谷山浩子コンサート2002
【大阪/ON AIR OSAKA】
2002/11/24

《 曲 目 》

01.銀河通信

〜MC〜

02.星より遠い

03.さよならのかわりに

〜MC〜

04.神様

05.仇

〜MC〜
*リクエストコーナー*

06.愛をもういちど

07.吟遊詩人の森

08.ここにいるよ

〜MC〜

09.楽園のリンゴ売り

10.たんぽぽ食べて

11.てんぷら★さんらいず

〜MC〜

12.まっくら森の歌

13.そっくりハウス

〜MC〜

14.静かに

15.電波塔の少年

〜MC〜

16.学びの雨

17.海の時間

〜アンコール〜

18.僕は帰る きっと帰る

 ちょうど一年ぶりの浩子さんのコンサートです(幻想図書館は別)。あの、すみだトリフォニーホールでのコンサートからもう一年も経つなんて、時の経つのはホントーに早いですね。

 さて、今回の会場は、またまた初めて行くところ。雪印のビルの地下にあるライブハウスでした。梅田の駅からすごく綺麗な地下道で繋がっていて行きやすくて良いなと思いました。地上にはこれまた広くて素敵な公園があるのに、ホームレスの人たちのお家がいっぱいでちょっと・・・って感じでしたが(笑)

 ライブハウスなので1ドリンク付きでした。でもその直前に自販機でお茶を買って飲んだばかりだったのでドリンク券は使いませんでした(^_^;) とりあえず、パンフレットだけ購入して席へ。今回の席は、F列5番、6番でステージに近くてなかなか良い席でした。左側ってピアノが近くて浩子さんを間近で見られるのが嬉しいですよね♪
 あと今日はネットで知り合った、あすかさんにご挨拶をすることにしていて、実はかなり緊張していました。が、実際お会いしたあすかさんは、描かれるイラストのイメージ通り、優しくて明るくて素敵な方でした☆ちょっとしかお話しできなかったのが本当に残念です。次回は是非ゆっくりお話したいです。
 開演まで、アンケートの書ける部分などを書きながら、一緒に行った犬神さんとお喋り。犬神さんは「そっくりハウス」のCDを買われて、おまけの動物クリップをもらってました。私は発売日に近くのお店で買ってもらえなかった(存在すら知らなかった)ので羨ましかったです。でも、その動物がサングラスを掛けた犬で、ちょっと浩子さんのイメージと違うね〜とか言ってました(^_^;)

 さてさて、開演時間になり、浩子さん&AQさん登場♪なんとなく、浩子さんはステージ左手から出てくると思っていたので右から出てきてビックリ(笑)今回の浩子さんの衣装は、グレーのあったかそうなワンピースに赤っぽい色のロングマフラーを撒いているというものでした。ワンピースの裾がやっぱりふんわりで、とても可愛かったです。髪の毛も少し短くなっていて、外はねなのも可愛かったですvvvとても●歳とは思えません(笑)AQさんは、私の位置からだとあまり見えなかったのですが、いつもの感じだったのかな?(笑)

 1曲目。『銀河通信』この曲は(も)すごく好きで、何度聴いてもうっとりしてしまいます。冬のイメージなので、今の季節にピッタリですね。

 歌い終わってごあいさつ。「今日はお休みの日なので、沢山ある楽しいことの選択肢の中から、このコンサートを選んでくれてありがとう」と言われてました。この会場は以前は違う名前で、その時も浩子さんは来たことがあるんだけれども、閉鎖されて無くなるのかと思ったら違う名前で復活したんだそうです。「でもあまり変わってないような・・・いや、すごく変わってますね」って言葉に笑いました(笑)

 続いて2曲。「銀河通信でしっとり始まったので、もうしばらくしっとり系の曲を」『星より遠い』と『さよならのかわりに』どちらも「好きな人に会えない曲」です。特にさよならのかわりには、コンサートの最後の曲として聴くことが多いので、いきなりもう終わり?な感じがしてしまいました。歌う前、どうも浩子さんはマイクの位置が気に入らない様子(^_^;)で自分で直そうとするのだけれど上手くいかず、スタッフの人が出てきてました。AQさん曰わく「お客さんには見えないスタッフ」だそうです。しっかり見えてましたけど(笑)スタッフの人も、もうちょっとニコニコとかしてくれたら良かったのになとか思ったり。

