muro.3
ショートストーリーオムニバス
『算』-サン-

出演・脚本/ムロツヨシ 永野宗典 本多力

2009830日(日)17:00開演
大阪/HEP HALL

映画やテレビドラマで
ちょいちょいお顔を見ることが増えている
役者のムロツヨシさんのステージで
過去2回公演は東京のみだったので
気になりつつも観られなかったのですが
今回は大阪でもあるということで、
とても楽しみにしていました。
共演は、映画「サマータイムマシンブルース」以来のお付き合い
という、ヨーロッパ企画の永野さんと本多さん。
1回目もこの3人での公演だったそうで
再び集結って感じです。
(
ムロさんいわく、
今後も奇数回はこのメンバーで行くそうです)
今回は、3人がそれぞれ1つずつ
脚本を書いて演出もされたそうです。
三者三様の作品でどれも面白かったです。

オープニング「算」×<脚本>向田邦彦
計算の苦手な男。でもそれも実は計算?

初めての生ムロさん()
もうなんていうか、表情とかも面白くて
インパクト強すぎ()
今まで映像でしか拝見したことが無くて、
どちらかというと薄い印象だったのですが(^_^;
まさかこんな濃い方だったとは()

「バックパッカーズ・ハイ」×<脚本/演出>永野宗典
中近東?で捕虜になってしまった若者3
脱出しようとするのだが・・・

永野さん、2回目の作・演出作品
社会派?()
生きるか死ぬかの究極の場面に追い詰められると
人はこんなにハイになるのか()
緊張と緩和もあって面白かったです。

「オギャー!!!」×<脚本/演出>本多力
火事で死んでしまった3つ子の兄弟は、
来世でもまた3つ子として産まれることになった
母親の胎内での会話

本多さん初脚本&初演出
ムロさんも「よくこんな話考えつくな」
と言われてましたが
シチュエーションが面白いなと思いました。
アンケートでは一番人気だったそうです。

「小4のエース、へ」×<脚本/演出>ムロツヨシ
母親を事故で亡くしてから
感情を表に表さなくなってしまった小4のエース
少年野球チームの監督が
彼の笑顔を取り戻そうと取った行動とは
私はこの作品が一番好きでした。
ムロさんの顔芸()も面白かったし
最後ちょっとじーんとしたしw
こおいう、ちょっといい話っぽいの嫌いじゃないです。


作品もめちゃ面白かったですが、
カーテンコールが絶品に面白かったです
ムロさん喋る喋る()
カーテンコールというより、もはやトークショーでした()
笑いすぎてお腹が痛くなっちゃいました。
ホント、こんな面白い人だとは思わなかったです。
でも、「芝居が本当に好きなのよー」て言葉は印象的でした。

コント作品?なので
言葉で説明するよりは
もうこれは観てみないとって感じです。
てか、どう言葉で表現したらいいか分からないのですが(^_^;
過去作品も観てみたいなぁと思いました。
DVDとか、なんないだろうなぁ。。。

今回、ムロさんて、
ちょっと池鉄さんに似てるなと思いました。
声のトーンとか雰囲気が。
作品によっていろんな顔を見せてくれそうで
今後も注目していきたい役者さんになりました。

今度映画化されるヨーロッパ企画の作品
「曲がれ!スプーン」にもこのお三方は
「サマータイムマシンブルース」と同じ役でご出演だそうで
そちらも楽しみです