NYLON100 35th SESSION
2番目、或いは3番目』

作・演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演/犬山イヌコ みのすけ 三宅弘城
   峯村リエ 大倉孝二 松永玲子 村岡希美
   藤田秀世 長田奈麻 喜安浩平
   小出恵介 谷村美月 緒川たまき マギー 他

2010728()19:00開演
広島/アステールプラザ 大ホール

何か世界的に大きな災害があった後のよう
廃墟の街に遠い別の街から支援の為に、
ダーラ(峯村)、フラスカ(緒川)、コッツオール(マギー)、
ヤートン(三宅)、ジョゼッペ(小出)がやってくる。
自分たちの街よりこちらの方が被害も大きくて大変だろうと
何か手伝おうとするが、
町の人々は誰もが笑顔で困っている様子が無い。
元画材屋の双子の姉(犬山)、妹(松永) 
老人(大倉)、老人の妻(長田)、
老人の長男・ムースコ(みのすけ)、
老人の長女・ハンナ(村岡)、ムースコの娘・カーヤ(谷村)、
彼らの家に
「自分たちより酷い目にあった人たち」を救済すべく滞在する。
カーヤの友達、隣町の子供たち
トピーアス(伊与)、ヌヌーチエ(白石)、トットラータ(斉木)
は、実はカーヤの町を嫌っている。
政府の男・ヴァインツ(喜安)は
老人を騙して彼らの心臓を手に入れようとしている。
そんな中、ハンナに見合いの話が持ち上がる。
相手は別の町の医者、ポーター(藤田)だったが、
どうも感じが悪い。
一見平和な日々が何日か続いたが・・・



難しかったです。。
元々、ケラさんの作品苦手だったんだ
ということを思い出しました(^_^;
役者さんはみんな好きな方ばかりだし、
セットもカッコよくて劇場に入った瞬間から心奪われたし()
OP
の映像を使った演出とか
相変わらずめちゃカッコ良くて鳥肌モノだし
パーツパーツは好きなんですけど。。
大倉さんとかイヌコさんとか、めちゃ笑いをとってて
私の隣のおばさんなんか、手を叩いて笑ったりしてたけど
どういうわけか、私は全然笑えなくて、、、
面白いとは思うのだけど、
その場面でそれ?ていうのとか
ちょっとしつこいなって思ったりとか(^_^;
なんかアウェーでした()

なので3時間半の上演時間は
後半ちょっとキツかったのですけど
でも、嫌いかというとそんなことは無くて
なんか複雑です(^_^;

最初、フラスカは、
なんとかしてこの町が自分たちの町より酷い
ということにしたくてあれこれ言うのだけど
(水が出ないはず、とか出てもすぐ枯れるはずとか)
それが何か嫌で、この場面が一番辛かったかも。
『自分より劣っている人を見て安心したい、
 て気持ちが差別を生む』
てことが言いたいのかなって思ったのですけど
結局はそういう方にも行かなくて
この町の人たちは酷い目にあってもみんなニコニコしてるけど
実は・・・
て展開があるのかな、と思ってもそんなことも無くて
結局何が言いたかったのか
納得できる答えが見つけられませんでした。

今回客演で、小出啓介くんと谷村美月ちゃん出てましたが
あくまで主は劇団員、てトコが
私は好感持てました。
小出くんの役は最初好青年風だったけど
実はめちゃ凶暴で・・・て感じだったのだけど
それも結局最後はあっさり死んじゃって
なんだったのかなーて感じだったり
美月ちゃんの役はもうちょっと絡んできてもいいかな
とは思いました。
でもやっぱケラ作品のイメージに美月ちゃんは合う気がします。
緒川たまきさんと雰囲気似てる感じするし。
緒川さんの役は最初キャンキャンしてて苦手だったけど
可愛かったですね、やっぱ()
あと客演としてはマギーさんもいました。
マギーさんと三宅さんの2ショットとか好きです()

そうそう、三宅さんとか峯村さんとか村岡さんて
ケラ作品以外で観ることが多くて
ついナイロンの役者さんってこと忘れがちで
あらためて、「そうか、ナイロンの人だったんだ」
て思ってしまいました(^_^;

カーテンコールではケラさんも登場。
「特別広島を思って書いたわけではないけれど
 広島の人に見て欲しかった」
と言われて、
各地で言われてるのかもしれないけど()嬉しかったです。
広島にすぐにでもまた来たい、とか言われちゃうと
苦手だけどやっぱまた観に来たいかな、と思っちゃいます()
でも、広島の雰囲気は私も好きなので
できれば広島で観たいな、とは思います。
ただ今回終演時間が22時半で
新幹線の終電ギリギリになってめちゃ焦ったから(^_^;
平日夜は厳しいかなぁ。。とは思うんですけど。