演劇集団キャラメルボックス 創立20周年記念
『TRUTH』

脚本・演出/成井豊、真柴あずさ
出演/岡田達也 上川隆也 大内厚雄
   小川江利子 細見大輔 岡田さつき
   篠田剛 岡内美喜子 畑中智行 筒井俊作
   川原和久(劇団ショーマ)

2005/04/10 神戸/新神戸オリエンタル劇場

演劇集団キャラメルボックス創立20周年記念公演、第1弾。
キャラメルの舞台を生で観るのは8年ぶりくらいでしたが、
「あぁ〜キャラメルだなぁ」て感じはやっぱりありました。
どんなのが「キャラメルらしい」のかっていうのは
言葉では難しいのですけど。。
雰囲気とかセリフまわしとか?
今回私の好きな西川さんが出演されてなかったのは残念でした。
上川さんがご出演なのはたいへん嬉しかったです
ってかだから行ったようなものですが(笑)

ストーリーは、幕末もの?の時代劇で、シリアスで、
キャラメルでは珍しくハッピーエンドではないってことで
かなり好みかもって思ったのですが…
んー正直「これで?」て感じ?(^_^;
普段もっと重い作品ばかり観てるので、どうしても薄い印象が残りました。

上川さんはやはりカッコ良かったです。
ギャグというかハジけた演技が観られたのも嬉しかったです(笑)
ラストの殺陣など、さすが☆って感じでドキドキしました。
ただ悪役としては中途半端というか、
「理由」がもうひとつ説得力に欠けるなと思ってしまいました。
カーテンコールの挨拶で、
「出稼ぎ(笑)メインでいきます」
みたいなこと言われてたんですけどホントでしょうか。
どんなに有名になって忙しくなっても、
何年かに1度くらいは、劇団の公演にも出続けて欲しいなと思います。

岡田さんは、というかこの役は、あまり好きでは無いです。。
この人も「何故」て部分が弱いというか…たぶん主役なんですけど、
イマイチ感情移入できなかったです。
大内さんは、初めてちゃんと認識できた方なんですが(笑)、
声がとっても良かったです。
すごくいい人の役で好感持てました。
ラストのセリフはいらないと思うんですけど。。
今回、ゲストで
ショーマという劇団から川原和久さんが出演されていましたが、
この方って「相棒」に出てる方ですよね???
いつも寺脇さん演じる亀山刑事に嫌味言ってる。
舞台俳優さんだって知らなかったし、
今回出演されてるとは知らなかった(実はお名前もbb)
のでビックリしました(^_^;
とっても渋くて素敵だったですvv

20周年記念ということで、
会場外には今までの公演のチラシがズラーっと貼られていて、
写真を撮ってる人たちもいました。
色んなグッズが売られていたり
(カーテンコールで振る旗とか凄いですよね)、
前説にプロデューサー出てきて盛り上げたり、
劇団公演というものをあまり観たことないので不思議な感覚でした。
シアテレでの生中継もあったりで、
普段経験できない雰囲気を味わえたのは面白かったです。