精華演劇祭vol.10 
売込隊ビーム
『刻むルール』

作・演出/横山拓也
出演/山田かつろう 三谷恭子
   梅本真里恵 宮都謹次
   小山茜 西田和輝
   杉森大祐 草野憲大
   丸山英彦(デス電所)
   ともさかけん(GiantGrammy)
   山浦徹(化石オートバイ)

2008年7月21日(祝)13:00開演
大阪/精華小劇場

宅配トラックが
はねたダンボールには、
中学生が入っていた。

ドライバーは逃げた。
目撃者は、作家志望の山坂琢巳(ニートの妻帯者)と
何年も前から自宅の庭に穴を掘る男。
亡くなった中学生の母親は
自分が息子を殺してしまったんだと言ってきかない。
一方、逃げた宅配ドライバーがかくまってもらったのは、
腐った海の二人の漁師だった。
事情を知った漁師たち。
ほどなくしてドライバーと漁師たちは、
ある人物を捜す旅に出た。
疑うには理由があった。
疑われるにも理由があった。
そして、この事故には裏があった。
山坂琢巳の苦労のはじまり。
誰を疑う? 何を疑う?

パンフレットより。

前回の「最前線にて待機」から1ヶ月程度
前回は再演ではあったものの
かなりハイペースで活動されています。
意欲的で良いなと思います。
観る方も大変ですけど(笑)

その「最前線にて待機」が良かったから
今回もチケット取ったわけですが、、、

うーん、正直今作はかなりキツかったです(>_<)

横山さん、どーも最近シリアスなのがやりたいみたいなんですが、
ちょっと無理があるような気がします。
役者さん的にも、、bb
似合わないといいますか。。。
話は、そんな面白くないことも無いと思うんですけど
なんだろなー
やっぱ「無理がある」てか「無理してる」て思っちゃいました。
シリアス話はやはり演技力、必要ですね。て思いました。
かなり偉そうですけどbb

こーいう話は余所に任せて
もっと違った感じのがいいなぁと思います。
もしくは、他の劇団とかプロデュース公演みたくしてやるとか。
なんか、売込隊とは違う気がするのです。
ってそんなに色々観てるわけでは無いので
ホントはこーいう作品が多いのかもしれないですけど。

ちょっとミステリアスで
けど笑いもあって
最後はなんとなくほのぼのする
ってイメージなんですよね。

前回の「コクジンのブラウス」も嫌な話でしたけど
まだあっちのが面白かったなぁ。。

今回、東京大阪で3日で5作品も観劇して
その最後で疲れてたってのもあるかもしれないのですが。

で、座ってるのも辛くなってきて
眠気も襲ってきたりして
かなりキツい状態で、、、
眠気覚ましにのど飴でも食べよう、としてたら
隣の席の人(女子)に「すみません、音立てないでください」
て怒られてしまいました。。
たしかに静かなシーンばかりで
けど、一応音楽とか台詞とか音鳴ってる時にって思ってたし
長い間ガサゴソやってたつもりも無いのだけど。
なんか、フツーな感じのおとなしそうな女子だったので
めちゃ意外で予想外でビックリし
そしてかなり凹みました。。

あーいう時って、注意したい側になる時も多いけど
その声の方が煩いんじゃ、、て思って
なかなか言えなかったりするじゃないですか。
だから、はっきり言えちゃうってのにもビックリだし
そんな神経質にならなくてもってちょっと怖かったです(T_T)

まぁこちらが悪いんでしょうけど。
けど、本気咳とか出てたらどーなってたんだ
て思うと益々怖いです(>_<)

それでも眠気は完璧には払えなかったんですけどねbb

うーん。。。

今回も終演後の300秒ショーはあって
千秋楽の今日は次回公演の予告編でした。
今回のとは180度ガラリと違ったおバカ話になるそうです。
みなさん着ぐるみでw

なかなか幅広い劇団だと思います(笑)

しかし、自業自得な部分含め
あまり良い気のしない公演だったので
次回観に行くかどうかは分かりません。。

なんか残念ですけど。

ただ、チラシの束に超気になってた公演のチラシ発見!
8月末のギュウギュウのスケジュールの中ですが
これはぜひ行きたいなーって思ってます。
※一応売込関連ですw