に用意されたいろいろな食べ物を食べながらライブを
 聞いてくれました。
 去年のライブに来てくれた人も多く、主催の太田さんを通してリクエストもライブ前に
 いくつかもらっていました。その中には最近はあまり歌っていなかった歌もあって、
 そういった歌を歌うのはぼくにも刺激になりました。
 桜がとっくに散った横浜から来て、開花までまだ4、5日はかかるとテレビのニュースを聞くのも
 おもしろいことです。

4月15日(日)「スターパインズカフェ リクエスト大会」

1年か2年ごとにやっているリクエスト大会が終わりました。 
リクエスト曲の書かれた紙をくじのようにぼくが箱から一枚ずつひいて歌うのですが、
思わぬ曲があったりして、ぼくが自分で曲順を考えるよりもはるかにおもしろい。
今までのリクエスト大会だと、「にんじん」など初期のアルバムからのリクエストが 
多かったのに、後で箱を見たら今日は最近のここ10年ぐらいのアルバムからの曲が目立ちました。
それが今回のうれしいことでした。
リクエストされて歌った曲を順番にあげておきます。
  
<1部>月の光/ぼくは君を探しに来たんだ/かわりにおれは目を閉じてるよ/愛について/遠来/
 
日暮れの子供たちの手をひいて/君が欲しい/船長坂/ランブリング・ジャック/なんでもない日には
  
<2部>大阪へやって来た/旅のスケッチ/つばめ/弟の墓/水門/夜は言葉/悲しみの紙/どうして旅に出なかったんだ/
 
彼女はストーリーを育てる暖かい木/夕日は昇る
  
<アンコール>にんじん/イタリアの月/ふあ先生/Bring It On Home To Me
 

4月8日(日)「加古川 チャッツワース」

風が冷たい加古川の路上で大音量で歌っている人たちがいました。
その歌声が収まった頃に始まったチャッツワースでのぼくのライブは13回目です。
チャッツワースは暖炉でもあったら似合いそうなお店です。 
暖炉の薪の炎となって、今夜は静かに歌えればと思いました。 
目に見えないものが見えて暖かくなれるような歌。そんな歌が歌えればいいな。 

4月7日(土)「倉吉 吉祥院」

吉祥院でのライブは今回で3回目。前回が真冬でかなり寒かったので今回4月にしたのですが、 
予定外の寒波にみんなびっくり。前半は上着を着たまま歌いました。
お寺の本堂なので音も良く、前の方のお客さんは座布団に座り、後ろのお客さんは椅子に
座って寒いながらも暖かく盛り上げてくれました。
吉祥院の若い住職さんは、お経も歌です、と言っていました。

4月6日(金)「広島 ヲルガン座」

羽田から広島空港に。強風で着陸をやりなおしたのは初めての体験。 
ヲルガン座は4、5年前に来たときと同じ雰囲気で、ステージの正面には
天井の低い二階席があります。
数日前にヲルガン座の料理シェフから、ぼくの好きな食べ物を質問されていて、
今日はそれに沿って創作料理がお客さんに出されました。
アンコールではリクエストにも応え、ツアー一日目を盛りだくさんに終了しました。
オーナーのゴトウイズミさんは自分も歌手なのに、ライブのPAをやってくれました。

4月1日(日)「小樽 ぐるぐる」

今日は札幌も小樽も雨でした。
旭川から札幌に戻り、主催の木下さんの車で小樽に向かいました。
リハーサルを終えたあと、途中のレコード屋で木下さんが買ったオーティス・クレイの
日本ライブを聞きました。本当にうまい歌い手です。
今夜は雨でしたが、リクエストがあって「月の光」を歌いました。リクエストの多い曲。 
ツアーの最終日なので、打ち上げで小樽の地酒を飲みました。
小樽は昔から変わらず本州からの若い移住者の途絶えない町で、今夜はそんな小樽のために 
新曲の「船長坂」を歌いました。 

