大喜利猿 『等』

出演/小林賢太郎(ラーメンズ)
   升野英知(バカリズム)

2008年5月12日(月)19:00開演
大阪/メルパルクホール

初めての大喜利猿。
名前は聞いたことあったけど、
いったいどんな事をするのかも知らないまま
ついチケットを取ってしまいました(^_^;
最近、ハマってるんです。小林賢太郎さんに(笑)

メルパルクホールも初めて。
いつも新幹線から見えてて、近くていいなと思っていたのですが
ホントに近くて分かりやすい場所で良かったです。
少し早く着いたので近くをウロウロしてみたのですが
オフィス街ででっかいビルいっぱいで何か都会な感じ(笑)
けど本屋さんが見つけられなくて残念。
あってもいいんですけどね〜
18時くらいだったのですけど
サラリーマン&OL風な人達がたくさんビルから出てきていて
もしかしてみんなもう仕事終わったのかなぁ
と思うと羨ましかったです(^_^;

ホールへはビルの外に付いてる階段から入るのですが
開場時間には結構な行列ができていて
階段からホテルの入口前?に列が延びていて邪魔ぽかったです。
もうちょっと上手く並べられないのかなぁ〜て感じ
しかも、階段の上まで上ったら
「ここからは列を崩してもいいですから」
とか言われて
けど入口は2箇所しかなく
なんか意味分かりませんでした。
指定席だしそんな早く入る必要は無いのだけど
せっかく並んでるのに追い越されるのは気分良くないです。

ホールは八角形でなんとなく変わってました。
ロビーが結構薄暗く、物販とかしてたのかは不明。
入場時にバカリズムグッズ?のチラシは貰いましたが…

私は今回2列目のセンターブロック下手側。
ステージにとても近いので
賢太郎さんをしっかりガン見する気満々でした(笑)

ステージには上手と下手に机と椅子が1つずつ。
机には色んな色のマジックの刺さったペン立て。
それぞれの机に向けてハンディカメラがセットされ
中央には大きなスクリーン。
ただそれだけ。
なんともシンプルです。

開演時間になりお二人登場
音楽も何も無し。
そのまま席に着くとおもむろにスクリーンに問題が。
…前置きとか何も無いんですね(^_^;

芝居ではなくコントでもなく
スクリーンに映しだされる問題に次々答えていくという
まさに大喜利?
初めての感じで最初は戸惑いましたがすぐハマりました。

答えをフリップに書くコバザル(小林)とヒデザル(升野)
答えができると「ウキッ」と一言
スクリーンの画面が答える人の映像に変わり
それぞれフリップを前に出して答える、という流れです。
この「ウキッ」ていう声が小さくて、
最初何て言ってるのか分かりませんでした。
気付いてから、「あーそれで猿?」みたいな(^_^;
初心者向けでは無いのかもしれないて感じ(笑)

その、書いてる間とかも音楽とかナシだし
一生懸命書いていて会話とかもナシ。
出来上がるまでの間、客席はしーん。とただ待ってる。
問題を読み上げる女性が噛んでもスルー(笑)
お互いの答えにもそんなに反応しない。
なんともシュールだな、と思いました(笑)

とても静かなので、
マジックで色を塗ってる音とかもかなり響いて
それで笑いが起きたりしてました。
もうその待ってる「間」がおかしくておかしくて(笑)

ヒデザルさんは書きながら自分の答えに吹き出したりして
「先に自分で笑うなよー」とか思っちゃいました(笑)

書く問題だけでなく
『言葉のキャッチボール』と題して
いくつかの言葉がスクリーンに映し出されて、
その中から2つ選び最初と最後にその言葉を使うように、
会話で間を埋める、とか
(これはイマイチ成功してなかった気がする。。)

先日あった北海道公演のオフ時?に撮られた映像
(コバザルさん→ヒデザルさんへの抜き打ち大喜利)
などもありました。

基本、ヒデザルさんが下手、コバザルさんが上手で
私の席は下手側だったのでヒデザルさんのが近かったのですが
キャッチボールの時はコバザルさんが下手に来てくれて
とても近くてワクワクしました(笑)

今回コバザルさんはとても楽しそうで
結構ニコニコしてて嬉しかったです。
笑顔、可愛いです(笑)

問題はかなりたくさんあって、面白い答えもたくさんあったのですが

『「鳴かぬなら、殺してしまえホトトギス」の他に信長が詠んだ
 他の動物の出てくる句』
という問題に対するコバザルさんの答え
『脱皮、脱がぬなら、剥いちゃえ、ヘビ』
て感じのやつとか、

『若手人気力士の「まわし王子」、女性がトキメク瞬間は』
という問題に対するヒデザルさんの答え
『めっちゃ痩せてる。髷なんてもってのほか』
とか

『恐いの意味が違う、と却下されたお化け屋敷は』
という問題に対するヒデザルさんの答え
『無許可』
とか
コバザルさんの答え
『お化け役の人が何か嫌な咳をしている』
とかが
特に好きでした。
他にも色々面白かったのですが
終わったら忘れちゃいました(笑)
まぁこーいうのはそれでいいのかな、と思います。

答えは文字だけでなく絵で描かれてるのも多いのですが
お二人とも絵が上手で
とっさにササッと描けちゃうのが凄いなと思いました。
あと色んな答えがすぐ出てくるのもやっぱり凄いと思いました。
自分も、問題見ながら一応考えてみるんですけど(笑)
なかなかパッと思いつかないですね。

コバザルさんは2コマ漫画みたくなってるネタも多く
先日観たポツネン公演を少し思い出しました。

一旦終了してからも鳴り止まぬ拍手に
3回?4回?くらいアンコールがあって
その都度「あと1問ね」と続けてくれるので
予定よりだいぶ終了時間が延びてしまいました(^_^;
最初の終わり方がとてもあっさりしてたので
このまま終わったらホントにシュールでいいな
と思ってたので
重なるアンコール攻撃はちょっとだけ興ざめでした。
最終日で引き延ばしたい気持ちも分からないではないのですけど
2回くらいでいいんじゃないかな〜と思います。

けど全体的にはとても楽しかったです。
バカリズムというのは知らなくて升野さんは初めてだったのですが
とても面白かったです。
賢太郎さんとの、でっかいちっちゃいコンビも良かったです(笑)

またそのうちやりたいと言われていたので
次回も是非行きたいなと思いました。

本日の苦情(^_^;
後ろの席の男性が、答えに対してツッコミを入れるのですが
どーも的はずれといいますか、、、
いや、そんなのどーでもいいし、みたいな感じで
いちいち声出して言うなよーって感じでした。
あと、後方真ん中ら辺りの席(たぶん)の女性
もうもんのすごく声がでかくて
笑い方も「ひゃひゃひゃひゃひゃ」みたいな
なんかドン退きでした。。
笑うなとは言わないけどもうちょっと空気読めって感じ。
先に大声でゲラ笑いされちゃうと醒めますよね。。
あと、アンコールの時とか
コバザルさんが考えてる時に
「がんばってー」とかいう黄色い声も。。。
なんかちょっと違うぞ、という感じでした。

シュールなイベントなんだから客席もシュールな感じがいいな
ってシュールの意味違うかもだけど…(^_^;

帰りのタクシーの運転手さんが、ずーっっと咳をしていて
↑のお化け屋敷ネタを思い出しました(笑)
運転恐いよっって感じだったです(^_^;