演劇集団キャラメルボックス25th4 クリスマスツアー
『サンタクロースが歌ってくれた』

脚本・演出/成井豊
出演/西川浩幸 上川隆也 近江谷太朗
   大森美紀子 坂口理恵 岡田さつき
   前田綾 温井摩耶 三浦剛
   筒井俊作 實川貴美子 渡邊安理

2010116日(土)14:00開演
大阪/イオン化粧品 シアターBRAVA!

クリスマスイブの東京、
彼氏のいないゆきみ(温井)は、
池袋の映画館で友人のすずこ(前田)と待ち合わせ。
しかし、すずこが約束の時間に来なかったため、一人で中へ。
映画のタイトルは「ハイカラ探偵物語」。
大正5年、芥川龍之介(西川)と平井太郎(後の江戸川乱歩/上川)が
怪盗・黒蜥蜴と戦う話だった。
ところが芥川が黒蜥蜴の正体を明かす場面で、黒蜥蜴が忽然と姿を消す。
予定外の展開に戸惑う登場人物たち。
どうやら映画の外に逃げ出してしまったらしい。
芥川と太郎、そして警視庁の菊池警部(近江谷)
黒蜥蜴を追って、映画の外に飛び出す。
そして、ゆきみに現代の東京の案内を頼む。
一方、すずこが遅刻して映画館に辿り着くと、
中からメイド服の女(ミツ/岡田)が飛び出してきた。
彼女は、映画の中から逃げてきたという・・・。
黒蜥蜴の正体はミツだったのだ。
しかし、彼女は自分は本当の黒蜥蜴に頼まれて
黒蜥蜴のふりをしただけだと言い
結末に納得いかないので、映画の監督に会いに行くことにする。
映画の登場人物である彼らは
映画の上映が終わる時間までに映画の中に戻らないと消えてしまう。
急いで黒蜥蜴を探す芥川たち。
芥川の許婚・サヨ(渡邊)、その友人のフミ(實川)、メイド・ハナ(坂口)
も芥川達を追い映画から飛び出す。
果たして黒蜥蜴・ミツが逃げ出した本当の理由とは・・・。



1997年冬。
まだ観劇にハマる前、チケットが余ったからと友達に誘われ行った
新神戸オリエンタル劇場。
その時の演目がこの「サンタクロースが歌ってくれた」でした。
キャラメルボックスは2回目。
(
初めては前年の「素敵なクリスマスの過ごし方」)
元々演る予定の演目が急遽変更になっての上演だったそうですが
とても面白かった印象がありました。
上川さんが悪役(と思っていた)ていうのもツボでしたw
キャラメルボックスといえば、なんとなくクリスマスのイメージなのは
この2作品を観たのがどちらもクリスマス公演だったからです()
で、今回、25周年記念公演ということで、
退団した上川さんや近江谷さんも同じ役で出演されるとのこと。
それは観なければっっとチケット取りました。

詳しい内容はすっかり忘れていましたが(^_^;
テンポが良くてワクワクできて、めちゃ楽しかったです
ラスト近くはちょっとうるっときちゃいました。
実は苦手な(^_^;キャラメルボックス役者さんの台詞回しも
気になりませんでしたw
やっぱベテラン団員さん多かったからかも?
上川さんと近江谷さんの絡み、好きだなぁ()


西川浩幸さん
夏に観た、「また逢おうと竜馬は言った」には出演されてなかったので
久々の西川さんです
芥川龍之介のイメージははっきり言ってないけれど(^_^;
実際の芥川さんの最期を知っているのでとても切なかったです。。
子どもの時のサヨとのエピソードがすごく好き

上川隆也さん
真面目な顔してハジけてていいです()
上川さんが・・・踊ってるっってのも貴重()
近江谷さんへのツッコミの速さも素敵でしたw
個人的に、明治とか大正時代の袴萌えなので()
今回かなりトキメキました


近江谷太朗さん
めちゃめちゃ面白かったです
自由人でした()
カーテンコールでも「なんでも拾ってくれるんです」と言われてましたがw
細かいボケいっぱいで上川さんにツッコまれまくりでした()
楽しかったなぁ(^^)


他の役者さんもみんな良かったと思います。
とにかく、アットホームというかチームワークの良さというか
あったかい感じがしてとても良かったです。

前の席の男の人の頭で一部見えづらかったのは残念でしたけど(^_^;

今回もパンフ的なものが2000円で
欲しかったけど節約中だから諦めました。
サントラに昔よく聞いていた、
advantage Lucy
が参加していて懐かしかったです。
もう何年も聴いてなかったけどまたCD引っ張り出してみようかな
と思いました

キャラメルボックスを観ると
なんとなくノスタルジックな気持ちになる気がします。