3月31日(土)「旭川 アーリータイムズ」

3年ぶりのアーリータイムズでした。でも、二十数年歌いに来続けている店です。
札幌に比べたらさすがに寒い旭川でした。でも街を歩いている人たちは薄着で、
もう冬は終わりという感じがしました。
今夜は満月でスーパームーン。リクエストがあって「月の光」を歌いました。
レンガ作りの古い建物アーリータイムズの真上で、満月は酔っ払いたちを祝福するように
輝いていました。

3月30日(金)「札幌 キノカフェ」

松竹谷清くんをゲストに1年ぶりにキノカフェでライブをしました。
カフェは映画館シアターキノの中にあって、人が集まりやすい場所なのか、
去年に引き続きSold out。休憩を入れて2時間半の二人のライブでした。 
今回は主催の木下さんからのリクエストもあって、1976年に札幌で初めて松竹谷清くんと
セッションした「びっこのポーの最後」もやりました。その時清くんはまだ十代。
長い時間がたちました。
 
映画館の事務所で仕事をしていたオーナーの中島洋さんも、耳に飛び込んでくる音楽に 
我慢できなくなって、ときどき覗きに来てくれたのがうれしかった。 

3月29日(木)「さよならBankART NYK」

浜の海岸通りにあるBankART NYKが3月31日に終了、移転します。
日本郵船の巨大な倉庫でのアートの様々な試みはぼくとユミも応援していたし、
レコーディングやライブで何度もお世話になったので、今日は二人でパーソナルに
お別れをしに行ってきました。
たまたまカフェではぼくの「クレーン」のアルバムが流れていました。
2年前に七尾旅人くん、オオノユウキくんとライブをしたKAWAMATA HALLの内部の
パレットはすっかり撤去されて元の倉庫の姿になっていました。
長い付き合いのバンカートですが、今後のバンカートの動きに注目していきます。

3月28日(水)「PARK」

フジTVの音楽番組「PARK」の配信が明日の夜8時から始まります。
この中でぼくは30分のライブ演奏と15分のトークをしています。
演奏している曲目は「彼女はストーリーを育てる暖かい木」「From Brooklyn」
「マオリの女」「はじめぼくはひとりだった」「ぼくは君を探しに来たんだ」の5曲。
スタジオでのソロでの生演奏の収録は初めて。
トークも割といいなと思いました。自分で言うのも変ですが。
 
番組は、パソコン、タブレット、スマートフォンで見ることが出来ます。(月額888円・税抜)
 
FODオリジナル音楽番組『PARK』
3月29日(木)20時00分から最新作を配信
http://park.mu/(『PARK』公式サイト)
http://fod.fujitv.co.jp/s/genre/music/ser0130/(FOD『PARK』配信ページ)

3月21日(水)「時々自動 リハリハ5」

時々自動の公演を見るのは何年ぶりかなので、その分とてもなつかしかった。
 リハリハシリーズは来年横浜のKAATでやる本公演のためのリハーサルだそうで、
 今回は横浜のSTスポットというスタジオで二日間やりました。 
リハーサルだから、演奏もセリフもダンスも出演者たちの持ち寄りだと言っていました。
主宰のビビは雑誌の編集者という立場だとか。来年の本公演が今から楽しみです。

3月17日(土)「レコード屋めぐり」

去年の京都レコードまつりでお世話になった「100000tレコード」やその上階の「Workshop」、
 「Tower Records」なんかをユミとめぐってから夕方横浜に帰りました。
 行く先々で何か買っていたら却って荷物が増えてしまった。特にマーティン・スコセッシ監修の
 ブルースのDVD8枚セットはかさばりましたが、すごくうれしい。

3月16日(金)「京都 磔磔」

京都では約1年ぶりのソロのライブでした。
 大阪もそうでしたが、ギターがいい音だとやる気がでます。最近使い始めたギター用の
 マイク(DPA)のおかげです。
 初期のアルバムからの曲は早めに切り上げて、今日はわりと最近の曲が多かったと思うけれど、
 久しぶりに「こわれてしまった一日」や「夕日は昇る」も歌いました。

