福田転球×平田敦子÷上田誠
『ミッション女・プロジェクト男』

劇作・脚本・演出/上田誠
出演/福田転球 平田敦子

201059日(日)14:00開演
大阪/in→dependent theatre 2nd

とあるコロニー内メインコンピューター室
男(福田)と女(平田)が
意思を持ったメインコンピューターに捕まっている。
二人はあるミッションをこなす為
四苦八苦するのだが
やることなすこと裏目に出てしまう
本部からは全くといって良いほど有効な指示は無く
どんどん追い詰められていく二人。
果たして、無事プロジェクトを成功させることはできるのか。


もうめちゃめちゃ笑いました
こんなに笑ったの久しぶりってくらい()
毎回作・演出家を変えての二人芝居も4回目
今回は、ヨーロッパ企画の上田誠さんが作・演出でした。
その時点で、ゆるゆるのコメディーになるんだろうな
とは思っていたのですが()
想像以上に面白かったです。

内容は一応SF
ロボットとかコンピュータとか出てくるのですけど
見た目とかかなりチープでw
それがまた絶妙にツボを刺激して可笑しかったです()
なんだろ
あるあるって感じでもあり
たとえば、パソコンのキーボードを操作するシーンで
全然触ったことの無い男は、
_(アンダーバー)」ひとつ入力するのも一苦労なわけです。
それを口だけで説明するので
こっちも「あーそうそうっっ」て思いながら見てて
ちゃんと押せたら「やったぁー」てなる
て言う感じ。
あー文章で説明するのは本当に難しいっっ()

出演のお二人はもう汗だくで(^_^;
台詞も叫びあうようなのが多かったから
大変だったろうなぁと思います。

アクションシーンもあったし


次から次に問題が起って
次は何が起るんだろうっていうドキドキ感もあり
1
時間15分くらいという短い作品でもあったので
あっという間に終わってしまいました。

今までの3作品は、わりと「演劇」て感じだったけど
(もちろん笑いも多くあるのだけど)
今回はほとんど「コント」て感じで
一番「らしい」感じでもあり楽しめました。
こーいうの大好きです

でも、折角なので、次回はまた全然違った作品を
見てみたいなと思います。

ちなみにアンケートの「次は誰に作演出して欲しいか」
の問いには
長塚圭史さん、後藤ひろひとさん、前田知大さん
などを書いたのですが
ロビーの喧騒に負けて出せずに持って帰ってしまいました(^_^;

今日は大千秋楽ということで
カーテンコールも大盛り上がり
転球さんも歌うは踊るはでめちゃ楽しかったです()
上田さんも出てきてくれましたが
なんかぐだぐだでした(^_^;

このシリーズは毎回パンフレットはポスターみたいので
それと、タオルのセットになっているのですが
タオル付が売り切れてしまい
パンフのみに転球さんとあっちさんと上田さんが
サインを入れたものを用意したのだけど
それも無くなってしまい
急遽、終演後にサイン会になっていました。
私は開場後すぐに買ったのでタオル付を買えたのですが
サイン付もちょっと欲しかったです。
あいにく次の予定が詰まってたので並びませんでしたが。

あとお客さんも満員で、立ち見も出ていたのにビックリでした。
通路にも椅子持ってきて座ってて
振り返るとヨーロッパ企画の役者さんたちでしたw

前回作・演の土田さんは、開演前のアナウンスと
エイリアンの声で出演されてました()
エイリアンは録音の時、アクション付で演じられてたけど
すごく小さい音でしか使われてなかったそうです()

次回は上田さんが出演されると思うので
どんな役なのか楽しみですw
てか、今までの方は役者もされてるけど
上田さんて役者さんもされてるんでしょうか()

今回もDVDならないのかもしれないけど
シリーズは続けて欲しいなぁと思います。

あーこれでは今回の作品の楽しさが
全然伝えられてないですよねっっ
あの人にもあの人にも観て欲しかったなぁーっっ()