猫のホテルプレゼンツ/表現・さわやか
『そこそこ黒の男』

作・演出/池田鉄洋
出演/池田鉄洋
   佐藤真弓 いけだしん 村上航
   岩本靖輝 菅原永二 伊藤明賢

2006/12/10(日)14:00開演
大阪/精華小劇場

猫のホテルの“苦笑系”コントユニットによる3回目、1年半ぶりの新作。
大阪公演は初。
「精華演劇祭」参加という形だからこそ出来た公演だったとか。
猫のホテルは役者さんでは今回作演の池田鉄洋(以下池鉄)さん他
好きな人は多いのだけれど、いまだ生では観たことがなく、
表現さわやかもすごく観たいと思っていたので
今回大阪公演があって本当に嬉しかったです。


会場の精華小劇場は、なんばの繁華街のど真ん中にあって
廃校になった小学校?を改造してできた劇場です。
校舎や校庭もそのまま残っていて不思議な感じ。
こんな商店街の真ん中に小学校があったってことも不思議(笑)

一緒に観ることになった観劇友さんと
校門前(笑)で開場2時間以上前に待ち合わせてたんですが
着いてみるとどうも見たことある人が…
な、なんと!池鉄さんではないですか?!!
黒い帽子に黒いコートでスラッとしていてめちゃカッコ良かったです。
テレビ等で見るとキモキャラが多いんですけど
普段はやっぱカッコいいんだなぁ〜と感動vv
出待ちとかしたことないので、舞台上以外で役者さんを見たりすると
すごくドキドキしてしまいます(笑)
でも観劇前からとても幸せ気分になれました♪

開場時間前から建物の中に入れてもらえて、
パンフとか購入し椅子に座っていたら
劇場とはカーテンのみで仕切られているらしく
中で最終打ち合わせ?中の声もバンバン聞こえてきてびっくりでした。
小劇場〜て感じでなかなか嬉しかったです(笑)
スタッフさんもすごく感じよくて、
最近スタッフワークでゴタゴタあった私としては感動的でした(^_^;

内容はコントオムニバスということで、
短いコントがいくつか続くのですけれど
それぞれが微妙に繋がっていて面白かったです。
で、最初と最後は完全に繋がっていて
「あぁ、そおいうことか」と納得させられるのが良かったです。
しかも最後ちょっと切ないんですよね。。
今回はタイトルの「そこそこ黒の男」どおり
少しブラックな要素のある話?が多かったようです。
しかし、どれも大爆笑もできてとても楽しめました。
あとなんていうか、キラキラしていて、すごくお洒落なんです。
音楽もとてもPOPで可愛いし♪
(ちなみにCapsuleというユニットの曲でした)
もっと下ネタとかいっぱいあったり
訳分かんない笑いとか多かったらどうしよう…bb
と若干心配だったのですが全然大丈夫でした。
そいえばお客さんもお洒落な人が多いような気がしました。
なんかね、なんだか分からないけどお洒落なんですよ(笑)

池鉄さんは、登場がいきなり女装で、しかも声がアニメ声で
他にもNANA風の恰好したり、インパクトありありでした。
他の方も何役もされるので早変えとか大変そうでした。
みなさんとても上手くて、聞くところによると
アドリブに見える部分も殆ど台本通りだったらしいのですが
全然アドリブに見えてました(笑)
初めて見た人では、岩本靖輝さんがいいなぁと思いました。
なんか自然で良かったです。
あと佐藤真弓さんがめちゃ可愛かったvv
いままでPodcastで声しか聞いたこと無かったのですけど
声も可愛いけど見た目も小さくて可愛いかったです。
身体もすっごくよく動くし素敵でした☆
菅原栄二くんは相変わらず器用で個性的で良かったです。
なんか、目立ちますね、彼。
いけだしんさんはちょっと強烈過ぎました(^_^;
村上航さんは、河童が良かったです(笑)
あと、客演の伊藤明賢さん、
すっごいイケメン(笑)なのに面白いことドンドンやってくれて
思いっきりがあって良かったです。
タップも披露してくれたし。何者?!て感じ(笑)
今後正式メンバーになるそうです(笑)
でも次回公演には早速参加できないそうです(^_^;

100分の予定が120分超えちゃってましたけど
長さは感じませんでした。
今回この舞台の後にもうひとつ別の舞台の予定を入れてしまって
余韻に浸れなかったのが残念でした。
見終わった後もずっと頭に残っている感じがして
まだまだ観ていたかったです。

次回公演は来年の秋頃、東京のみ決まっているそうですが
ぜひぜひ大阪公演もやって欲しいです!
あとDVDとかも出して欲しい…
もしくはシアテレさん、放送宜しくです!