真心一座・身も心も・・・
流れ姉妹シリーズ最終章
『流れ姉妹 たつことかつこ
~
エンド・オブ・バイオレンス~

脚本/千葉雅子
演出/河原雅彦
出演/古田新太(ファイナルゲストレイパー)
   池田成志(ファイナルゲストラバー)
   千葉雅子 村岡希美
   坂田聡 河原雅彦
   小林謙作 政岡泰志
   伊達暁 信川清順

2011213()13:00開演
大阪/森ノ宮ピロティホール

たつこ(千葉)とかつこ(村岡)は姉妹。
姉のたつこは直情型でいつも怒っている。
妹のかつこはまるで菩薩のように慈悲深く大人しい。
性格は真逆だが決して仲が悪いわけではない二人。

母・澄江の偽者(木野)をハワイアンセンターで倒したたつこは、
かつことともに小名浜のアパートで平穏なひとときを過ごしていた。
しかしそんな穏やかな日々も束の間、
澄江がまだ生きているのを感じたたつこは、
最後の決着をつけるため母を葬ったはずの地、青森へと旅立つ。
そこに待ち受けていたのは、姉妹のこれまで、
その全てを語る謎の講談師・松川金水(池田)だった!

一方、かつこは保護司の末次(河原)から、
自分たち姉妹に生き別れの兄がいると聞かされる。
かつこは自分たちに兄がいることすら知らなかったので驚くが
どうやらたつこは以前から兄と会っていたらしい。
末次に渡されたマッチを手がかりに、
兄が行きつけのスナックを訪れたかつこは、
そこで兄・槙村春樹(古田)と出会う。
さらに詳しい事情を尋ねるために、
かつこは槙村が経営する長野のクリーニング店へ向かうが・・・。

ハワイアンセンターで上司の村越に刺されて入院していた谷村(坂田)は、
一時は自分を失うも村越の娘に看病され、復活。
そして再びかつこのために立ち上がることを決意する。

そして姉妹をめぐる運命の歯車は、最終決着に向けて再び動き出す




真心一座・身も心も、ファイナル公演です。
もっとずっと続くものだと思っていたので
(寅さんのようにと言ってたから)
もう終わっちゃうの?て感じで残念です。

第一章は大阪もOBP円形劇場で
すぐ目の前で松重さんや粟根さんが見られてドキドキで
帰りに電車間違えてあわや帰れなくなりそうになったりで
なかなか思い出深い公演です()
第二章は東京のみで観に行けなくて
第三章は大阪と、あと名古屋にまで観に行って
そして今回、森ノ宮ピロティホールていう初めて行く劇場で
しかも席が1000以上もある大きなトコロで
どんどん人気出てたんだなぁて感じで
嬉しいような淋しいような・・・(^_^;

会場内には昭和な歌謡曲ぽい曲が流れています。
前回と同じ選曲ぽい?と思っていたら聴いたことのあるイントロが・・・
笠原弘子さんの「空へ」でしたっっ
他の曲と感じが違うのでびっくりしました()

第四章で最終章ということで、
先に前回までのあらすじ説明のVTRが流れました。
今回初めてって人もいるだろうしとても親切だなと思いましたw
懐かしかったし、また前作も観たいなと思いました。
東京では過去公演の上映会もあったんですよね~
ぜひまとめてDVD-BOXとかにして欲しいですw

やっぱ古田さんもなるしーさんも素敵過ぎます

なるしーさんはその前に怪我されてて心配だったけど
元気そうで良かったです(ずっとスニーカーだったけど(^_^;)
古田さんは久しぶりだったけど痩せててカッコよさUP
でした
坂田さんに無茶振りしていぢめる()ところが楽しかったですw

たつこさんは相変わらず可愛くて、にやにやしちゃいました()
ラバーとのやりとりは毎回ほほえましくてキュンキュンしますね()
かつこさんはやっぱモヤモヤしちゃうんだけど(^_^;
村岡さんは好きですvv
最後はなんかいい感じになれて良かったなぁと思いました。
ちょっとじ~んとして泣けてきました()

ガヤ4人集も素敵でした
伊達ちんのバーのママ?がカッコよかったですw
謙作さんと清順さんは物販班で
終演後もロビーでTシャツとか手ぬぐいとか売っててお疲れ様でした。
座長・村岡さんもパンフ売ってましたね。
手ぬぐいは個数が少なくて終演後の限定販売になってて
買えないかと思いましたが
ラスト3枚めくらいでギリギリ買えて良かったです。
最後なので記念になりました。

河原さんの末次ちゃんも相変わらず胡散臭くてw
まさか・・・なるとは思わなくてビックリでしたけど()
梅芸では同じく河原さん演出の「時計じかけのオレンジ」をやっていて
超忙しいなぁと思いました。

今までも面白かったけど、今回が一番笑った気がします。
隣の席の人も爆笑してました()
いっぱい笑って、最後ちょい泣けて・・・めちゃ楽しかったです。

これで終わっちゃうなんてホント勿体無いというか淋しい。
何年後とかでもいいからまた演って欲しいなぁと思います。