3月15日(木)「大阪 Janus」

このジャニスはギリシャ神話から付けた名前だそうで、ジャニス・ジョプリンとは
何の関係もないそうです。まあスペルが違うのですが 
前日にジャニスのドキュメンタリー映画を見たばかりだったので、お店の人に名前の 
由来を聞きました。
今日は前半「もう春だね」など古い曲も結構歌いました。後半はアルバム未収録の 
最近の歌を中心に歌いました。 

3月10日(土)「谷川俊太郎展」

初台のオペラシティに谷川俊太郎展をユミと見に行きました。
ぼくは前に福岡でこれと同じような展覧会を見たことがあって、今回のはその拡大版と
いったところ。Tシャツなどは手ではさわれないけど、目や耳で谷川さんの魅力に触れられます。
展示の中には、1975年に阿佐ヶ谷でユミが撮った谷川さんとぼくの小さい写真もありました。
 
そのあとショップで細馬宏通さんに遭遇。この間は仙台のギャラリーでばったり会ったので、
細馬さんとはこれからもまたどこかでばったり会うことでしょう。
せっかくなので、細馬さんとたまたま一緒だったシーモアグラスの坂本さんも一緒にみんなで
オペラシティの地下で中華料理を食べてから帰りました。
もうひとつびっくりしたのは今日の昼にホールでDivaのライブがあって、俊太郎さんや賢作くんや
恵さん、ナナロク社の村井さんや川口さんもオペラシティにいたことです。
時間がずれたので結局みんなには会えなかったのだけれど、いろいろ偶然の重なった日でした。

3月7日(水)「映画会」 

一か月ぶりの映画会。 
今夜ユミが持参したのは「マンチェスター・バイ・ザ・シー」で、ホルンの渋谷さんは 
「第七天国」。新しい映画と古い映画、いつもながら対照的なおすすめ作品です。 
映画のいろいろなおもしろさが味わえる。見終わった後おしゃべりしたりするので、
また夜更かしをしてしまいました。

3月5日(月)「弘前 アサイラム」

久しぶりのアサイラム、昨日にならって今日もマイクを使いませんでした。
こじんまりとした場所ではこの方が自由でいいと思います。
朝から降り続いた雪が相当積もったにも拘らず、吹雪の中聞きに来てくれた人たち、
どうもありがとう。

3月4日(日)「青森 もぐらや」

古書らせん堂の三浦さんが主催してくれて、もぐらやというお店でライブをしました。
30人ぐらいで一杯の小さなお店なので、今夜は最後までマイクを使わずにやりました。
お客さんも聞きやすかったそうですが、ぼくも演奏しやすかった。
いいライブだったと思います。

3月3日(土) 「山形 肘折国際音楽祭」 

今年で3年目になる音楽祭。全部で8組が出演しました。
ぼくはステージの背景の雪景色がだんだんと暗くなる時刻に歌いました。
今年の肘折の積雪については天気予報などで知っている人も多いでしょうが、
3月に入ってもまだ3メートル以上の雪が残っていました。
今年はユミもやって来て、昨日から肘折温泉やコンサートを堪能していました。
今年はyumbo以外は全員ソロアーティストばかりで、とても聞き応えがあったし、
お客さんの数も増えて来て、秘境の温泉町でのコンサートはこれからも続くような感じです。

2月25日(日)「金沢 じょーの箱」

敦賀の時計屋さんの田代夫妻の車で、山の方にある「孫べえ」というそばやに行きました。
松尾芭蕉が表紙の文字を書いた手書きの本があるそうです。
金沢のジョーハウスの新しい場所の「じょーの箱」でライブをしました。
木造りなので、そのせいか音がきれいでした。
2月の大雪のせいで、3週間前までは今日のライブの予約がゼロだったそうですが、
その後はすぐにソールドアウトになりました。今年の金沢は雪で大変だったそうです。 

2月24日(土)「敦賀 ル・サンオンズ」

長い間敦賀には歌いに来ていませんでした。
駅の感じが変わっていたので、何回も来ていたのに見慣れない街の印象でしたが、
少し街の中に入るとすぐに思い出しました。
ル・サンオンズは元ひつじカンパニーの南さんの家族のフランス料理店です。
南さんの長男が料理長で、ライブの後にごちそうになった料理はどれもおいしかった。
リハーサルのときに「ニューヨークシティマラソンに捧げる」を弾いていたら、
PAの人から「乾杯」を歌っていた人ですかと聞かれて、前にユミにも「乾杯」みたい、
と言われたことがあって、どちらもトーキングの曲だしギターの弾き方が似ているんだな
と思いました。

