はじまりは歌。
歌手(米良)が「メッキ・メッサーのモリタート」を歌っている。
歌のモデルは色男の悪党、盗賊団の親分であるメッキ(三上)だ。
彼は“乞食商会”の社長ピーチャム(デーモン)の一人娘
ポリー(安倍)をたらしこみ、
親に内緒で結婚式を挙げてしまう。
メッキとは持ちつもたれつの警視総監ブラウン(田口)は
二人を祝福するが、
収まらないのはピーチャム夫妻(デーモン&松田)。
大事な商品である娘をさらわれまいと、
ポリーに別れるよう説得するが、娘は耳を貸さない。
そこで夫妻は警察を利用し、メッキを逮捕させる計画を立てる。
危険を察知して身を隠すメッキ。
だが、かつて情婦だった娼婦のジェニー(秋山)に裏切られ、
あえなくお縄に。
牢獄ではメッキの恋人の一人でブラウンの娘ルーシー(明星)と、
ポリーが鉢合わせして大喧嘩に。
メッキは隙を突いて牢獄から逃亡するが…。
めちゃテンション高かったです。
てかなんだろう
妖しくて卑猥でカラフルで
非日常って感じが素敵でした♪
最初、歌の歌詞がよく聞き取れなくて、
何が起きてるのかイマイチ分からなかったのですけど
見ている内になんとなくだけど分かってきて
どんどん引き込まれて行きました。
前に観た「ベガーズ・オペラ」と話被ってるし
ってかどっちが元ネタなんですよね?たしか(^_^;
宮本亜門さんの演出作品を観るのは3作目だけれど
なんていうか、亜門さん自身のイメージと
一番合ってるかなぁと思いました。
なんかパーって明るいトコロが(笑)
役者さんも皆すばらしかったです。
三上博史さん
すばらしくカッコ良かったです。
色気もあるし
もうめちゃめちゃハードな役で
今回殆どの人が顔を白塗りメイクしていたのですが
三上さんは終わった時全部取れちゃってました。
それぐらい汗だくで演じてられました。
三上さんでスイーニー・トッドも観てみたいなーと思いました。
秋山菜津子さん
またまたカッコ良かったです。
他の役がわりとテンション高めなのに対し
菜津子さん演じるジェニーは常に落ち着いていて
いつも凛と立っていて素敵でした♪
色っぽかったし。
今年は菜津子さん出演のお芝居いくつか観られる予定で
楽しみです♪
安倍なつみさん
最初、なっちだと思わなくて
知らない若手の女優さんかなーとか思いつつ観てたんですが(^_^;
途中で気付いてビックリしました。
めちゃめちゃ頑張ってました(て言ったら失礼かな)
てか失礼ながら、やっぱりアイドルなイメージあったので、、、
もうすっごくキュートで良かったです。
色々思い切ってて、素敵でした。
これからも色んな作品観たいなと思いました。
松田美由紀さん
あんまり目立った場面は無いのだけど
やはり安心して観られるって感じでした。
デーモン小暮閣下とのやりとりが面白かったです。
明星真由美さん
以前明星さんを観た時も濃い濃いメイクだったので(笑)
実際どんなお顔をされているのかイマイチ分かりません(^_^;
なんとなく、ナイロン100℃の峯村さんとイメージ被ります。
でも可愛くて面白い役でした。
なっちとのデュエットも可愛かったです。
米良美一さん
思った以上にちっちゃくてビックリしました(笑)
でも、あの独特の体型を生かした仕事に就けて良かったなと思います。
歌は流石に上手かったです。
田口トモロヲさん
歌われるってのが意外でした(笑)
最後のメッキとの●●シーンが衝撃的で・・・w
デーモン小暮閣下
あのメイ・・・じゃなくて素顔(笑)そのままで
他の人が白塗りメイクだから違和感ありませんでした(笑)
歌声も流石だったです。
カーテンコールの時、ちょっとサービスしてくれて嬉しかったです♪
ラストシーンで何故か某大人気のネコキャラのかぶり物出てきたり
なんだなんだってシーンも沢山なのですが
そのごちゃごちゃ感が楽しくて
チケ代安かったらもう1回くらい観たかったなーて思いました。
今回、2列目ど真ん中という素晴らしい席だったのですが
舞台全体が観られないし、
途中客席に下りてきての芝居も多いので
もう少し後ろの席で全体を観たいなーとも思いました。
贅沢ですけどw
曲も生バンドでアレンジもめちゃカッコ良かったので
サントラ出して欲しいです。
色々な問題があって映像にもならないそうで
とても残念です。
私が観に行くお芝居は、
現実を切り取ったようなものが多いのですけど
たまにはこんな風に派手でキラキラしてて
思いっきり非日常で夢みたいなお芝居もいいなぁと思いました。
めちゃ楽しかったです♪
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