スクリーンシアター&トークセッション
『阿佐ヶ谷スパイダース/少女とガソリン』

出演/長塚圭史 中山祐一朗 伊達暁

2008年8月30日(土)13:00開演
名古屋/テレピアホール

名古屋であった、阿佐ヶ谷スパイダース去年の本公演
「少女とガソリン」の上映会と阿佐スパメンバーによるトークショー
に行ってきました。
名古屋は初めてでしたが、阿佐スパメンバー3人揃ってトークなんて
珍しいし、少女とガソリンの映像も初出しってことで
これは行かねばなるまいっっと思いました(笑)

テレピアホールは東海テレビのホール?で
後ろの方は固定の椅子だけれど前の方は可動式で
並べ方によっていろんな人数に対応できるって感じの
なかなか新しくて綺麗なホールでした。
スクリーンも結構大きいのが据え付けでステージも広くて
色んなイベントに対応できそうだなーと思いました。

まずは上映会。
時間が来たらそのまますぐ始まるのかと思ったら
場内が暗くなって音楽がなりライトがビカビカしたり
「おーさすがテレビ局のイベントは違うね」と思いました(笑)
で、今回の司会進行の女子アナさん登場。
まだ若そうな(笑)可愛らしい女性でした。
が、いきなり挨拶からカンペってかメモ見ながら喋るので
ちょっとガッカリでした。。
本職なんだしそのくらい覚えて来て欲しいかなーみたいな。
トークショーへの若干の不安を抱きつつ上映会へ。

去年、私はこの作品を東京・下北沢のスズナリに観に行って
その何とも言えない空気感というか雰囲気を感じられて
とても思い入れがある作品だったので
もう一度観られて嬉しかったです。
ただ、初めての映像だったからか、ちょっと物足りなさも感じました。
みんなでいきなり歌い出すシーンとか
劇場で観た時はすっごく熱くて盛り上がったのですけど
映像だとみんなやっぱちょっと引いて観てる感じで(^_^;
笑うシーンもあんまり笑ってなかったり
どーしても温度差みたいなものを感じてしまいました。

あと、上映中に出入りする人の多いこと!
ここのホール、ロビーから扉一枚だけですぐホールなんですが
開演前からお友達と
「これ、始まったら遅れて来た人とかどこから入るんだろね」
って話してたんです。
で、3枚ある扉のうち1枚に、黒いカーテンが掛けてあって
あぁ、ここから出入りするんだな、と思ってたんですが・・・
みんな思いっきりそこじゃない扉から出入りするもんだから
いちいちロビーの明かりが入ってきて集中できない(>_<)っっ
内容がグロかったりするんで途中退場する人いてもおかしくないと思うんだけど
戻ってくるんだよねー(怒)
なんかその緊張感の無さにもちょっとムカッでした。
係の人扉の前に立って誘導してよっって感じです。

しかしそんなこんなありつつもやはり面白くて
1年ぶりに見ることができて良かったです。
まことさんがある動作うまくいかなくてやり直してて
あーこんなの記録に残っちゃって可哀想(笑)とか思えたし
できればシアテレで放送して欲しいです。

20分間の休憩を挟んで次はトークショーです。
司会のお姉さんというかお嬢さん(たしか三浦さん)、
いきなり呼び込みから中山さんの名前出てこなくなってカンペ見てるし、、、
普段お芝居なんか観ないみたいで、
阿佐スパも初体験ってことで、
一般視聴者の立場に立った、なかなか新鮮な感想述べられてましたが(^_^;
でも、やっぱ司会なんだし、もちょっと勉強してくるべきなんじゃないかな
と思いました。
結構人の話も聞いて無くてトンチンカンな反応したり
どんな答えにも「なるほどー」とか言ってるんだけど
なんか分かって無さそうだったり
途中から長塚さんとかいちいち突っ込み入れてて
それはそれで楽しそうではあったんですけど
やっぱりちょっとなんだかなーと思ってしまいました。
前に福岡であった同じようなイベントでも思いましたけど
やっぱ司会って重要ですね。
前は新聞社の人か何かでいまいちで
テレビのアナウンサーとかなら良かったのにと思ったけど
これもイマイチでbb
今はラジオパーソナリティーとかがいいかも
と思っています(笑)
HFMとか主催やらないかなー