 続いては、この春NHK FMで放送されたラジオドラマ「神様」の話。「主役だけどあんまり台詞無かった」とのこと(笑)。そのドラマの最後にかかった曲『神様』。この曲をきちんと聴いたのは初めてだったのですが、すごく良かったです〜綺麗でドラマチックでカッコ良い曲でした。早くアルバムとかに入ると良いなと思います。もう一曲は、「『神様』と並べたら(字面的に)カッコ良いだろうなと思える曲」ってことで『仇』。「ね?カッコ良いでしょ」って・・・(笑)「天国から、一気に下の方まで落ちていけます(笑)」確かに。でもこの曲もホントすごくカッコ良いですよね〜私はこの曲を聴くと、何故か京極夏彦氏の「嗤う伊右衛門」を思い出します。シチュエーションとかは全然違うんですけどね。ああいう【和】の感じのイメージなんです。

 ここで恒例(?)のリクエストコーナー。オーソドックスに「今日が誕生日の人」これが全然いなくて、「次の日」という声もあったのですが、「前回それをやったら、前の日のコンサートにも来てた人がいて連続で当たったからだめ」ってことで、半年ずらして5/24生まれの人。これもいなかったのですが、私は6/24生まれなので、すごく残念だったです(>_<)で、次は3ヶ月ずつずらすことになって、先に1/24。が、これも無し。「24日って人が生まれにくいのかな」ってそんなことないです〜ここにいます〜って感じ(笑)前の方でも別の月の24日生まれの方が手を挙げてました。
 それで結局8/24生まれの方が2人いて、その人達が当たりました。1人は私の隣の席のカップルの彼女の方だったみたいなのですが、恥ずかしいのかなかなか自分でリクエストを言わず(^_^;)、結局彼氏が代わりに言ってあげてました。曲は昔「未来少年コナン」の映画で研なおこさんが歌った『愛をもういちど』この曲爽やかで、可愛くて、結構好きな曲なのですが、研さんが歌うというのがどうしても想像できないです(^_^;)一度聴いてみたいな〜と思うのですが。
 もう1人の8/24生まれさんは、最初に言った曲を即座に「絶対嫌っっそれだけは歌わせないで!」と却下されてました(笑)んで別の曲にしていました。どちらもどっか外国人の歌手の人に提供した曲らしいのですが、全然知らない曲で、マニアックだなぁ〜って感じ。でもとても綺麗な曲でした☆
 最後は「おん・えあ・おおさか」に名前が似てる人って・・・「恩田さん」とかいれば良かったんでしょうけどいなくて、結局五十音順で近い人ってことになって、「カガミさん」になってました。この方が最初『ふたり』をリクエストされて、私もこの曲が大好きなので、ラッキーvvvと思ってたのに、浩子さんに難しいって言われて『ここにいるよ』に変更。これは声優の岩男潤子さんへの提供曲ですが、結局どっちでも難しかったみたいです(^_^;) 前々日の広島では、すごくメジャーで大作曲ばかりのリクエストで「リクエストコーナーがクライマックス」だったらしいのです(笑)が、変わって大阪では「超マニアック選曲」で、AQさんに「足して2で割るとちょうどいいのね」と言われてました(笑)AQさんは100曲くらい対応できる曲を持って来られてたらしいのですが、どれもあてはまらずで、とりあえず退場することに。浩子さんに「横で踊ってて」って言われてました(笑)で結局浩子さん一人の弾き語りとなったのですが、歌詞はあってもキーとかは書いてない。「キー何だっけ」と言うとすかさず客席から「この曲はGで、この曲は岩男さんはFで歌ってた」とか声が掛かったのにはビックリでした(笑)みなさん凄いです(^_^;)
 でも、わたし的にはすごく良かったと思います。「コードは適当」とか言われてたけど、全然分かりませんでした。いくら自分で作った曲とは言え、あんなにすぐに歌えちゃう浩子さんはやっぱり凄いっっと思いました。

