おやすみの前に |
【作】福島三郎 【演出】宮田慶子 【出演】宮本信子 佐々木蔵之介 川原亜矢子 岡田義徳 宮地雅子 二瓶鮫一 |
2002/05/30 大阪/シアター・ドラマシティ |
急遽休みが取れたので、平日ですが大阪へ、またまた観劇に行ってきました。今回は川原亜矢子さん初舞台で話題の「おやすみの前に」という作品です。今回大阪も広島も平日公演しかなくて、観るのを諦めていたので行けることになってとても嬉しいです(^^)ギリギリだったため、席は一番後ろですが観れるだけでラッキーです。 ごく普通の保険セールスのおばさん、山野ユキコ(宮本)。しかし彼女には重大な秘密があった。実は彼女は魔女だったのである。魔女の本来の仕事は、死期の迫った人間の願い事を一つだけ叶え、それと引き換えにその人間の魂をもらうこと。この契約を取ることで魔女は地獄の神様(?)よりポイントをもらいランクアップしていくのだ。しかしユキコは20年近くの間、魔女としての仕事をしていなかった。 福島さんの作品を観るのはこれで3回目(生では2回目)なのですが、いつもほのぼの温かくてしあわせな気持ちになれて大好きです。今回もとても綺麗で優しいお話でした。非現実的な設定にもかかわらず、とっても人間的で魅力的な登場人物。童話のように可愛いセット。とても素敵だったです。 今回、魔女のお話ということで、魔法が出てくるのですけど、マジックの演出が色々あってその点も面白かったです♪役者さんは大変だったみたいですけど(^_^;) いっぱい笑えて、最後にはじ〜んと泣けてくる。ほんっとーに素敵なお芝居でした。 今回どうしてか分からないのですが、観劇中お腹がQooQoo鳴って大変でした(>_<)わりと静かなお芝居だったので、隣の人にも絶対聞こえてると思うと恥ずかしくって堪りませんでしたっっ後半はなんとか治まったので良かったのですけど、ああいうの、自分の意志ではどうしようもないのでホント困りますよね・・・(T^T) あと、今回の席、後ろから2列目だったのですが一番後ろの席は使われていないようでした。しかし開演直前にするっと来て座られた方が、どうも脚本家の福島さんではないかと思ってドキドキしてました。サングラスに帽子をかぶっててお顔はよく見えなかったのですが、隣に座っていたおじさんは関係者の方っぽかったし、千秋楽だったのでもしかして?!ということもあるかなぁと。。もしホントだったら後ろの席もいいなと思っちゃいますね(笑) |