2010年劇団新感線30周年興行「春」
『薔薇とサムライ~GoemonRock OverDrive

作/中島かずき
演出/いのうえひでのり
作詞/森雪之丞
出演/古田新太 天海祐希
   浦井健治 山本太郎
   神田沙也加 森奈みはる
   橋本じゅん 高田聖子 粟根まこと
   藤木孝 ほか
BAND
/岡崎司(ギター)
   高井寿(ギター)
   福井ピン(ベース)
   岡部亘(ドラム)
   松田信男(キーボード)
   松崎雄一(キーボード)

201051日(土)1230分開演
大阪/梅田芸術劇場メインホール

ときは17世紀、
ところは日本を遠く離れた
イベリア半島の一小国・コルドニア王国。

その領海で暴れまわっている海賊の石川五右衛門(古田)は、
同じくその界隈を荒らしている
女海賊アンヌ・ザ・トルネード(天海)と戦友になり、
彼女の船で用心棒をすることになる。

とある港町で、五右衛門は
彼をつけねらう賞金稼ぎのデスペラード豹之進(山本)と戦う羽目に。
しかもその隙を突かれ、アンヌは城の兵士に捕らえられてしまう。

城に連れて行かれたアンヌを待っていたのは
ガファス・デ・ナルビオッソ将軍(粟根)と、
その妻、エリザベッタ(森奈)だった
王の血筋が途絶えた今は、
ラーカム・デ・ブライボン大宰相(藤木)が国を仕切っている。
だが、ガルファスはアンヌに王になれと告げる。
彼女こそ先王の娘だというのだ。
ラーカムは海賊を使って私腹を肥やしており
その悪政を正すのはアンヌしかいないというのだ。
城に入る決意をするアンヌ。

社交界デビューのダンスパーティーで、
隣国の王子、シャルル・ド・ボスコーニュ(浦井)は、
彼女にひとめぼれをする。
そして、そこにはアンヌを心配して潜入していた五右衛門もいた。

大宰相の孫娘のポニー・デ・ブライボン(神田)は、
籠の鳥の運命を嘆きながらも受け入れている。

それぞれの思惑が交錯する中、
女王としての立場に目覚めていくアンヌはついに"海賊討伐令"を発布。
彼女自ら甲冑を着込み軍を率いて、
かつて仲間だった海賊たちに戦いを挑むことになってしまう。

海賊仲間を守るためアンヌと対決する五右衛門。
国王と海賊、立場を分かつ二人の誇りと意地が激突する。

だが、女王擁立の裏には大宰相の国家的陰謀があった。

五右衛門とアンヌ、果たして二人の運命やいかに!?


[
五右衛門ロック]がめちゃめちゃ大好きだったので
またあの世界が観られると思うとワクワクでした♪
とはいえチケット代も高いし、時期的に他にも観たいのいっぱいで
ホントなら2回観たいところを1回だけにしました(^_^;
とはいえ、新感線FC2次先行で取れたチケットはなんと3列目

もう本気ワクワクでした()

ロビーにもおっきい看板が置いてあって写真撮りました。
物販でずっと欲しかった五右衛門ロックのデモCDを見つけて即買い♪
もちろん今回のサントラも買いました。
劇場に入るとステージ上にはでっかい電飾
「薔薇とサムライ」のロゴが輝いています。
カ、カッコいいーっっ
とテンション上がります。
席に行ってみると、3列目だけど実質2列目で
近っって感じでした。
しかしここで落とし穴(^_^;
ステージ前面には左右に開く壁があり、
そこも電飾になっているのですが、
席に座ると、ステージ後ろがその壁で隠れてしまって
バックの電飾が一部見えなくなるのです(泣)
さっき見えてたロゴも半分くらい隠れてるし、、、
始まってからも、後ろに背景とか歌詞とかいろいろ映し出されるのが
結構見えなくて、、、
見えても、スクリーンでなくLED?の丸の集合体なので
私の席からでは近すぎてボケボケでよく分かりませんでした。。
ものすっごく贅沢なこといえば、
もっかい後の方の席から観たかったです(^_^;
てか、今回実物のセットがすごく少なくて
ほとんどその電飾で映し出される映像だったのは
正直残念でした。。
以前から、映像使い過ぎじゃないか
と思うことは多かったのですが
今回はより思いました。
前回の五右衛門ロックが、映像全然使ってなかったので
余計に思ってしまいます。

あと、クライマックスの見栄を切る?シーンが
五右衛門とアンヌしか無かったのは残念でした。。
あそこめちゃ鳥肌モノなので
豹之進とかシャルルとかポニーとかバルバとか
みんなあったらといいのにな、と思いました。

