劇団☆新感線2003年 ゆく年くる年チャンピオン祭り
レッツゴー!忍法帖
【作・演出】いのうえひでのり
【出演】阿部サダヲ 橋本じゅん インディ高橋
入江雅人 馬渕英里何
高田聖子 粟根まこと 杉本恵美
河野まさと 右近健一 山本カナコ 吉田メタル
タイソン大屋 逆木圭一郎 川原正嗣
古田新太
こぐれ修 磯野慎吾 前田悟 中谷さとみ
保坂エマ 池田成志
2004/01/11 大阪/シアター・ドラマシティ

 今年初めての観劇は、これまた初めての劇団☆新感線です♪新幹線の舞台は今まで映像では観たことあったのですが生なのは初めてで、とても楽しみにしていました。

 まず感動したのが、パンフを買って袋に入れてくれた事(笑)だいたい舞台のパンフやチラシってそのまま渡される事が多く、折れたりしないか気を使うんですよね。さすが大手の劇団は違うねって思いました(笑)
 2500円もするだけあって(笑)内容ももちろん充実していて、写真も満載だし座談会とか、あと漫画とか面子まで付いていて読み応え充分て感じでした♪

 チラシの中には今回の芝居の中で歌われる歌の歌詞カードが入っていて嬉しかったです♪どれも歌詞を見るだけで面白く、どんな歌なのかワクワクしてきます。

 戦乱の世、堀之内城は突如北浦勢に攻め込まれ、静姫(馬渕)はお守り役の入谷蔵之進(入江)と共に城を抜け出し、姫の婚約者、黒川城主・裕展へ助けを求めに行こうとするが、何故か黒川の間者に襲われる。そこへ謎の3人の忍者、猿飛のサダ(阿部)・風魔ゴジロー(橋本)・傀儡八幡(インディ)が助っ人に現れる。姫を助けるという任務を負ったという3人の力を借りて、姫と蔵之進は黒川城へと向かう。静姫を亡き者にして自分の娘、みずち姫(杉本)を裕展と結婚させようと企むおやや(高田)と黒川家筆頭家老・秋葉弾正(粟根)、自称ビジュアル系(笑)の忍者、ばってん不知火(池田)や、地獄おろち丸(古田)を筆頭とする地獄谷七人衆、他にも敵はたくさん。果たしてサダたちは、無事姫を送り届ける事が出来るのだろうか。

 今回もOPENINGが凝ってました♪後ろのスクリーンに、竜の子プロ制作によるアニメが流れて、それがまためちゃカッコ良くて、なつかしアニメ好きのわたし的に超燃えでした!(笑)舞台には役者さんが出てきて演技されてて、もうどっちを観ればよいのだかっって感じでした(笑)

 もう最初から最後まで笑いっぱなしでした(#^.^#)今まで観たことあった新感線の作品は、わりと壮大な、真面目な感じのものばっかだったのですが、今回みたいなはちゃめちゃなのも楽しくて良いですね♪役名も怒鳴吐入道(どなるどにゅうどう)みたいな暴走族バリのあて字みたいのとか、風谷のウマシカてどっかで聞いたようなのとかめちゃふざけてるし、曲もみんな何かのパロディーみたいで聞いたことあるフレーズで笑えました♪ただ、出演者が多いので、それぞれのキャラの出番が少ない気がして残念でした。せっかく個性的なキャラばっかなのに勿体ないなと思いました。

●阿部サダヲさん(猿飛のサダ)。やっぱ可愛いです(笑)動きも細かでスピーディーでホント小動物みたいでした(笑)歌も上手くて素敵ですvvvマイケルジャクソンの真似もハマってました。

●橋本じゅんさん(風魔ゴジロー)。じゅんさんの悪者じゃない役って初めて観たかも(笑)この方も楽しい方ですよね〜♪さすがって感じです。

●入江雅人さん(入谷蔵之進)。いつもながらの淡々口調が笑えました。でも、周りのキャラが濃すぎてちょっと目立ってなかったかも(^_^;)

●馬渕英里何さん(静姫)。可愛かったですね〜vv私の中での馬渕さんって「白線流し」しかなかったのですがbb新感線では「犬夜叉」にも出てたんですね。元気いっぱいの静姫でとても好感もてました。ただ、やっぱりあまりエピソードが無くて、いまいち目立ってなかったのがこれまた残念でした。

●高田聖子さん(おやや/まんぐす姫)。最高でした!パペットのマングース、万太郎がまためちゃ可愛くてたまりませんでした(>o<)vvまんぐーす姫の歌「マングース めっちゃ変化」は、もろ松浦あややの歌のパクリで、もう原曲忘れちゃうくらいハマりました♪

●古田新太さん(地獄おろち丸)。やっぱり古田さんには悪役が似合います!なんか今日はセリフ噛み噛みだったですけど(^_^;)面白いから許します(笑)

●池田成志さん(ばってん不知火)。ビジュアル系忍者、素敵でした(笑)どんな役でも自分のものにされてて凄いですね(#^.^#)

 休憩含めて3時間以上という長い芝居でしたが、ホントに楽しくて時間を感じませんでした。もっと近くで観られたらもっと幸せだったのにな。