阿佐ヶ谷スパイダースPRESENTS
『荒野に立つ』

作・演出/長塚圭史
出演/安藤聖 中村ゆり
   黒木華 初音映莉子
   中村まこと 福田転球 横田栄司
   中山祐一朗 伊達暁 長塚圭史
   平栗あつみ 水野小論
   川村紗也 斎藤めぐみ 佐藤みゆき

201183日(水) 1400開演
大阪/ABCホール

2回目。

会場は大阪中之島、朝日放送内のABCホール。
今年はホントこのホールよく来るなw
日陰の大階段で開場待ちしてると風が心地よい♪


ステージ上のセットは変わらずなのだけど
東京公演よりは若干奥行きが狭くなったかなという印象。
より舞台が近く感じます。
(と思ってたらやっぱりソーダの入った冷蔵庫の位置とか変わってて
やっぱ違うんだな、と思う)

開演5分くらい前に、係の人が携帯の電源を切るなどの注意事項を言って
扉を閉めるとシーンと静まりかえる場内。
結構お芝居始まってもギリギリまで喋ってる人多かったりするけど
今回は音楽も掛かってないので自然とみんな静かになるみたい。
空気が張り詰めていくようで緊張感漂います。

そこへまずは朝緒(安藤)
そして玲音(中村ゆ)
二人が座ったところでタイトル「荒野に立つ」
それから他の登場人物が現れる、という感じでした。
その、タイトルが出たときの「画」がとても美しいと思いました。

2
回目にして気づいたこと。

これは、朝緒の物語だと思っていたけれど、
実は玲音の物語でもある、ということ。
前回は最後の電話のシーンとか
ちゃんと観られてなかったみたい。
玲音が朝緒に「話せてよかった」ていうとこ
泣きそうでした。
最初は朝緒のツライ記憶の代行を玲音がしてるんだと思ってたけど
あれは玲音の記憶だったんだなぁ。。

せつない。

あと、朝緒のお父さんだけ、朝緒のことを「メクライ」て呼ばない。
で、ちゃんと自分の目的(朝緒)のことを思ってる
というのがすごくいいなぁと思いました。
まことさんのお父さん、すごくよかったです。大好き()

美雲のことはまだまだ謎。



当たり前かもだけど
みんな台詞の言い方とか前回と違ってて面白い。
長塚さん演じる朝緒のバイト先の店長が
朝緒にすり寄ってくるシーン。
たしか前見たときは朝緒の横にしゃがんでて
そのとき膝がパキッて鳴って
静かなシーンで笑いそうになっちゃったのだけど()
今日見たら後ろから立ったまま寄ってきてたりw

夏カレー食べたいな〜