真心一座 身も心も 第三章
『流れ姉妹 たつことかつこ~獣たちの夜~

作/千葉雅子
演出/河原雅彦
出演/高橋和也(三代目ゲストレイパー)
    中村倫也(三代目ゲストラバー)
    千葉雅子  村岡希美
    坂田 聡 河原雅彦
    木野花(ゲストマザー)
  (ガヤ4人衆)
    小林顕作 政岡泰志
    伊達 暁 信川清順
   (日替わりゲスト)
    中山祐一朗

200938日(日)13:00開演
名古屋/テレピアホール

たつこ(千葉)とかつこ(村岡)は姉妹。
姉のたつこは直情型でいつも怒っている。
妹のかつこはまるで菩薩のように慈悲深く大人しい。
性格は真逆だが決して仲が悪いわけではない二人。
でもいつもすれ違い。
二人は幼い頃、母親から酷い虐待を受けていた。
そして成長した二人は母親を殺し、地中に埋めた。
はずだった。
ところが死んだはずの母親から二人に手紙が届く。
「大阪で待っている」
二人は一路大阪へ。
いよいよ大阪、というトコロで
たつこは持っていたカバンを盗まれてしまう。
窃盗犯を追うたつこ。
かつこは先に大阪へ。
またもや離ればなれになる二人。
二人は母親に会えるのか。
そしてそれぞれが出会う男たちとの運命は。。





第一章は大阪で観て
第二章は東京しかやらなくて観れなくて
第三章はまたまた地方公演があって嬉しかったです。
最初は大阪しか行くつもり無かったのだけど
ふと東海テレビのサイトを見ると
ゲストがやが中山さんになっている!
しかも、「トークイベントあり」なんて書いてあったら
そりゃ行っちゃうでしょうて感じで()
テレピアホールは最寄り駅()からも近くて
道も分かりやすくて行きやすいホールです。
演劇にはあまり向いてないと思うけど(^_^;

前もって、シアテレ録画した第二章を観たのだけど
この作品、生で観てこそ面白いんじゃないか
と思いました。
やっぱテンションというかノリというか
全然違いますね。

ステージの上にはいかにも昔の任侠映画みたい?
あやしいイラストの看板が掛かっています。
BGM
はこれまたあやしい昭和歌謡みたいのが流れてて
やっぱ千葉さんの書く芝居は昭和だね~と思う()
聞いたことある曲ない曲色々流れてたんですが
いちばんインパクトが強かったのが
曲調や歌い方はシャ乱Qみたいなんですが
歌詞が「パチンコやってる間に赤ちゃんなせた」
みたいな曲でした(^_^;
かなりビックリしました、、、
あんな曲、どっから見つけてくるんだって感じです()

開場してもしばらく席が埋まらなくて
ロビーもがらんとしていて大丈夫かな、、て感じ
なんか招待券とかも出てたみたいです。

私の周りは女子ばっかりだったけど
後ろの方にはおじさん&おばさん&子どもとかいて
なんか場違いな感じでした。
子どもとか連れてきていいような話じゃないよーっっっ

いよいよ開演か、と思われたのですが
舞台上には演出の河原さんとガヤ衆から小林顕作さんが
グッズのTシャツを着て登場。
???」と思っていると、
今回、三章にして初めて名古屋で公演することになって
単体でも楽しめるけれど、コレ知ってたらより楽しめるよ
ってことで前説をしてくれました。
これが結構細かくて、今回の話もちょい話したりして
そこまで言っちゃっていいの?て感じでしたが(^_^;
なかなか面白かったです。
途中、遅れてお客さんが入って来るたびに
「いらっしゃいませー」て言ってるから
全然話進まないし(^_^;
それにしても、遅れてくる人多かったなー
昼公演なのに。
前説あって良かったね。
ここのホール、ロビーとホールの扉が1枚しかないから
途中でドア開けられるとモロ光が入って嫌なんですよね。。


そしてやっと本編スタート。

今回も濃くて、熱くて楽しかったです。
(
?それだけ?)
すごく楽しくて大好きなのだけど
感想をいうのが何故か難しいです(^_^;
スピード感があってテンポ良くて
ぐいぐい引っ張られるように観ることができました。


高橋和也さん。
懐かしいです()
根っから「熱い」男のようですw
男組の時、楽器弾いてたか覚えてないのですが
劇中のギターは弾いて無さそうでした(^_^;
レイパーといっても、ただ非道に犯すのではなく
どーしようもなくなって、、、てトコが切ないです。

中村倫也くん。
河原さん曰く「味噌煮込みうどんは食べなさそう」()
すごく可愛かったですw
キャラが変わるところが自然で良かった。
前に観た「悪夢のエレベーター」の時と印象違いました。
ラストのたつことのシーンには
かなりきゅんvvとしちゃいました()

千葉雅子さん。
大好きです。千葉さんもたつこも。
めちゃ可愛かったです

村岡希美さん。
終演後、パンフ売ってました。座長なのに()
あいかわらず綺麗でした。
けどかつこはあんまり好きじゃありません。。
あんな何でも受け入れちゃう人は駄目だよって思う。うん()

坂田聡さん。
谷村はいったいどうなってしまうのでしょう()
なんかどんどん役柄が変わっていくような、、、
ラストされちゃうしbb
でも千葉さん今後の展開とか考えて無さそう(^_^;

河原雅彦さん。
末次はいったい何を企んでいるのでしょうか。
これも実はまだあんまり考えて無さそうですが(^_^;
とにかく気になります。

木野花さん。
今まで死んだとされていた、たつことかつこの母親。
この芝居に木野さんが出ると聞いても全然違和感ありませんでした。
むしろあれ?出てなかったんだっけ?て感じ()
ゲストマザーってことで
今後、毎回違った方が母親役をやるのでしょうか(^_^;

小林顕作さん
政岡泰志さん
伊達暁さん
信川清順さん
ガヤ四人衆。
毎回すんごい早変えで。
さっき出てたと思ったら次の瞬間には違う役。
ホントすごいと思います。
今回も伊達ちんの女役が見られて良かったです
前見たおさげも可愛かったけど
今回の髪型も可愛かったvv
なんかめちゃめちゃ似合うのが不思議です()
政岡さんは広島出身だとか。
ちょっと親近感()
小林さんは、カーテンコールで河原さんに
「唯一の名古屋出身」と嘘紹介されて
動揺してるのが楽しかったです()
Tシャツ部とかで、終演後、信川さんとTシャツ売ってました。

中山祐一朗さん。
かわいかったvv
前説の時にもちょこっと登場されたのですが
くるくるパーマで「うわっなにその髪型?!」て思ったのですが(^_^;
自前で用意したズラだったそうです()
なんかちょっとふっくらして見えました(^_^;

中山さんのやった役は日替わりなので
同じ役を粟根さんや山内僧正がやるのか、と思うと笑えますw
粟根さんの子牛、見たかったな()

あと今回のお話は大阪がメインなので
大阪公演とても楽しみです
大阪は第一章やってるけど、また前説あるかな。


たつことかつこの今後も、
どうなっていくんだろうってとても気になります。
是非第四章も地方公演やって欲しいです。


っとそうそう!
肝心の「トークイベント」って結局無かったんですよっっ
前説がやたら長いから、途中から
「もしかしてこれが???」て思ってたんですが
前説は札幌でもあったらしいし、
カーテンコールでのお喋りも少し長めで
結局これ?とも思ったのですが
東京でも長かったことあったみたいで、、、
たしかに東海テレビのサイトには「ミニトークイベント付」
て書いてあったんですけどねー
まぁ楽しかったからいいんですけど。
でもちょっと残念。。