2月16日(金)「トランプのアメリカとブルース」

BankArt Studio NYKの池田さんからの誘いで、アメリカのブルースに関する講座を受けました。
講師は鈴木啓志さん。
ブラインド・レモン・ジェファーソン、ライトニング・ホプキンス、ブラインド・ウィリー・マクテル、
チャーリー・パットンらの音源を聞きながらの、ブルースのビートやリズム、歌詞の話。
よく知っているブルースミュージシャンばかりでしたが、改めてブルースが新鮮に思えました。

2月13日(火)「鴨鍋」

もう長い間ぼくたちは、秋田の小松さんという農家から無農薬の玄米を買っています。
 夏に田んぼの草取りをしてくれた合鴨を一羽、肉と骨に分けて冷凍して12月に送ってくれます。
 今夜はその骨でとった鴨のスープと肉で鍋を食べました。
 下の階に住む画家の広田夫妻も一緒に。
 得三のスリーキングズのライブビデオを見たりしていたら、2時近くになっていました。
 真夜中に大音量で聞いていたので、隣近所にちょっと心配。

2月10日(土)「高知 シャララ」

今日も昨日と同じようにギターにマイクを取り付けて弾いたのですが、
「高音が少しきんきんして気になった」と今日のPAの人は言っていました。
使い始めなので、マイクのことばかり気になります。
何回かぼくの声がひっくり返ったので、オープニングで歌ってくれた浜田くんが「声が疲れてる」
と言っていました。ぼくとしては、そんなに気にならなかったけど。少し疲れた声の方が
スピード感があるような気がします。

2月9日(金)「高松オリーブホール」

高松にてソロのライブをしました。
オープニングにとてもギターのうまい若い人が出て歌いました。
今年は本来のステージは使わずに、張り出しのようなものをこしらえてその上をステージに
してありました。客席が近くなっていい考えだったと思います。
 1月14日のライブで吉田省念くんから借りた楽器用のマイクをあとで自分用に買ったのですが、
 今日は初めて最初から最後までそのマイクをギターに使って歌いました。
 PAの人が上手にギターに取り付けてくれたので、安心してギターを弾くことができました。
 歌の合間にはボーカル用マイクから離れて弾くこともできるのでおもしろいです。

2月8日(木)「冬の青森紀行」

横浜のギャラリーミロに、Atelier 21の3人とゲスト二人による展覧会を見に行きました。
去年12月に青森の竜飛岬を訪れたときの作品展です。全部描き下ろしなのでこういった
展覧会はおもしろい。しかも一人一人に味があります。冬になるとどこか寒い地方に行き、
こうして作品を描いて発表しています。

2月4日(日)「番組収録」

フジテレビの湾岸スタジオで、オンディマンドの音楽番組「PARK」の収録をしました。
 スタジオにお客さんはいないけれど、ライブ風に約30分、5曲ソロで演奏しました。
 そのあとインタビューも収録。
 これはインターネットで有料で見られるそうで、詳細が分かり次第またお知らせします。

2月1日(木)「再び映画会」

またもや火星の庭で映画会をしました。
 今夜はユミが用意したアニエス・ヴァルダの「幸福」と、ホルンの渋谷さんの
 「エドワールとキャロリーヌ」。
 一昨日と同じようにまったく傾向の違う映画ですが、映画はどちら向きでも面白いです。
 こうやって持ち寄りで映画会をすると、思わぬ映画に出会えるのが素晴らしい。
 ユミはこのところ映画会のためにDVDやブルーレイのソフトをあれこれ買っています。

