友部正人より
友部さんからのお便りのご紹介です。

2月4日(日)「番組収録」

フジテレビの湾岸スタジオで、オンディマンドの音楽番組「PARK」の収録をしました。
 スタジオにお客さんはいないけれど、ライブ風に約30分、5曲ソロで演奏しました。
 そのあとインタビューも収録。
 これはインターネットで有料で見られるそうで、詳細が分かり次第またお知らせします。

2月1日(木)「再び映画会」

またもや火星の庭で映画会をしました。
 今夜はユミが用意したアニエス・ヴァルダの「幸福」と、ホルンの渋谷さんの
 「エドワールとキャロリーヌ」。
 一昨日と同じようにまったく傾向の違う映画ですが、映画はどちら向きでも面白いです。
 こうやって持ち寄りで映画会をすると、思わぬ映画に出会えるのが素晴らしい。
 ユミはこのところ映画会のためにDVDやブルーレイのソフトをあれこれ買っています。

1月31日(水)「句会」

月例の句会が火星の庭でありました。
 俳句を作るのは面白いけど、点を得るのはむずかしい。
 ぼくは好き勝手にやるしかないと思っています。このところ。

1月30日(火)「映画会」

仲間内で、プロジェクターを使った大きな画面で映画会をしました。会場は火星の庭です。
 ユミが持っていったのはスティーブン・キング原作(ドロレス・クレイボーン)の「黙秘」、
 そしてホルンの渋谷さんはロバート・ミッチャム主演の「不屈の男」というロデオの映画。
 内輪だけの映画会はとても楽しくて、ぼくとユミは久しぶりに朝帰りでした。

1月28日(日)「伊東卓写真展」

昨日から仙台に来ています。今日は友人の卓くんの個展の最終日。
 内装の仕事をしている卓くんは、人の住まなくなった家や部屋をたくさん見てきています。
 人の住まなくなった部屋は、自然に還るのだそうです。ぼくには卓くんの写真は、
 人の住まなくなった部屋のレントゲン写真に見えました。

1月24日(水)「高山 ピースランド」

名古屋駅で横浜に帰るユミと別れてぼくは高山へ。
 名古屋から高山に向かう特急電車は大雪の予報ですべて運休していたけど、
 高速バスは普通に走っていて、雪にはバスの方が強いんだなと思いました。
 途中の渋滞のせいで高山到着は1時間45分遅れましたが、なんとかライブの
 開演時間に間に合いました。
 ピースランドは今年で30年になるそうです。おめでとう。
 今のお店の一番奥には土蔵があってライブはそこでやるのですが、今夜は土蔵の手前の
 喫茶室まで人でいっぱいでした。大雪なのに大勢来てくれてうれしかった。
 子供の本屋なのに、熱燗が飲みたい気分になる店でもあります。

1月23日(火)「スリーキングズ 名古屋・得三」

曲目と曲順は吉祥寺と全く同じでしたが、二日目ということで、当然のようにテンションは
 はるかに高かった。鮎川くんが本来の自分に戻ったように楽しそうだったのがぼくにも
 三宅くんにも伝わってきました。
 得三は前半分だけ椅子席で、残りは立ち見状態。だけど最後は前の人たちも立ったから、
 全員でスタンディングでした。
 ライブの後に鮎川くんから、実はスリーキングズというブルースのアルバムが昔あった、
 という話を聞きました。そしたら三宅くんが得三のレコード棚からそれを見つけてきて、
 それはもうボロボロになっていて、得三さすがだなあ、とぼくは感心しました。

1月21日(日)「スリーキングズ 吉祥寺・スターパインズカフェ」

今夜の鮎川誠、三宅伸治、友部正人の三人のライブは、去年8月京都「磔磔」での、
 三宅伸治企画によるライブのアンコール。
 今日はいきなり最初から「ライク・ア・ローリングストーン」「Just Your Fool」
 「戦死」を三人で。そのあとぼくと鮎川くんで二曲一緒にやり、次にぼくと三宅くんで
 三宅くんの「今夜あたり」やぼくの曲を一緒に4曲。
 二部では鮎川くんが三宅くんと二人で3曲やって、続いて三人でクライマックスへ。
「Love In Vain」「一本道」「レモンティー」「ぼくは君を探しに来たんだ」。
 アンコールは「You May Dream」と「夕日は昇る」。タイトルの響きは似ているけれど、
 全然違うタイプの曲。「You May Dream」はやみつきになりそうな曲です。

1月15日(月)「・・・」

寒波が来ていて雪も舞ったりして寒かった京都ですが、今日はもう横浜に帰ります。
 寒いのでホテルのある四条烏丸のあたりを毎日ユミとうろうろしただけですが、
 ぼくは昨日念願の中古レコード屋「100000t」に行けてうれしかった。
 