 すっかり息が上がってる浩子さん。AQさんも再び登場です(笑)「それでは気を取り直して(笑)、次の曲」今度は「食べ物シリーズ。しかもすごく身体に悪そうなものばかり」ってことで『楽園のリンゴ売り』『たんぽぽ食べて』『てんぷら☆さんらいず』でした。なんかダークな曲ばかりです〜「みんなで具合悪くなってください」って・・・また(^_^;) たんぽぽ食べてでは台詞も聴けてすごく嬉しかったです♪この曲は、ファンになりたてぐらいの時に聴いて、めちゃショックを受けた曲で、とても懐かしくて涙が出ました(笑)

 「前の方で退屈しちゃってる、小さい人がいますね〜」と一番前の席に座っていたお子ちゃまに声を掛ける浩子さん。「退屈してない? 何歳? 5歳? しっかりしてるね〜 お名前は? ユカちゃんですか。」ととても優しく声を掛けられて、ちょっとユカちゃん羨ましいぞ(笑)「ここからはユカちゃんのためのコーナーです」ということで、先日発売された「そっくりハウス」のアルバムの宣伝と、その中から2曲『まっくら森の歌』と『そっくりハウス』を。「そっくりハウスは、怖いと言われるけどそうかなぁ。ある夜目が覚めたら、部屋の中に自分の家とそっくりの家があって、その窓を覗いたら、中にもまたそっくりな家を覗いている自分とそっくりの女の子がいて、その中にもまた・・・で、振り向くと窓から中を覗いている大きな目があって、その外にもまた覗いている目が・・・で、出られなくなりましたぁ♪って曲なだけなのに。楽しいよね(^_=)☆」って。。充分怖いです。はい。曲だけ聴いた時は「出られなく」ってそこまで考えてなかったですよ(笑)でも「ユカちゃんも楽しいってくれたからOK」なんだそうです(笑)

 「今回、ラブソングの含有量が少ないみたいなのでこの辺でラブソングを。1曲は女の人が主人公。もう1曲は男の人、と言うよりは男の子が主人公です」でもどちらも「寂しい」曲。「みんなで寂しい気分になりましょう」って・・・(^_^;)たしかにこの『静かに』と『電波塔の少年』を聴くと、どちらもとても悲しい気分になりますよね。静かには、なんか昔から聴くとすごく泣きたい気持ちになります。電波塔の少年は、曲がすごくカッコ良くて、アルバム「翼」の中でも特に好きな曲なので、聴けてとても嬉しかったです。

 というところで、そろそろ終了間近。「最後の2曲は前向きな曲を」で『学びの雨』と『海の時間』。「海の時間はとても幸せなラブソング。幸せなラブソングを聴いて、みんながみんな幸せな気分になるとは限らないけど。でもきっといつか、しあわせになれるよ・・・何の根拠もないけど(笑)」って。なんで浩子さんは自分の言葉に自分でオチ付けちゃうんでしょうね(^_^;)私もいつかこの曲みたいにしあわせな時間を過ごしたいものです♪

 ここでひとまずコンサート終了。拍手はアンコールを求める手拍子に。
 そして再び浩子さん&AQさん登場♪

 「これから遠くまで帰る人。遠征してどこかに泊まる人、すべての人が帰るべき所に帰れるように」とのことで『僕は帰る きっと帰る』。「でもこの曲の主人公は無事帰れたか分かりません」ってまたですか(^_^;) しっとり終わるのも良いけれど、こおいう明るい曲で楽しく終わるのも良いですね♪

 開始前にドリンクを飲んだり思ったより会場内が寒かったりで、途中でトイレに行っちゃう人とかいたりして、浩子さんがその人に声を掛けたり、何かいつもと違う感じはありましたが(^_^;)、なんとなくアットホームな感じで楽しかったです。今までにコンサートで聴いたことのない曲が聴けたのも良かったです。ただ、今回ちょっとフリートークが少なかった気がするのは寂しかったかも。曲紹介だけでなく、好きなモノの話とかもっと聴きたかったです。なんとなく、今日はいつもとテンションが違ったんですよね〜どこがどうってのは分からないんですけど。。緊張してたのかな?

 これで本当におしまいです。今回もお腹いっぱい胸いっぱいなコンサートでした♪


 あといつもコンサート終了後、会場内でアンケートを書いてると、すぐに追い出されてしまうのに、今回はロビーとかが無いからか、全然そういうのがなくて良かったです。あと、演奏曲目も色んな所に貼ってあって親切だなぁと思いました。