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海に囲まれた病院からの荒唐無稽な脱走劇、
人生の最期を迎えた老人と彼の家族のスケッチ、
2つのドラマが重層的に絡みあいながら
そっと生と死をみつめる一。
ケラリーノ・サンドロヴィッチ一生に一本の私戯曲、
改訂を加えて9年振り、4回目の上演。
面白かったです。
なんていうかハチャメチャなとこあり、
シリアスなとこあり、
結局なんだったんだって部分も残しつつ(^_^;
ちょっとミュージカルっぽいところもあったりして
いっぱい笑って
ちょっとしんみりして
約3時間という長い上演時間ながら
あっという間に終わっていました。
今まで、ナイロン公演含め
ケラさんの作品は何作か観ていますが
いつも最初は笑わせられるのだけど
だんだん嫌ぁ〜な気分になってきて
最後はどんより…(=_=# てパターンで
どうも苦手感があったのですがbb
今回は全くそんなことなく
最後まで楽しく観る事ができました♪
ただ、観ている間中
いつ嫌ぁ〜な展開になるんだろうと
ずっとビクビクしてたんで
ちょっと拍子抜けだったのですけど(笑)
随分前に書かれた戯曲ということで
まだそんなに毒がなかったのかもしれませんね(笑)
看板役者?のみのすけさんも
どうも怖くて苦手だったのですが
今回はそんな怖くなかったです(笑)
でもこの人の役が主役なのかなぁ〜てのは
ちょっと疑問でした(^_^;
犬山イヌコさんはやっぱり可愛い♪
最後はせつなかったです。
三宅先輩はカッコ良かったです。
でもやっぱりこの方がナイロンの役者さんっていうの
ピンと来ません(^_^;
つい大人計画の方かと思ってしまいます(笑)
イヌコさんとのコンビが微笑ましくて良かったです。
大倉さんは、いつものクセのある感じではなく
家族のことをすごく考えているお父さん役でした。
面白いことも色々やってくれましたけど
こおいう役も新鮮でいいなと思いました。
峯村さんは、やっぱりほのぼのさせてくれました(^_^)
なんか好きです。この方の雰囲気。
村岡さんも素敵でした☆
衣装もすごく可愛かったんですvv
特にふんわりしたスカートのナース姿に萌え〜でした(笑)
馬渕さんも可愛かったですね。
恋する女子高生がまだまだハマってました(笑)
途中、階段上るシーンでコケてしまい
足をぶつけてたのが可哀想でした(>_<)
絆創膏が痛々しかったです。。
三上艦長は、もうホントーにカッコ良かったですvvv
黒い革の、軍服ちっくな衣装があって、
めちゃめちゃ似合ってました♪
それにやっぱ声がいいんですよね〜
一番前の席で、ついつい艦長ばかり観てしまいました(^_^;
小松さんは、可愛い役と悪い役とされていて
悪い方の役がホントーに嫌なヤツで
いつかこの人がとんでもない事するんじゃないかと
ドキドキしてたんですけど
そーでもなくて良かったです(笑)
しんぺーさんは、すごく立つキャラですよね(笑)
なんかちょっと別の生き物みたいです(笑)
でも好き♪
山崎さんは、もう安心して観てられるって感じです。
ボケが入っちゃった老人役でしたが
すごくチャーミングでした。
ケラさんの作品は、いつもオープニングがカッコ良いのですが
今回もめっちゃカッコ良かったですvv
映像と舞台装置のコラボ?がサイコーにお洒落でした。
演出もポップで好きなんですよね。
この作品なら
DVD欲しいかも…と思っています。
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