今月は楽しいライブばかりですが、21日と23日は「スリーキングズ」です。
 鮎川誠と三宅伸治と三人でいろんな歌をたっぷり歌うという、去年の京都「磔磔」
 のアンコール公演です。ぜひ吉祥寺か名古屋に見に来てください。

1月14日(日)「拾得」

吉田省念くんがマンスリーでやっている拾得のライブのゲストでした。
 省念くんのバンドが前半に演奏して、後半はそこにぼくが加わって、ぼくの歌を
 7曲一緒に演奏しました。
 彼らの演奏には癖がなく、さわがしい演奏にもどこか静かなところがあって、
 それがぼくの歌にはとてもよく合っていました。
 アンコールではぼくが一曲ソロで「マリーナとウーライ」をやって、
 最後に省念くんとふたりで「大道芸人」を代わりばんこに歌いました。

1月13日(土)「吉田省念バンドとリハーサル」

14日の拾得のライブのために、一日早く京都に来て、
 吉田省念くんのスタジオで、彼のバンドとリハーサルをしました。
 彼らと一緒に演奏するのは昨夏の京都レコード祭りの時以来です。
 スタジオは美術家だった彼のお父さんが建てた建物の一階にあって、山の上
 なので街よりは寒い。アラジンの石油ストーブで温まりながら練習しました。

1月7日(日)「世の中グラデーション」

ぼくもユミも風邪です。ユミは回復の途上で、ぼくは逆に悪くなっていくところ。
 そんな体調で昨日仙台にやって来ました。今回は工藤夏海さんの個展を見るためです。
 今日はさっそく仙台のギャラリーTurnaroundに行きました。
 夏海さんはYumboのホルン奏者でもあるし、人形劇団ポンコレラもやっているし、
 普段は喫茶店ホルンで仕事をしています。
 「世の中グラデーション」はそんな夏海さんの創造的日常が全開の展覧会でした。
 ギャラリーで偶然会った細馬宏通さんから、今夜火星の庭で夏海さんが人形劇を
 することを知り、ぼくとユミはメディアテークの図書館で時間をつぶしてから、
 6時に火星の庭に行くことにしました。
 火星の庭でのイベントは、Yumboのパーカッションの山路さんが企画したもので、
 人形劇はそのプログラムの一つでした。
 こんな風に今日は、ぼくとユミにとってまるで予測がつかない展開の一日で、
 長い外出でしたが結果的におもしろかった。

1月4日(木)「ドルフィー」

板橋文夫さんとの約2年ぶりのライブ。
 今回はベースの瀬尾高志さんと3人で演奏しました。
 たぶん「SKY」だと思うけど、一部が終わった後の楽屋で、板橋さんが
 「思わぬフレーズが弾けておもしろい」と言っていました。
 板橋さんがいろんな人とセッションするのは、そういう発見があるからなのでしょう。
 2部の板橋さんと瀬尾さんのデュオの後、瀬尾さんと「弟の墓」を二人で演奏しました。
 板橋さんとは初めてやる新曲「ニューヨークの憂鬱」「ブルース」の後は「一本道」
 「遠来」で終了。アンコールは「夕日は昇る」と「夕暮れ」でした。
 セッションが命のようなジャズの世界、板橋さんと瀬尾さんの演奏中の反応の確かさに、
 歌いながらも感心させられました。これはロックバンドにはあまりないことです。
 長く一緒に暮らした夫婦のように、相手のことがわかってしまうのですね。
 ライブのあとは、見に来てくれた七尾旅人くんと絵描きの広田稔さんとユミとで
 お蕎麦やてんぷらを食べに行きました。 

1月2日(火)「初詣」

息子の一穂が平塚に住んでいるので、みんなで平塚八幡宮に初詣に行きました。
 大きな鳥居をくぐるときに、ちゃんとおじぎをしてその下をくぐるのが礼儀なのか、
 外国人もちゃんとやっていたので、まねしてみました。ぼくもユミもこういうことには
 無知だったのですが、意外に自然にできました。
 初詣の後は、近くのららぽーとで閉館まで食べたり買い物をしたりして過ごしました。 

1月1日(月)「お正月」

年末に風邪をひいてしまったユミは、寝正月でした。
 僕は駅伝を見たりして、のんびりしてます。
 丹波篠山の一会庵というお蕎麦屋の藤田さんから送られてきた黒豆を、
年末にユミが一日かけて煮て、それが一番のごちそうでした。
 黒豆の甘さはあきない甘さ、やわらかいお肉のような噛み心地。
 時間をかけて育てたような感じです。