鉄人28

脚本・演出 / 押井守
原作/横山光輝
音楽/川井憲次
出演/南果歩 池田成志
   ダイアモンドユカイ
   サンプラザ中野くん
   田鍋謙一郎 藤木義勝
   載寧龍二 永田彬(RUN&GUN
   小野健斗 吉田友一 鈴木雄貴
   西田佳づ美

2009124()12:00開演
東京/天王洲銀河劇場

あの日 空に飛び立ち再び還らなかった鋼鉄の巨人。

その跡を追ってついに戻らなかった少年。

正義も悪もともに消えて

いまひとり落魄の身を裏切りの風に窶す。

 

太平洋戦争の末期、

大日本帝国陸軍の決戦兵器として開発された巨大ロボット「鉄人」。

その試製28号が戦後民主主義の守護神として蘇った。

そう、ビューンと空を飛び、正義も悪もリモコン次第の巨人「鉄人28号」だ。

2008年、東京湾岸の埋立地――聞こえるのは、吹き抜ける風か、野犬の遠吠えか。

一人の盲目の老人が遠い日の思い出を歌い上げる…。

 

時は移り、1964年。戦後の終焉を告げる国家イヴェント――東京オリンピック前夜。

首都には野犬狩りの嵐が吹き荒れていた。

警察署長の大塚(サンプラザ)は、戦後的なるものの一掃に狂奔。

それを支持する敷島博士(池田)と、

戦後的価値として純粋培養された美少年・金田正太郎()は、

テロリスト集団「人狼党」がたくらむ、東京オリンピック阻止計画に巻き込まれる。

正太郎、敷島博士、そして人狼党の首魁・犬走一直(ダイアモンド)との怪しい思想的三角関係。

果たして、テロリストの仕掛けた阻止計画とは…。

正義と悪の狭間で今、鉄人が飛び立つ。

 

 

 

感想。

「なんじゃそれーーーーー!!!!

以上!。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()

もうね、何と言っていいやら(^_^;

決して面白くなかったことは無いのですが、、、

これは、ギャグなの?そうなの?笑っていいの?

みたいな。。

なんか惜しい感じではあるんですけどね。。

チケット代が5000円とかだったら

もう一回くらいは観に行きたいです()

とにかく、これで10000円超えは高すぎる!

とは思いました。

だって上演時間1時間45分だし。

開演時間も早いから、絶対3時間ぐらいはあると思ったのに。

押井さん、お金の掛けどころ、間違いだと思うなぁ。

まぁあの鉄人は象徴としては良かったと思うけど・・・

 

まず、最初の始まり方はすごく良かったです。

音楽もカッコ良くて、なるしーさんの歌もカッコ良くて

鳥肌モノでワクワクしました♪

 

曲は、やっぱ全体的にとても好きです。

 

それからストーリー。

これがねぇ、、、

元々、鉄人28号のストーリーを知らないのもあるのですけど

どこが鉄人なのかが全然解らないんですよねー

何故「犬?」みたいな。

有明フェリーナとかいう野犬を捕まえるために

警察がやっきになっている理由も解らないし

捕まった野犬を何故テロリストが奪還しに行くのかも解らないし

なぜそれが東京オリンピック開催阻止になるのか、とかとか。

なんか、失礼ですけどスケールが小っちゃくないですか?

みたいな(^_^;

それがシネシネ団的にギャグなんだったら解るんですけど

なんか大まじめっぽいし。

敷島博士たちが、正義を語りながら野犬の命を奪う

それでいいのか、みたいなところで正太郎が悩むのは

まあ解らないでもないんですけど

もっと、効果的なっていうか何かあるんじゃないの?みたいな。

それと、敷島博士、正太郎、犬走一直の関係が、、、

これって腐的なもの?みたいな(^_^;

そしてショタ?みたいな、、、

パンフ読んでないんですけど、

もしかしたら正太郎は実は女の子でした

ってな事も書いてあったとか無かったとか

でもアニメのあの絵で女の子は想像できないし()

 

南果歩さんも謎でしたねー

これまた失礼ですが、なぜあの方でなければならなかったのか

それも全然解りませんでした。

二役演るのも。

だって正直歌もお芝居も、そんなに上手いとは、、、

 

役者さん的には、

なるしーさん以外はちょっと、、、て感じでしたね。

田鍋さんとかも良かったですけど。

特に若者達はもう、、いただけませんでした。

 

押井さんらしさが感じられるシーンもあったんですけどね。

 

お客さんも少なくて

私は3階席だったのですが

1階席にも空席があって

申し訳ないというか、寂しい気持ちでした。

けど、この作品は前の方で観た方が絶対良いと思います。

結局はチケ代がねー(^_^;

 

 

天王洲銀河劇場。

初めて行きましたが、雰囲気のある良い劇場ですね。

こぢんまりしてるし。

でも3階席まで全部階段で上らないといけないのは

ちょっとしんどかったです(^_^;

 

なんか、ツッ込みどころ満載で

めちゃ話したくなる作品ではありました()

こんだけ書けるって事は

嫌いじゃないんですよね、やっぱ。

 

失敗だとは思うんですけど。。

 

なるしーさん、ホントにこれで良かったのかな。。

勿体ないなー