『相対的浮世絵』

作/土田英生
演出/G2
出演/平岡祐太
   袴田吉彦
   安田顕
   内田滋
   西岡徳馬(徳は旧字)

201043()13:00開演
大阪/シアター・ドラマシティ

十年間の時を経て再会した兄(袴田)と弟(平岡)。
戸惑いながら集まる同級生たち(安田・内田)、
それを見守る謎の男(西岡)。
笑いの中で明かされていく
5
人の男たちの秘められた過去とは?




5人芝居。
こおいうのは結構好きなので期待していました。
が・・・正直あんまり好きでは無かったです。。
土田さんの作品はMONO含め数作しか観たこと無いのですが
もしかしたら苦手かも、、、と思い始めています(^_^;
次の「初恋」も観に行くんですが、、、

地方公演しか頭に無かったので
東京ではシアターコクーンだったと知って驚きました。
コクーン向け、
というのがどおいうものかというのは分かりませんが
わたし的にはコクーン向けでは無いように思いました。
前に長塚さんが作演した「ドラクル」が
コクーンには相応しくない、というような意見を観たのですけど
それを言ってた人はこの作品ならどうなんだろう
と関係ないのに思ってしまいました。。
もともとMONOで上演されたものの再演ということなので
もっと小さい劇場でだったら良かったのになと思いました。

実際は観ながら結構笑ったし、面白かったんですけどね。
ラストがイマイチ腑に落ちないといいますか
なんか、すごく嫌な話なのに
最後はちょっといい話みたくなってて
中途半端な感じがしてしまったんです。
もっとドロドロした感じになるか、
もっとファンタジーだったら良かったのに。
平岡くん演じる弟くんがいい人過ぎましたねー
なんか嘘っぽかったです。
安田さんが演ってた人は嫌な人過ぎたし、、、
袴田くんの役は曖昧だし。

あと、
なんだか似たような雰囲気の役者さんが多いかなって思って
しかもそれがあんまり好きなタイプでは無かった
というのもイマイチな印象の原因かもしれません(^_^;
内田さん(の顔)苦手なんです。。。
ごめんなさい・・・

ワンシチュエーションの台詞劇ってすごく好きなはずなのに
イマイチ乗り切れなかったのは残念でした。

安田さんの思いっきりっぷり()
西岡さんの安定感は良かったです。