1月31日(水)「句会」

月例の句会が火星の庭でありました。
 俳句を作るのは面白いけど、点を得るのはむずかしい。
 ぼくは好き勝手にやるしかないと思っています。このところ。

1月30日(火)「映画会」

仲間内で、プロジェクターを使った大きな画面で映画会をしました。会場は火星の庭です。
 ユミが持っていったのはスティーブン・キング原作(ドロレス・クレイボーン)の「黙秘」、
 そしてホルンの渋谷さんはロバート・ミッチャム主演の「不屈の男」というロデオの映画。
 内輪だけの映画会はとても楽しくて、ぼくとユミは久しぶりに朝帰りでした。

1月28日(日)「伊東卓写真展」

昨日から仙台に来ています。今日は友人の卓くんの個展の最終日。
 内装の仕事をしている卓くんは、人の住まなくなった家や部屋をたくさん見てきています。
 人の住まなくなった部屋は、自然に還るのだそうです。ぼくには卓くんの写真は、
 人の住まなくなった部屋のレントゲン写真に見えました。

1月24日(水)「高山 ピースランド」

名古屋駅で横浜に帰るユミと別れてぼくは高山へ。
 名古屋から高山に向かう特急電車は大雪の予報ですべて運休していたけど、
 高速バスは普通に走っていて、雪にはバスの方が強いんだなと思いました。
 途中の渋滞のせいで高山到着は1時間45分遅れましたが、なんとかライブの
 開演時間に間に合いました。
 ピースランドは今年で30年になるそうです。おめでとう。
 今のお店の一番奥には土蔵があってライブはそこでやるのですが、今夜は土蔵の手前の
 喫茶室まで人でいっぱいでした。大雪なのに大勢来てくれてうれしかった。
 子供の本屋なのに、熱燗が飲みたい気分になる店でもあります。

1月23日(火)「スリーキングズ 名古屋・得三」

曲目と曲順は吉祥寺と全く同じでしたが、二日目ということで、当然のようにテンションは
 はるかに高かった。鮎川くんが本来の自分に戻ったように楽しそうだったのがぼくにも
 三宅くんにも伝わってきました。
 得三は前半分だけ椅子席で、残りは立ち見状態。だけど最後は前の人たちも立ったから、
 全員でスタンディングでした。
 ライブの後に鮎川くんから、実はスリーキングズというブルースのアルバムが昔あった、
 という話を聞きました。そしたら三宅くんが得三のレコード棚からそれを見つけてきて、
 それはもうボロボロになっていて、得三さすがだなあ、とぼくは感心しました。

1月21日(日)「スリーキングズ 吉祥寺・スターパインズカフェ」

今夜の鮎川誠、三宅伸治、友部正人の三人のライブは、去年8月京都「磔磔」での、
 三宅伸治企画によるライブのアンコール。
 今日はいきなり最初から「ライク・ア・ローリングストーン」「Just Your Fool」
 「戦死」を三人で。そのあとぼくと鮎川くんで二曲一緒にやり、次にぼくと三宅くんで
 三宅くんの「今夜あたり」やぼくの曲を一緒に4曲。
 二部では鮎川くんが三宅くんと二人で3曲やって、続いて三人でクライマックスへ。
「Love In Vain」「一本道」「レモンティー」「ぼくは君を探しに来たんだ」。
 アンコールは「You May Dream」と「夕日は昇る」。タイトルの響きは似ているけれど、
 全然違うタイプの曲。「You May Dream」はやみつきになりそうな曲です。

1月15日(月)「・・・」

寒波が来ていて雪も舞ったりして寒かった京都ですが、今日はもう横浜に帰ります。
 寒いのでホテルのある四条烏丸のあたりを毎日ユミとうろうろしただけですが、
 ぼくは昨日念願の中古レコード屋「100000t」に行けてうれしかった。
 
今月は楽しいライブばかりですが、21日と23日は「スリーキングズ」です。
 鮎川誠と三宅伸治と三人でいろんな歌をたっぷり歌うという、去年の京都「磔磔」
 のアンコール公演です。ぜひ吉祥寺か名古屋に見に来てください。

