松雪泰子【サリー・ボウルズ/キット・カット・クラブの歌姫】
阿部サダヲ さん、【MC/キット・カット・クラブの司会者】
森山未來 【クリフォード・ブラッドショー/アメリカ人作家】
秋山菜津子 【シュナイダー/下宿屋の女主人】
小松和重 【シュルツ/ユダヤ人果実商】
村杉蝉之介 【エルンスト/ナチスの政党員】
平岩 紙 【コスト/シュナイダーの下宿に住む若い娘】
1929年、ナチス台頭前夜のベルリン。
キャバレー、キット・カット・クラブでは、
毎夜毎夜、退廃的なショート、
刹那的な恋の駆け引きが繰り広げられている。
妖しい魅力でお客を惹きつけるMC[司会者](阿部)。
そしてショーの花形、歌姫サリー・ボウルズ(松雪)。
ここは、日ごろの憂さを忘れられるバラ色の場所。
大晦日の晩、アメリカから到着したばかりの、
駆け出しの作家クリフ(森山)は、
たちまちサリーと恋に落ち、一緒に暮らし始める。
彼らが暮らす下宿の女主人シュナイダー(秋山)は、
長年女一人で生きてきたが、
心優しいユダヤ人の果物商シュルツ(小松)と
結婚することを決意。
しかし迫りくるナチスの脅威に、
結婚を断念せざるをえなくなる。
希望溢れていたサリーとクリフにも、
ナチズムの足音は高く聞こえ始め、
そしてついに、キット・カット・クラブにも…
(公式サイトより)
映画も観てないし予習もしなかったので
まったくストーリーなど知らずに観たのですが
思っていたのと全然違う話で驚きました。
キャバレー内で起こるできごとの話というか
松雪さん演じる歌姫のサクセスストーリー的なものかなと
思っていたので…
舞台もベルリンとかじゃなくて
アメリカとかそんなトコの話だと思っていました(^_^;
なのでなぜこれが「キャバレー」というタイトルなのか
ちょっと疑問です。
主役もサリーとクリフのようでそんなに目立ってないし。
どっちかというと
シュナイダーさんとシュルツさんの方が重大ですしね。
あのチラシやポスターの
かなり個性的な毒々しいイラスト(すごく好き)と
松尾さんが演出をするということで想像(期待)した
おどろおどろしさ?みたいなものも
そんなに感じられなくて…
面白くなかったということは無いですが
なんかちょっと残念な感じでした。。
客いじりも結構あって面白かったです。
最前列中央の人は阿部さんにも小松さんにもいじられて
ちょっと羨ましかったです(笑)
最後もすごくあっさりしていて
「え?これで終わり?」みたいな(^_^;
んーーーー
その時代の背景とか色々知って観ると
また違うのかなぁ〜とも思います。
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