とはいえ、
とても面白かったしめちゃ盛り上がったんですけど。
音楽面では、
今回出演者の方にミュージカル俳優?さんが多いので
安心して観られたというか()
歌はさすがに皆さん上手かったです♪
冠くんと教祖さまのデュオ?は最強にカッコよかったです

バンドメンバーさんの姿はあんまり見えなかったのですが
曲によって楽器休憩中の時、一緒に踊ってる岡崎さんとか
めちゃ可愛かったですw
あの、バンドの楽しそうな雰囲気も好きなんですよね♪
まだ前の五右衛門ロックの曲の方が何度も聴いてるだけに
好きだなぁと思ってしまっているけど
今回の曲もみんなすごくカッコよくて良かったと思います。

カーテンコールの時、前の席の人が
五右衛門とアンヌのパペットみたいのを付けていて
すごいなと思いました。
テーマソングの時立ち上がって腕上げたりしたかったなぁ()
千秋楽はもちろんめちゃ盛り上がるんでしょうねー
今日は夜公演もあったので、
あんまり長引かせるのも悪いかなとか思っちゃいました(^_^;
でも古田さんはやっぱりサービス精神旺盛で
素敵でした♪

古田新太さん。石川五右衛門
五右衛門の豪華版衣装()のシーンが長くて
大変そうだなぁと思いました(^_^;

天海祐希さん。アンヌ・ザ・トルネード
もうめちゃめちゃカッコよくて綺麗だったです

ステージから登場するシーンですぐ横を歩かれて
ドキドキでした。
海賊姿やオスカル姿()、ドレス姿などいっばい見られて
歌もたくさん聴けて嬉しかったです♪

浦井健治くん。シャルル・ド・ボスコーニュ
王子だなぁーと思いました()
以前に1つくらいミュージカル観たことあるぐらいだったのですが
今回めちゃ弾けてて素敵だったです()
とても楽しそうでしたw

山本太郎さん。デスペラード豹之進
面白かったです。動きとか()
ほぼ真顔でいなくちゃいけないのが大変そうでした(^_^;

神田沙也加ちゃん。ボニー・デ・ブライボン
可愛い過ぎました()
登場した瞬間にため息でるくらいw
歌もアイドルしてたし
でも、可愛いだけじゃなくてしっかり者な役でした。
いい娘で良かったです。
欲を言えば、五右衛門達と一緒に戦う
みたいな感じになったらもっと良かったのにな
と思いました。

森奈みはるさん。エリザベッタ
この方も宝塚出身なのですよね。
歌声はさすがって感じでしたが
こちらもめちゃ弾けてて、最高のコメディエンヌだと思いました()
素敵だったです。

橋本じゅんさん。海賊バルバ・ネグロ
アンヌのライバル的海賊
でもホントは乙女でドレスとか大好き()
て役でしたw
アドリブも飛ばしてたし、可愛かったです。
じゅんさんと沙也加ちゃんといえば
夏にはピーターパンですね♪

高田聖子さん。マローネ(アバンギャルド公爵夫人)
悪役w
登場シーンが少し少ないような気がして残念でした。
しっかり体張られてましたけど(^_^;
じゅんさんのアドリブに吹いてました()

粟根まことさん、ガファス・デ・ナルビオッソ将軍
いい人か、と思わせて・・・やっぱり
みたいな()
粟根さんはやっぱそうですよね(^_^;

藤木孝さん。ラーカム・デ・ブライボン大宰相
渋カッコよかったです♪
声が素敵でした

途中、階段踏み外してよろよろっとなってしまったトコがあって
冷っとしました(^_^;

あと毎回楽しみな
川原さんと前田さんの殺陣もカッコよかったです。
古田さんと合わせる時とか、めちゃ早くてドキドキでした♪

新感線の舞台は毎回衣装も素敵ですが
今回もとても素敵だったです。
基本中世ヨーロッパって感じで
メインの方たちのドレスは刺繍がいっぱいしてあって
とても豪華で綺麗でした。
男性の衣装も良かったです。
あと、海賊娘たちの衣装も、大きな花柄のロングスカートとか
とても可愛かったですvv


さっきも書きましたが
前作「五右衛門ロック」が本当に好きだったので
正直、あっちの方が好きかな
と思ってしまったりはしたのですが(^_^;
今回もとても楽しくて素晴らしかったと思います。
「R」シリーズはホント大好きなので
また是非やって欲しいです♪