『ウ−マン・イン・ブラック』
The Woman in Black -黒い服の女-

原作/スーザン・ヒル
脚色/スティーブン・マラトレット
演出/ロビン・ハ−フォ−ド
出演/上川隆也 斎藤晴彦

2008年7月15日(火)19:00開演
広島/広島アステールプラザ大ホール

2回目。

本当に、何度観ても面白いです♪
なんでこんなに好きなんだろ
ってくらい好きです(笑)
自分でも不思議なくらいw

今回は先日観たばかりの2回目なので
怖いということは無かったですが
ストーリーが分かっている分
「ああ、そういうことか」
という部分もあって
より深く楽しめたと思います。
最初は登場人物も誰が誰やら
って感じでしたから(^_^;

で、最後はちょっと切なかったり。
やはり、子供を亡くした母親ってのが
可哀想だなと思ってしまいます。
ちょっと「ゴーストハント」に似た話ありましたね(笑)
あの漫画の母親の霊は成仏できたけど
この舞台の母親は成仏できないままで
それも可哀想です。
いつまでこの悲しい恨みは続くのか。
ドラブロウ夫人は
自分の妹の悪霊とどのように過ごしていたんでしょうね。
あの子供部屋を見る限り
子供のことは本当に可愛がっていたんだろうし。
それでも懐かれなくて、あげく事故で死んでしまって
実の妹からは恨まれて
なんかこちらも悲しい人生です。
他人と関わらないようにしたのも
できるだけ被害を広めないようにしたのかなぁ
なんて今になって思ったり。
あまり効果は無かったようだけど。。

ホラー映画などだと
最後があやふやになって終わるのが嫌いなのですが
この終わり方はそんなに嫌では無かったです。
真相もはっきりしたし
この後こうなるのだなっていう余韻も
そんな気持ち悪い感じではないし。

カーテンコールであの人が出てくるのも
みんな結構最後まで気がつかなくて
(わりと早い段階から出てきてるんだけど)
最後ざわざわーってなって
ばーって拍手が起きるのが面白かったです。

今回、2列目ど真ん中の席ということで
ホント、より集中して観れそうで嬉しい♪
と思ってたら
前列のほとんどがおばちゃまで
これって上川氏のファンの方々?
なんだかかなりウキウキな雰囲気なんだけど、、、
ま、まさか
上川さん登場の際に
拍手したり奇声上げたりしないでよっっ
とちょっと不安になりました(^_^;

実際ほんのちょこっとありましたがbb
まぁでもそんな常識ハズレな行動はなく
みんな集中して観ていたようで良かったです。
隣の女性は一幕から爆睡でしたが(^_^;

あと、なんか「ここ笑う所?」てトコロで
笑いが起きてたのはちょっと嫌だったかも。
まぁ結構緊張感あるってか怖い話なので
なるべく和むとこでは笑っとけ
てな感じだったのかもしれないけど。
マイムの子犬でいちいち笑わなくても…
まぁ分かるんですけどね。
って何様だよって感じですけど(^_^;

それから!
咳とかやたら多いのはまぁ仕方ない!
けど、携帯鳴らす人続出っっ
なのはサイテー(>_<)っっ
特に二幕。
きっと休憩中にONにして
もっかい切るの忘れたんだろうけどけど。。
ありえません(>_<)
最後、かなり静かなシーンで流れたのは
なんだかオルゴール音みたいので
一瞬効果音かと思ったのですけどね(^_^;
もうホント勘弁して欲しいです。。

それでもカーテンコールではみんなスタンディングで
上川さんも斎藤さんも嬉しそうだったから
良かったな、とは思いました。

今回広島公演は2日あって
私が行った回はあとから招待券が出るくらいで
2階席ガラガラだったけど
また次回があった時は
ぜひまた来て欲しいなと思います。
で、今度は中ホールだったらなお良しなんですけど(笑)

あと、ラジオドラマとかでやったらいいだろなぁーとも思います。
夜中にやったら怖さ倍増(笑)