1月14日(日)「拾得」

吉田省念くんがマンスリーでやっている拾得のライブのゲストでした。
 省念くんのバンドが前半に演奏して、後半はそこにぼくが加わって、ぼくの歌を
 7曲一緒に演奏しました。
 彼らの演奏には癖がなく、さわがしい演奏にもどこか静かなところがあって、
 それがぼくの歌にはとてもよく合っていました。
 アンコールではぼくが一曲ソロで「マリーナとウーライ」をやって、
 最後に省念くんとふたりで「大道芸人」を代わりばんこに歌いました。

1月13日(土)「吉田省念バンドとリハーサル」

14日の拾得のライブのために、一日早く京都に来て、
 吉田省念くんのスタジオで、彼のバンドとリハーサルをしました。
 彼らと一緒に演奏するのは昨夏の京都レコード祭りの時以来です。
 スタジオは美術家だった彼のお父さんが建てた建物の一階にあって、山の上
 なので街よりは寒い。アラジンの石油ストーブで温まりながら練習しました。

1月7日(日)「世の中グラデーション」

ぼくもユミも風邪です。ユミは回復の途上で、ぼくは逆に悪くなっていくところ。
 そんな体調で昨日仙台にやって来ました。今回は工藤夏海さんの個展を見るためです。
 今日はさっそく仙台のギャラリーTurnaroundに行きました。
 夏海さんはYumboのホルン奏者でもあるし、人形劇団ポンコレラもやっているし、
 普段は喫茶店ホルンで仕事をしています。
 「世の中グラデーション」はそんな夏海さんの創造的日常が全開の展覧会でした。
 ギャラリーで偶然会った細馬宏通さんから、今夜火星の庭で夏海さんが人形劇を
 することを知り、ぼくとユミはメディアテークの図書館で時間をつぶしてから、
 6時に火星の庭に行くことにしました。
 火星の庭でのイベントは、Yumboのパーカッションの山路さんが企画したもので、
 人形劇はそのプログラムの一つでした。
 こんな風に今日は、ぼくとユミにとってまるで予測がつかない展開の一日で、
 長い外出でしたが結果的におもしろかった。

1月4日(木)「ドルフィー」

板橋文夫さんとの約2年ぶりのライブ。
 今回はベースの瀬尾高志さんと3人で演奏しました。
 たぶん「SKY」だと思うけど、一部が終わった後の楽屋で、板橋さんが
 「思わぬフレーズが弾けておもしろい」と言っていました。
 板橋さんがいろんな人とセッションするのは、そういう発見があるからなのでしょう。
 2部の板橋さんと瀬尾さんのデュオの後、瀬尾さんと「弟の墓」を二人で演奏しました。
 板橋さんとは初めてやる新曲「ニューヨークの憂鬱」「ブルース」の後は「一本道」
 「遠来」で終了。アンコールは「夕日は昇る」と「夕暮れ」でした。
 セッションが命のようなジャズの世界、板橋さんと瀬尾さんの演奏中の反応の確かさに、
 歌いながらも感心させられました。これはロックバンドにはあまりないことです。
 長く一緒に暮らした夫婦のように、相手のことがわかってしまうのですね。
 ライブのあとは、見に来てくれた七尾旅人くんと絵描きの広田稔さんとユミとで
 お蕎麦やてんぷらを食べに行きました。 

1月2日(火)「初詣」

息子の一穂が平塚に住んでいるので、みんなで平塚八幡宮に初詣に行きました。
 大きな鳥居をくぐるときに、ちゃんとおじぎをしてその下をくぐるのが礼儀なのか、
 外国人もちゃんとやっていたので、まねしてみました。ぼくもユミもこういうことには
 無知だったのですが、意外に自然にできました。
 初詣の後は、近くのららぽーとで閉館まで食べたり買い物をしたりして過ごしました。 

1月1日(月)「お正月」

年末に風邪をひいてしまったユミは、寝正月でした。
 僕は駅伝を見たりして、のんびりしてます。
 丹波篠山の一会庵というお蕎麦屋の藤田さんから送られてきた黒豆を、
年末にユミが一日かけて煮て、それが一番のごちそうでした。
 黒豆の甘さはあきない甘さ、やわらかいお肉のような噛み心地。
 時間をかけて育てたような感じです。