《 曲 目 》 01.銀河通信 02.椅子 03.あかり 04.花の季節 屋根の上 05.カイの迷宮 06.岸を離れる日 07.薔薇の歌 08.壁に映る影 09.満月ポトフー 10.世界一不幸なトナカイ 11.カイの迷宮 12.カイの迷宮 13.岸を離れる日 14.あかり 15.カイの迷宮 |
『幻想図書館 雪の女王』のコンサートに行くのは、実は2回目。前回は1998年の12月に東京/新宿で行われたものに行ったのです。 でも今回はどんな内容なのか分かった上でだったので、前回よりもずっと入り込んで観ることができたと思います。 この度の会場になった“新神戸オリエンタル劇場”にも前に2回ほど来たことはあったのですが、この劇場、新神戸駅の真ん前にあるホテル&デパートみたいな建物の中にあって、しかも駅とは渡り廊下のような通路で直結しているので、交通の便がとてもよくてGOODなのです。 開場は午後6時だったのですが、4時半頃に着く新幹線で行ったので開場までちょっとうろうろしてました。それから劇場の前に座席表があったので、とりあえず席を確認してみてびっくりっっ 今回私達の座席は【O(オー)列の17番・18番】で、「絶対後ろの方だけど真ん中だったらOKだよね」と言っていたのですが、なんとこの劇場は後ろから順にA,B,C・・・となっていたのですっっ という訳で、私達の席は前から3列目のど真ん中だったのでしたヘ(^o^)/ さて、6時を過ぎていよいよ開場。座席に着いてみると、シートはふかふかで、しかも前後の椅子が互い違いになっているではないですか(前の人と重ならないように)!! こおいう風になっている劇場は初めてだったので、なんだか感動してしまいました(笑) 7時。開演を知らせるベルの後、しばらくの沈黙・・・・・(^_^;) 最初の曲は『銀河通信』。この曲は、昔『悲しみの時計少女』がラジオドラマになった時オープニングでかかっていた曲なので、思わず「わー“サウンド夢工房”(番組タイトル)だぁ」と思ってしまいました。舞台の天井からは星空を思わせる小さなライトがいっぱい降りてきていて、とても綺麗でした。 今回のストーリーは、大きな街の小さな部屋で音楽や物語を作って暮らしている女の子が、ある日読みかけの本を抱いたまま眠ってしまい、夢の中で若き日のアンデルセンと出逢い、落ち込んでいたアンデルセンを励まし、「雪の女王」の物語を語ってもらう内にそのままストーリーの中にとけ込んでいく・・・というもので、前にも書いたとおり、浩子さんは女の子とゲルダと雪の女王を。その他の全ての役を青山さんが演じていらっしゃいました。青山さんはプロの役者さんなので、様々な役を演じ分けられるのも「さすがっっ」という感じでしたが、浩子さんの、ゲルダの可愛らしさと雪の女王の怖い感じの演じ分けもすごいと思いました。(といっても浩子さんが演技も上手ってことはラジオドラマとかで知ってましたけどね(^^)) あとは、ところどころに使われていた“影”の演出がとても印象的だったです。たぶん前回は無かったのではないかと思うのですが・・・前回の席が端っこだったのでよく分からなかっただけかもしれません(^_^;) 曲では特に、13曲目の『岸を離れる日』と14曲目の『あかり』が良かったです。『岸を〜』の方は、CDには入っていない、この公演のみの歌詞で、ゲルダが今までの長い旅を振り返って「ずっと離れていたけれど、それでもずっとあなた(カイ)と歩いていたのよ」という歌になっていて、心にじ〜んと来ました。そして『あかり』は、物語の最後、女の子と自信を取り戻したアンデルセンが別れる場面で歌われて、ぶわぁーーーっと世界が広がるような感じがして涙が出そうになるくらいめっちゃ感動してしまいました。(うまく表現できなくてごめんなさい×××(>_<)) そしてそして、本当の最後の曲、浩子さんが歌う『カイの迷宮』。舞台には「幻想図書館」のテーマのイメージである“椅子”にだけライトが当たって、そこにチラチラと雪が降っていて、それがとても綺麗で、視線が吸い込まれるみたいな感じがしました。 私も前回にも増して感動できたのですが、一緒に行った友達も感動してくれたみたいでよかったです。「幻想図書館」はこれからもシリーズとして続いていくようなので、次回作も是非観に行きたいと思いました。 余談ですが、私は田代耕一郎さんも大好きなので、途中ちらちら田代さんの方も見ていたのですが、周りにいる人みんな浩子さんの方を見ていて(浩子さんは舞台の左、田代さんは右にいらっしゃったのです)なんだか可笑しかったです。周りの人も変に思ったかも(笑) |
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