お三方はどんな質問にもとても真摯に答えてくれてましたvv
中山さんと伊達さん、特に伊達さんが普通に喋ってるトコって
あんまりってかたぶん初めて見たので新鮮でしたw
なんとなく無口なイメージあったのですけど
思ったよりたくさん喋ってくれて嬉しかったです。
ただ困ると長塚さんの方をチラ見して「俺を見るなっっ」て言われたり
ひとりが言ったことに誰かがツッ込むとかは絶妙で
流石だなと思いました。
「他の人の作品に出ることも多いけれど、阿佐スパに戻って思うことはありますか?」
みたいな質問に
「こいつがどー動くかとか自然と分かるから早い」
みたいなことを言われてて
チームワークの良さみたいのを感じれて嬉しかったです。

中山さんは一番自然体(笑)で
喋り方も全然畏まって無くてすげーって思ったし(笑)
椅子が、お店のカウンター席のような丸くてクルクル回るやつで、
ずっとクルクルしていて長塚さんに「ちょ、止まれ!」て言われてました(笑)
髪型もみなさん作ってない感じってか何にも付けたりしてない感じで
自然だなーっと思いました(笑)

後半はお客さんからの質問コーナーもありました。
わたし的には軽めの質問でポンポンポンって行くかなと思ってたら
司会の人よりしっかりした質問もあり(^_^;
けどこちらもひとつひとつにきちんと答えてくれて
時間ばっか気にする司会を余所に
定員オーバー?な人の質問も受け付けてくれて
ホント嬉しかったです。
「僕らこのために来てるんですからっっ」
と言ってくれた長塚さんに拍手♪
挙手制だったから私は上げなかったけど
自分だった何聞くかなーと考えはしました(笑)
「少女とガソリン」には、いい歳したおじさん達が
ミューズと崇めるアイドルが登場するのですけど
「皆さんのアイドル、ミューズは誰でしたか?」
とか聞いてみたかったかも。軽めに(笑)
他の作品の質問する人もいたのですけど
ファンばかりが来ている訳じゃないのでそれはどーかなー
とは思いました。
私は嬉しいですけどね。
「暴走する男たちシリーズをまたやることはあるか?」
の質問に
「役者はみんなやりたいと思うと思うけど圭史が嫌がるだろう」
とは中山さん談。
みんな、「俺を見て」みたくなってめんどくさいんだとか(笑)
けど、きっとまたやりたくなるだろうってことでした♪
あと、たぶん前作の再演があるっぽいですvv
おそらく「はたらくおとこ」かなぁって感じでしたが
私は「日本の女」の方が観たいです。
生で観てないってのもあるけれど、「はたらくおとこ」は
前回ので結構もう完成されてる気がするから。
どちらにしても楽しみですけど。

質問コーナーで終わりかと思いきや
プレゼントコーナーまでありました。
公演ポスターに出演者のみなさん(?)のらくがき(笑)が入ったものと
サイン入りパンフと
先日発売された常磐響さんて人とのコラボTシャツで
(3人も私服の下?に着てました)
チケットの半券での抽選でした。私は当たりませんでしたけど。
最初Tシャツにはサインが入って無くて
これは「サインが入ったら着れないんじゃないか」ていう
長塚さん達の配慮だったらしいのですが
結局はみんなサイン付を希望(って当たり前ですよね)
その場で書かなきゃいけなくてここでも結構時間取ってました。
でもその時雑談みたく話してたお話がわりと面白かったです(笑)
サインも、それぞれどこに(表か裏か)入れるかとか
細かく希望を聞いてあげてて
なんかやたら優しいなーと思いました(*^_^*)
司会の人も言ってましたけど
みなさん紳士で素敵だったです☆

中山さんと伊達さんにはこの後また公演ですぐまた会えるけど
長塚さんは当分お顔見れなくなるので
もっともっといっぱいお話聞きたかったです。

と思ってたら、なんと終演後に
中山さんだけだけど、ロビーに出てこられて物販に立たれてたそうです。
んで買い物しなくても握手とか、写真まで応じてくださったそうです。
私たちは時間も無かったんでさっさと出てしまったので
「えぇぇぇ!!」て感じです(^_^;
もっとアンケートとか書いてゆっくりしてけば良かったな。

でも、その後、観劇ともさん達と阿佐スパや長塚作品や他のお芝居の話も
いろいろできて楽しかったです。