『なにわバタフライ』

作・演出/三谷幸喜
生演奏/小竹満里 山下由紀子
出演/戸田恵子

2005/02/06 大阪/シアター・ドラマシティ

初めての一人芝居観劇でした。
あんなにも自然に観られるとは思ってなくて、
「戸田さんって凄い!!」と思いました。
まるで本当にお父さんや兄やんや師匠達が一緒にいるようでした。
(お父さん可愛かったvvv)
ところどころで入る音楽も、とても軽やかで心地よくて、
打楽器だけでもこんなに素敵なメロディーが奏でられるんだなぁ〜
とこちらも感動しました。
今回、人気公演ということもあって席は一番後ろの列の一番端っこ。
この劇場では今までで一番端っこの席だったのですが(^_^;
でも、そんなに大きな劇場でもないので、
意外と落ち着いて観ることができました。
最初は双眼鏡を使っていたのですが、
だんだん演技に引き込まれて、
最後の方は全然使ってませんでした。

お話は、ミヤコ蝶々さんの自伝を元にしているとはいえ、
殆ど三谷さんのオリジナルだそうです。
戸田さんは、とってもチャーミングに演じておられました(^_^)
最後、ちょっとどんでん返しっぽい展開もあって、
最後まで楽しめました♪
ただ、恋愛話とか、基本的にそんなに好きでないのと、
最後三谷さんらしく、とてもすっきりスマートに、
綺麗に纏められていたのがちょっとだけ物足りなかったかなぁ〜
とは思ってしまいましたが。。

そおいえば!
今回前説、というか開演前の
「携帯の電源はお切りください」てアナウンスがかなり豪華でした♪
なんと三谷さんと生瀬勝久さんの掛け合いで構成されてたのですvvv
なぜ生瀬さんが…と思われるかも知れませんが、
今回全編関西弁ということで、
その方言指導を担当されたのが生瀬さんだったのです。
というわけで、アナウンスの内容も、
三谷さんが注意事項をインチキ関西弁で読むのを
生瀬さんが標準語で直す。というものでした(笑)
こういう所まで凝ってるのも三谷作品の楽しみですよね(^w^)
私は関西人ではないので分からないけれど、
今回の戸田さんの関西弁、とても自然だったんではないでしょうか。
てかやっぱりちょっと生瀬さんぽいかなぁ〜と思いました。
(私が生瀬さんファンだからそう聞こえたのかもですけど(^_^;)