『あずみRETURNS』

原作/小山ゆう(『あずみ』小学館刊)
構成・演出/岡村俊一
出演/黒木メイサ
   生田斗真(ジャニーズJr.) 長谷川純(ジャニーズJr.)
   山本亨 山崎銀之丞
   涼風真世 赤坂晃 ほか

2006/04/30(日)12:00開演
大阪/梅田芸術劇場メインホール

時に慶長五年、関ヶ原・・・。
合戦の傷跡も生々しいこの地に、赤子の鳴き声が響き渡っていた。
生きる術を持たぬその子を拾い上げたのは、
「枝打ち」という密命を負った小畑月斎(山本)。

そして十年後、月斎の育て上げたあずみ(黒木)、うきは(生田)は、
仲間と共に豊臣恩顧の大名を次々と暗殺してゆく。

加藤清正の重臣井上勘兵衛(赤坂)、またその忍びの頭・飛猿(山崎)は
いち早く味方の大名を狙う刺客の存在に気が付く。

大阪城では、
味方の大名を次々に暗殺され淀の方(涼風)が怒り狂っていた。
これから家康と天下をかけて戦おうというこの時に、
総大将たる豊臣秀頼(長谷川)は、戦いにまったく興味を示そうとしない。
天下を再び手中に収めるには、
なんとしてもあずみを討ち取らなくてはならない。

刺客には刺客を・・・。
あずみを斬るために勘兵衛は、人を斬ることだけが生き甲斐という
一人の手練れ最上美女丸(涼風/二役)を呼び寄せる。

なぜ、オレは人を斬らなければいけないのか・・・。
初めて感じた、人を斬るということへの恐怖。

己に課せられた過酷な運命に翻弄されながらも、次々と人を斬っていくあずみ。
数々の出会いと死別・・・。そしてついに始まる戦。
そのとき、あずみの選んだ道は・・・?
あずみが己の使命の果てに見いだしたものとは・・・?

夜叉か菩薩か・・・。美しき刺客・あずみが今よみがえる。


思っていたのとはかなり違って、
フライングあり、歌あり、ダンス(?)あり、笑いありの、
とてもエンタテインメントした作品でした(笑)
ジャニの人が出てるからって
少年隊の曲とかかかるのはどうかと思います…(^_^;

あと、
「あずみ、好きだぁぁぁぁ!!!」
みたいなの(笑)が多すぎて
正直かなりゲンナリでした(=_=#
とはいえ、
そおいうのではないシーンでは結構感動もして
実はウルウルしたりもしてしまったのですが(笑)

LOVE、無くてイイです。ホント。

黒木メイサさんは、まだ17歳なんですね!
かなり大人っぽくてビックリです。
演技はまあ・・・・て感じなのですが
すっごく頑張ってたと思います。
堂々としてて良かったです。

生田斗真くんは、なんかすっごくイメージ変わってて
これまたビックリでした。
最初違う人だと思ってましたもん(^_^;
フライングもいっぱいでハラハラしました。
舞台経験もわりとある?のかな?
良い役者さんになって欲しいと思います。

長谷川純くんっていうのは初めて知ったのですが
可愛かったですね(笑)
歌が、、、声出て無くて可哀想だったです。。
無理に歌わせなくてもいいのになぁ〜て思いました。
最期のシーンはカッコ良かったです。

山本亨さん。
今回この方の為に行ったと言っても過言ではないのですけど(笑)
やっぱカッコよかったです〜vvv
若い役者さんも多い中で、安心して観られました。
今回は殺陣も観られてしあわせでした(*^_^*)
ただ、まだ少し足を引きずってらっしゃったようなのが
気になりました。
無理せず早く治していただきたいです。

山崎銀之丞さんは、お笑い担当でした(笑)
どっかで見たことあるなぁ〜と思ったら
「金八先生」に出てた方でした。
かなりテンション高くて面白かったです。

お芝居全体的に新○線ぽいなぁ〜と思ったんですがbb
その中で山崎さんは池○な○し〜的存在でしたね(笑)

涼風真世さんは、美女丸を演るというのは知っていたのですが
淀君との二役とは知らなかったので驚きました。
最初、淀で出てきた時「あれ?」て思って
もしかして違う人だったっけ? と思ってしまいました(^_^;
しっかり演じ分けられていて凄かったです。
ただ私の中での美女丸は、やっぱオダギリジョーさんなので
微妙に違和感でしたが。。。
淀君が可愛かったです。

赤坂晃さんは、光GENJIネタいっぱい振られてました(笑)
なかなか渋くて良かったですけど
前回的場浩司さんが演られた役ということで
私は的場さんのは観てないけど
的場さんだったら…と想像してしまって
う〜ん、、そっちの方が合うかも…と思ってしまいました。

もっと真面目というかシリアスなものを想像していたので
思った以上に笑いがあったり、
突然ミュージカル調になったりするノリに付いていくのに
時間がかかりました(^_^;
映画の印象がとても強かったので
その辺はちょっと残念かなと思います。
でも、今までに観たことないような雰囲気で
泣けた部分もあったし
一度観といて良かったなとは思いました。