K.K.P.#6
『 TRIUMPH 』

作・演出/小林賢太郎
出演/YUSHI 犬飼若博
    森谷ふみ 小林賢太郎

2008年9月14日(日)14:00開演
神戸/ 新神戸オリエンタル劇場

何の不自由もなくただボーっと生きてきたカフカ(小林)は
ある日、魔法使いの使いと名乗る男(犬飼)に
魔法使いの館に連れてこられる。
そこには、もうすぐ消えてしまう魔法使い(YUSHI)と
もう一人の使用人(森谷)が待っていた。
魔法使いが消えてしまうと使用人達も消えてしまう。
そこで、カフカに替わりに魔法使いになってくれというのだ。
そんなことは出来ないと断るカフカだが、結局は嫌々ながら引き受ける。
タイムリミットは3日。
何をするのものんびりなカフカは、果たして魔法使いになれるのか?

楽しみにしていたKKP。
今年は賢太郎さん関連の舞台にたくさん行くことができて嬉しいです。
結構ハマってます(笑)
去年の「テイクオフ」がとても良かったので、
今回もとても期待していました。
劇場に入ると、ちょっと古い外国の劇場風飾り付け(分かりにくいbb)
この新神戸オリエンタル劇場にとても似合った雰囲気です。
今回の席は2階席。1階席をぐるりと囲むような形になっていて
上手側の席でちょうど舞台を右上から見下ろすような位置でした。

毎回違った雰囲気の作品を見せてくれるKKPですが
(といっても全部は観てませんがbb)
今回はマジシャンのYUSHI氏を招いての
マジックショー的な作品でした。
チラシやセットの上の方にも
「Contillusion」という言葉が書いてあり
コント×イリュージョンという新ジャンル?に挑戦
って感じでした。

で、、、
正直、どういうスタンスで観ればいいのか分からず
(演劇としてなのかコントとしてなのかショーとしてなのか)
なかなか作品に入り込めなくて
かなりビミョーな感じで観てしまいました(^_^;
笑えることは笑えるのですけど
どれも中途半端といいますか、、、

見終わった後も、どーも不完全燃焼で
もやもやしたまま劇場を後にしました。

賢太郎さんは今回、まるでハリポタみたいな衣装(笑)でしたが
なんだかお腹周りが大きいような、、、
てずっと気になってしまいました(^_^;
もしかしたら、最後にフライングがあったりして
その仕掛けを仕込んでるから太く見えるのかも?
なんて思っていたのですけど、何もありませんでした(笑)
せっかくなので(?)細くてカッコ良い賢太郎さんでいて欲しいです(笑)

犬飼さんは声が良いですね♪
汗を「魔法汁」て言い張る台詞が好きです(笑)

森谷さんは、すごく可愛らしかったです。
おかっぱで、メイドさんみたいな衣装(ロングスカート)が
かなりツボでした。

YUSHIさんはカッコ良かったです。
ほとんど言葉を発しない役でしたけど
マジックも素敵でした。

タイトルの「トライアンフ」とは「大成功」という意味だそうです。