Bunkamura20周年記念企画
『東京月光魔曲』

作・演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演/瑛太 松雪泰子 橋本さとし
   大倉孝二 犬山イヌコ 大鷹明良、
   長谷川朝晴 西原亜希 林和義
   長田奈麻 赤堀雅秋 市川訓睦、
   吉本菜穂子 植木夏十 岩井秀人
   長谷川寧 桜乃まゆこ 嶌村緒里江
   森加織 吉沢響子 渡邊夏樹
   伊藤蘭 山崎一 ユースケ・サンタマリア

201019() 13:00開演
東京/Bunkamuraシアターコクーン

まばゆいイルミネイション、
華やかなレビュー・ショウ、
ガラスとコンクリートの高層ビルヂング、
自動車のヘッドライト、
マネキン・ガール、殺し屋、闇取引、男と女の忍び逢い―――!
モダン都市東京を舞台に、
谷崎潤一郎氏も思わず平伏す倒錯的なエロティシズム、
海野十三氏も文句なく万歳三唱の想像を絶する奇天烈さで描かれる、
姉弟と探偵、彼らをとりまく曲者たちの織り成します、
胸踊る一大心理活劇!




【胸躍る一大心理活劇!】
という感じでは無かったけど(^_^;
昭和モダンみたいな感じとか
江戸川乱歩の世界みたいな妖しさとか
レトロな雰囲気は好きでした。

回り舞台のセットがとてもカッコよくて
後に大きな月が浮かんだ絵は特に美しかったですvv


ストーリーは、正直ちょっと消化しきれていない部分があり
???がいっぱいなのですが(^_^;
ラストはえーって感じだし、、、
ケラさんは、観た人がそれぞれ感じたままでいい
て言ったらしいですけれど
一応ミステリぽくなっているので
もうちょっとスッキリしたかった
結局どーなのよーとか
てかあの話はどう本線に絡んでるの?
みたいなのは残さないで欲しかったです。。
もっかいくらい観たかったなぁと思います。

あと、映画にしたら良さそうだなと思いました。
とても映像的というか
映像の方が似合いそうな気がしました。
ケラさん、いつか撮ってくれたらいいのにな
と思います。


瑛太くん
舞台は2回目?
けどなんか、すごく良かったです。
声もいいし、歌も結構いけてたと思うしw
背も高いし芝居ももちろん良かったし
めちゃ舞台も向いてるんじゃないかなと思いました。
もっといろんな舞台出て欲しいです。

松雪泰子さん
とても似合っていました。
儚げな感じも魔性な感じも両方あって
素敵だなと思います。

橋本さとしさん
久々のストレートプレイ
京極シリーズの榎木津みたいな
ハチャメチャな探偵が良かったんですけど
わりと大人しめで残念でした。
でも、あの金田一スタイル(ハカマ&下駄)
とてもカッコよかったですvv

大倉孝二くん
おもしろは言うことなしですね()
器用だし、やっぱケラさんの作品に合ってるし
作家さんの役はちょっと切なかったけど
このあと幸せになれるといいなと思います。

犬山イヌコさん
めちゃ可愛かったですvv
大倉さんの作家さんとのコンビも良かったし
こちらも最後は切なかったですけどね。
イヌコさん、やっぱ好きです♪

山崎一さん
さすがというか安心して見られます。
どこで入れ替わったんだろう・・・
という疑問は残ってますが()

ユースケ・サンタマリアさん
すごく良かったんですけど
この方(と長谷川朝晴さん)の役のキャラが
結局どう物語に関わってたのかが解らなくて
このエピソードは必要だったのかな、、、
とかちょっと思ってしまいました(^_^;

年越し頃の話しだし
年末に観た方が良かったような気もします。
カウントダウン公演てのも面白そうでした。


3
時間半という時間があっという間だったし
とても面白かったです。
でもやっぱり
もうちょっとこうだったら・・・
というのがあるのは残念でした。
あと繰り返しになりますけど
あれはどーいうことなんだろうってのがいっぱいで
誰かと語り合いたい!て感じです()