舞台版 『大奥』

原案/フジテレビ系ドラマ「大奥」より
脚本/浅野妙子
演出/林徹(フジテレビ)
劇化演出/吉村ゆう
音楽/石田勝範
出演/浅野ゆう子 安達祐実
   中山忍 金子昇 松尾れい子
   鷲尾真知子 山口香緒里 久保田磨希
   羽場裕一 江波杏子  他

2008年6月7日(土)13:00開演
広島/広島厚生年金会館

大奥…そこは将軍・徳川家を支える女たちが住まう場所

将軍家の血筋を絶やさぬよう、
さまざまな陰謀、愛憎、嫉妬、裏切りが渦巻くところ。
ある人は大奥を「女の牢獄」と呼んだ…。

時はペリー来航により開国を迫られる江戸時代末期。
外交問題などで対立が深刻化した朝廷と幕府を融合させるために、
孝明天皇の妹、皇女・和宮(安達)が14代将軍・家茂(金子)に降嫁することになった。
大奥に入っても京風を貫こうとする和宮が大奥に馴染むはずはなく、
家茂の実母・実成院(江波)との対立は決定的に。
そこにやってきたのは、かつての総取締・瀧山(浅野)。
再び大奥を仕切るために瀧山は、和宮、実成院と対立しつつ、
その存在感を増していく。
しかし、そんな女たちを吹き飛ばすかのように、
時代は大きく変貌を遂げようとしていた。

ドラマもそんなにちゃんと観ていないのに(^_^;
観てきましたよ「舞台版・大奥」
当初、実は特に興味は無かったのですが、
某巨大掲示板で珍しく大絶賛で
広島でも土日にやるということで
ちょっと行ってみることにしました。
ちょっと行ってみるにはチケ代めちゃ高でしたがbb
それでも1階1列目ど真ん中ってな席で観れたので
まぁ良かったかなとは思います。

ストーリーは↑て感じでは無かった気もするのですが
結構時代が早く進むので
あんまり付いて行けて無かったかも(^_^;
やはり長い話をキュッてしてあるので
私にはちょっと物足りませんでした。。

あと時代物はやはり歴史とかちゃんと解って観た方がいいですね。
誰が誰やらって感じだしbb
今、大河ドラマ「篤姫」もなんとなく観ていて
瀧山とか家定とか家茂とか
あーなんかこれ被ってる?て感じで
あれでもキャラ違うなぁーとか
そんな程度でだめだなぁ〜と思いました(^_^;

浅野ゆう子さんは、
さすがに主役だけに貫禄で
お着物も何度も着替えられていて凄かったです。
カーテンコールで投げキッスされてました(笑)

安達祐実ちゃんは
ただただ可愛かったです(笑)
いや演技ももちろん良かったのですが
役も可愛かったし
とにかく「可愛い」印象でした。

中山忍さんは
ちょっと役が合ってない感じもしました(^_^;
もちょっと貫禄あるといいのになぁて感じ。
けどもしかしてそういう人物なのでしょうか。

江波杏子さんは
これまたさすがの貫禄でした。
なんか貫禄の話ばっかしてますけど(^_^;
けど、迫力とか大事かなと(笑)
カーテンコールでこちらも投げキッス、
してくださいました(笑)

鷲尾真知子さん、山口香緒里さん、久保田磨希さん演じる
T大奥スリーアミーゴスUは、
テレビのまんまで素晴らしかったです(笑)
地元ネタを盛り込んだ、お客さんとのやりとりも楽しかったし
彼女らあっての「大奥」だな、と思いました。

煌びやかな衣装とか
テレビそのまんまの音楽とか
トキメキ要素も沢山あったのですけど
メインキャストが出てきたり
何かキメって時に起こる拍手とか
やたら暗転するとことか
どーも違うなって違和感感じちゃったのは残念でした。
暗転とか劇中の拍手とか、あんまり多いと
集中できないんですよね(^_^;

けど、周りのおばさま達(笑)は
「すばらしかったわねーvv」
と言いながら帰ってたので
私に合わなかっただけなんだな、と思います。
まぁでも、普段観ないタイプの作品見れて
良かったなとは思います。

あと、話が松下由樹さんの出てた時のだったら
もっとドロドロして派手で良かったかも
とも思います。
松下さんと高島礼子さんと北村一輝さんが出たら
絶対また行っちゃうんだけどな(笑)