damim第五回公演 |
作・演出/宇梶剛士 |
2005/09/04 大阪/KOKO PLAZA(青少年文化創造ステーション) |
富士の樹海奥深く。ミヤコ(村岡)は大学の時の同級生、シンタロウ(中山)を探していた。ハイキングに来てはぐれてしまったのだ。そこで出会ったオジサン(荒谷)は、ライフルを抱え、樹海に自殺しに来る者を脅し引き返らせていた。一方、シンタロウは、自分がいない間に捨てられた、愛犬ポン太に似た犬を見掛けた為、ミヤコたちと別れて樹海に入っていたのだ。 正直、難しかったです。最初は、樹海に迷い込んでしまった人々と、オジサンのやりとりを面白く観ているのですが、段々と人々の内面に入っていくようで、夢なのか現実なのか解らなくなっていきました。 中山さんは今回は眼鏡無しだったのですが、中山さんらしい役でした(笑)すごくナチュラルな演技というか、中山さんが出てくるだけで場が和む気がします。特に宇梶さんとのやりとりは可愛かったです。ちらりと狂気も覗いてた気もしますが… 終演後といえば、今回千秋楽だったからか、カーテンコールの時に宇梶さんからひと言「この後ロビーにて僕と中山君とでパンフレットにサインをさせていただきますので」と言われた時はビックリしました。まさかそんなイベント(笑)があるとは思わなかったです。来て良かったですよホント。実は宇梶さんのことちょっと苦手だと思ってたんですけど、いい人だったんですね(笑) 今回のパンフレットは変わっていて、折り畳みの地図の形になっていました。収納には困るけどなかなか面白いなぁと思いました。 会場になったKOKO PLAZAには初めて行ったのですが、駅からも近いし綺麗だしなかなか良い会場だと思いました。イスは可動式の折り畳みイスみたいなのなのでお尻は痛くなっちゃうんですけど(^_^; ライブハウスみたいな感じでした。 |