PARCO presents
LOVE 30 VOL.3

演出/宮田慶子
音楽/稲本響

2009712()13:00開演
大阪/シアター・ドラマシティ

人の気鋭の女性シナリオライターによるオリジナルドラマ。
3
組の男女による30分一本勝負。
3
話連続上演でお届けする珠玉のラヴストーリー。




全体的に、おっ洒落~な感じでした。
パルコだなぁて感じ()
ほのぼのしてるんだけど
さらっとし過ぎてて
なんかちょっと物足りない感もありました(^_^;
普段ドロドロな感じの多く観てるんでw()


「エアコンな夜」
 作/横田理恵
 出演/鈴木浩介 & 西田尚美

ちょっとエッチな漫画を描いている漫画家の女性(西田)
締め切りに追われて徹夜でようやく書き上げた翌朝、
頼んでいたエアコンの修理屋さん(鈴木)がやってきた。
ボロボロの状態で修理屋さんを招き入れてみると、
彼はかつての自分の親友の彼氏だった。


西田さんが別の人みたいでした(^_^;
鈴木さんはキノコ()の人ですよね?
こちらも全然感じ違ってて
というのはテンションが高くなくて落ち着いてて
なんかいい感じだったんです()
結構上手い人だったんだな、という感想(失礼)
話は可愛い感じでしたけど
ちょっと強引な気もしました(^_^;
セットもPOPで可愛かったです。


「ピアノ・レッスン」
 作/後藤法子
 出演/勝村政信 & 高岡早紀

うらぶれた電車の高架下の商店街、
いろんな小さなお店が並んでいる中にある、しけたピアノ教室。
そこでピアノを教えている男(勝村)と、
いきなり飛び込んでくるホステスの女(高岡)
ホステスの女は、なんとしてでも弾きたい曲がある、
なんとしても教えてくれ、という。
男はかつてはコンクールでは常に3
自分には才能が無いとあきらめ
ピアノ教室を開いたが客もなく
もうピアノを断念しようか
と思うほどに追い詰められた状況の中にいた。
女は二股をかけられていた彼氏の結婚式に呼ばれ
その相手がバイオリン弾くと聞き
意地でもピアノを弾いてやろうと思っていた。
教えられないという男と教えろという女
二人は駆け引きをしながらも、
ピアノレッスンに入っていく、のか。


今回の3作品の中では、これが一番好きかも。
勝村さんと高岡さんって
なんかすごく似合っててしっくりくる感じ。
高岡さんの、ちょっとハスっぱだけどキュート
勝村さんの、プライドは高いけど内向的
な役がピッタリでw
ちょっぴり切なくて、でも元気出る感じで
良い作品だったと思います。


「しゃぼん」
 作/藤本有紀
 出演/松重豊 & ともさかりえ

郊外にある、昭和のにおいのする床屋さん。
そこの床屋さんの椅子に妙齢の女性(ともさか)が座っている。
彼女と床屋の主人(松重)とのやりとりから、
二人は年は離れているがすごく親しい幼馴染であるらしい。
女は結婚前に顔剃りをしてもらいに来たと言う。

朝ドラ「ちりとてちん」の脚本書いた方ということで
一番期待していたのだけど、、、微妙でした(^_^;
なんか、松重さんとともさかさんだと年齢差もあるし、
小学生の頃から、、とかちょっと、、、bb
とこやさんでカミソリ使ったり
なんとなく艶めかしいというか()
もちょっと男の人が若いと違ったかも
松重さんもともさかさんもとても素敵で
良かったんですけどね。




各話30分くらいで間に休憩もなく、
1
時間半ほどで終了なのが残念でした。
もう2話くらい観たいかもって感じ。
この企画、今回で3回目なのですが、
2
回目のは観て無くて
1
回目は1つめちゃめちゃ泣いた話があったので
またあぁいう話が観たいなぁと
次回も期待してしまいます。
わりと若手?の作家さんが書かれてると思うので
いろんな人の作品観られるのは楽しみです。




客層は何故か年配な感じの人が多く
男の人も多かったのですが
終演後、おじさまたち()
「よかったなぁ~」と言いながら
帰っていたのが印象的でした。

あと、同じ列の何席か隣に座っていた人が
どうやら寝ちゃってたらしく
時々唸るみたいな声が聞こえてきたのには
やめてくれーーーっって感じでした(>_<)
隣の人は苦笑いって感じだったけど
静かめな話ばかりの中であれは勘弁して欲しいです。
静かめだから眠たくなるんでしょうけど。
寝るなら静かに寝てくれって感じです。