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2人の男優がいる。
１人は老境にさしかかりつつあり、
１人は俳優になったばかりの若手…。
劇場の中のさまざまな場所…
楽屋や舞台袖で交わす会話や、
舞台の上での様子などがオムニバス風につづられる。
そのうちに微妙に変化してくる2人の関係…
正直かなり面白くなかったです(^_^;
面白くなかったというか、
よく分からなかったというか…
とにかく暗転が多いのが嫌でした。
楽屋、舞台裏、衣装部屋、舞台上…と
場面がコロコロ変わるので、
セットの転換に暗転なるのは分かるんですけど
なんだかぶつ切りになってしまって
イマイチ感情移入できませんでした。
ひとつひとつの場面には笑えるところもあるんですけど
どうも2人(特に市村さん)の演技が大仰で、
ちょっと退いて観ちゃいました。
だいたいこの2人が所属しているであろう劇団は
いったい何のお芝居を上演してるの?
季節がそんなに変わってるようにも思えないのに
毎回違ったテイストのお芝居になってるし。
間に入るお芝居に意味があるのかも分からなくて…
ラストもあまりにも唐突で
「え???これで終わり???」と思ってしまいました。
同じデイヴィッド・マメットの作品を
去年の夏に長塚氏も演出して
あれも場面がコロコロ変わっていくものでしたけど
あの流れるような転換はやっぱ良かったなぁ〜と思います。
贔屓目かもしれませんけど(^_^;
う〜ん。。
なんか、せっかくの2人芝居なのに
勿体ない気がしちゃいましたね。。。
もっともっと台詞の掛け合いとか観たかったです。
私の理解力が乏しいだけかもしれませんけどね(^_^;
カーテンコールは4回?だったかな
お茶目なお二人が観られてそれは嬉しかったです。
最後はスタンディングオベーションになってましたけど
私は立てませんでした。
藤原くんには、もっともっと色んな芝居に出て欲しいです。
なんていうか古典や大袈裟なものばかりじゃなくて
もっと小劇場的なものにも出てくれると嬉しい。
実力はある人だと思うので
色んな顔を見せて欲しいです。
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