隕石少年トースター第6回公演
『パペット・オン・ザ・パニック』

作・演出/ 山内直哉
出演/関敬 永井悠造 福田真美
   千歳晶子 辻千香
   太田浩司(未来探偵社)
   ともさかけん(Giant Grammy)

2007年1月28日(日)13:00開演
大阪/ in→dependent theatre 2nd

とある市民劇場。
今日は子供文化フェスティバルの日。
手品やヒーローショー、そして人形劇など
様々な子供向けステージイベントを予定している。
プロデューサーの小坂(太田)は、このイベントが成功しないと
どこかへ飛ばされることになっていて焦っている。
会議室では弱小地元劇団の稽古が始まろうとしている。
が、主宰で作演の野本(ともさか)は3日後に迫った公演の
脚本が書けずに苦しんでいる。
そこにやってくる劇団員、光永(永井)
脚本が出来てないことが分かると、
もうひとりの劇団員、北村(辻)がパニックを起こして
この芝居から降りると言いかねないので
少しでも書くよう野本を急かすがなかなか進まない。
そこへ飛び込んでくる1人の男。
滝口(関)と名乗るこの男は、
野本らの劇団のオーディションを受けにきたと言うが
どうも挙動が怪しい。
そこへ、慌てた様子で飛び込んでくる小坂。
なんと、今日出演予定の人形劇団員が、
直前に食べたお弁当にアたって
全員ダウンしてしまったというのだ。
唯一動ける演出の安原(千歳)も、点滴をしたままでふらふら状態。
このままでは人形劇は上演出来ず、
子供文化フェスティバルは失敗に終わってしまう。
そしたら小坂は首。
代わりに敏腕の男が帰ってくることになっているが
この男は地元劇団などに厳しく、
今までのように自由に稽古場を借りたりはできなくなってしまい
安原や野本らも困ることに。
そこで、野本らと安原の付き添いの看護師、森居(福田)も手伝って
なんとか人形劇を上演しようとするのだが。。
人形劇の台詞を入れたテープが無くなったり
あまりにグロい話の内容に、子供の母親である森居が反対し
芝居を妨害しようとしたり
アクシデントに次ぐアクシデント。
果たして無事人形劇は上演されるのだろうか。
そして野本の脚本は上がるのか。

劇場のチラシに載っていて、
フライヤーのデザインがあまりにも可愛くて
全然知らない劇団だけれど観に行くことにしちゃいました☆

で、、、
行って良かったです♪
すごく分かりやすいお話なのですが
いっぱい笑えて、最後はちょっとホッともして
とても楽しかったです。
役者さんもみな上手いし、
もっと話題にあがっててもいいのになぁ〜と思いました。
この作品の前に上演した作品で賞を取って
大阪の他に神戸の新神戸オリエンタル劇場でも上演されたそうですが
あの広い劇場で演るには…どおだろう?
とは思ったのですが(^_^;
あとラストはもちょっと違ってても良かったかなと思います。
最終的にできた脚本、というのがイマイチだったので。。

今回、男のお客さんが多かったのは意外でした。
真ん中の一番前なんて、ずらり男子が並んでてビックリです(笑)
お友達とかだったのかもしれないけど。
それか出演者の女優さんのファン?とか?(^_^;
千歳さんとか声可愛かったですしね。
それもありうるかも(笑)
あと、開演時間を過ぎても来ないお客さんが10人以上いて
それを理由に開演が遅れたのにもびっくりでした(^_^;
そりゃあのキャパで10人以上来てないのは大きいかもだけど
時間通り来ているお客さんを優先してよ〜て感じ。
その時間を利用しての物販の宣伝も
まったくライトの当たってないとこでやるもんだから
顔、全然見えなかったし。。。
あれが作・演の山内さんだったのかなぁ〜
そう、この劇団の作演をやられてる方、
山内直哉さんて言うんですよね。
誰かさんをすごく思い出させる名前ですよね(^_^;

何はともあれ
次回作も行けたらぜひ行ってみたいと思っています。