エリザベート

脚本・作詞/ミヒャエル・クンツェ
作曲/シルベスター・リーヴァイ
出演/朝海ひかる 武田真治
   高嶋政宏 村井国夫
   鈴木綜馬 浦井健治 初風諄 他

2009111()12:00 開演
大阪/梅田芸術劇場メインホール

1898年、ジュネーブ、レマン湖ほとりで、
オーストリア=ハンガリー帝国王妃エリザベートが暗殺された。
暗殺者は、イタリア人無政府主義者ルイジ・ルキーニ。
ルキーニは独房で首を吊り自殺するが、
死してもなお、黄泉の国の法廷で暗殺者ルキーニに対し
「なぜ、エリザベートを殺したのか?」と裁判長がせまる。
ルキーニは「皇后自ら望んだんだ!」と言い、
彼女の生涯について話し始めた



エリザベート:朝海ひかる
トート:武田真治
ルイジ・ルキーニ:高嶋政宏
マックス:村井国夫
フランツ・ヨーゼフ:鈴木綜馬
ルドルフ:浦井健治
ゾフィー:初風諄
マダム・ヴォルフ:伊東弘美
ルドヴィカ:春風ひとみ
シュヴァルツェンベルク侯爵:阿部裕
リヒテンシュタイン伯爵夫人:小笠原みち子
ヴィンデッシュ:河合篤子
エルマー:中山昇
グリュンネ伯爵:治田敦


初・日本版エリザベートです。
一昨年、殆ど知らないままウイーン版を観に行くという
無謀なことをした私ですが(^_^;
今回やっと日本版が観られるということで
結構楽しみにしていました。

といってもチケット代がめちゃ高いのでA席で。
それでも9000円もするからビックリです()
梅芸会員枠で取ったのでたぶんA席では一番前
2
階通路すぐ後ろの列のど真ん中で
なかなか良い席だったのではないかと思います。

ウイーン版を1回、字幕と格闘しながら観ただけのわりには
話はだいたい覚えていました。
あと曲や流れも。
けど、やっぱり、日本語の歌には多少違和感が、、、
なんか笑っちゃうんですよねー(^_^;
変な(!)動きのダンスとかbb

面白かったんですよっっ
面白いんですけど、
正直、これを何度も観たいとは思わないんです。。
かなり人気の作品で
何度もリピートする方も多いのでしょうけど
私にはその気持ちは解りませんでした。
(
好きな作品を何度でも観たい気持ちは解ります)
なんだろなー
歌、というか曲はカッコ良くて耳にも残って
いいと思うんですけどね。
話かなー
登場人物に感情移入できないのも原因かも。。

やっぱり、
長い話が短縮されていて
ささーっと流れて行っちゃう
てとこにも原因があるような気もします。
なんていうか
ストーリーに魅力を感じないのですよね。

今回、エリサベート役の朝海さんが
あんまり歌が●手でなかったのも、、、、、
うまくないというか、合って無いというか、
少女時代とかめちゃ可愛くないんですよね。。。
声が低いからかと思うのですが。
あと、低音と高音のバランスが悪いというか
どーもイマイチでした。

武田くんは頑張ってましたね()
なんか、やっぱ周りのミュージカル俳優さんとは
歌い方とか違うし
結構感情込めた歌い方で嫌いじゃないです。
力入れすぎっって思ったトコもありましたが(^_^;
ルドルフと一緒に歌う歌が特にカッコ良かったです

ルドルフの浦井くんも前に何かの作品で観たことあるのですが
思ったより声が高くてビックリでした。
このルドルフって役、結構重要な位置なイメージでしたけど
なんかあんまり出てこないし
ちょっと意外でした(^_^;
子役の子は可愛かったですvv

高嶋兄さんが出てると思って無くて
おぉと思ったのですが()
長く演られてるとのことで、
さすがに慣れているというか、楽しそうでしたね。
そーいう役だからかもですけど。
けど、前に観たウイーン版のこの役の人の方が
カッコ良かったですっていうのはここだけの話()
2
幕のはじめの歌はホント盛り上がりましたから。

休憩ありの3時間ちょい?でしたが
案外あっというまでした。
長く感じなかったと言うことは
やっぱ面白かったのかな(^_^;
うーん。。


カーテンコールは3回?
ちょっと予定調和な感じが好きじゃなかったのですが
武田くんがめちゃ愛想ふりまいてて笑えました。
めちゃ笑顔で、
手を細かくぶんぶん振って、
すっげー可愛いんだものw()
死に神なのにこんな愛想良くていいの?みたいな()
他のトートダンサー達も愛想良かったですねー


もうこれで満足かな、とも思うのですが
別キャストでも観てみたい、
という気持ちも実は出てきています。
もしかしたらもう一回くらい行っちゃうかも!?
一番安い席でいいんですけどね(^_^;
(
歌が聞き比べたいだけだから)
内野さん&一路さんのコンビのも観てみたかったです。