ブロードウェイミュージカル
『ピーターパン』

原案・原作/ジェームズ・M・バリ
演出/桑原裕子
出演/
ピーターパン 高畑充希
フック船長/ダーリング氏 橋本じゅん
ウェンディ 神田沙也加
タイガー・リリー 皆川まゆむ
ダーリング夫人 瀬戸カトリーヌ
海賊 辰巳智秋 今奈良孝行
    保井健 原扶貴子
    成清正紀
迷子 あべこ 鈴木里沙
    鈴木崇乃 高島玲
    ヨウラマキ
インディアン
    本多剛幸 福山健介
    中野高志 松岡雅祥
    脇田伸悟 大岩剣也
ナナ/ワニ 宮内佐和子
                ほか

2011821() 1530開演
兵庫/兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール

3年目の夏w
こんなに何度も観に行くことになるなんて
自分でもビックリです()
けど、やっぱりじゅんさんのフック船長は観たいのですw




過去2回は大阪・梅田の梅田芸術劇場でしたが
今年は兵庫・西宮北口駅前の兵庫県立芸術文化センターでした。
最寄り駅直結でいいけど大阪からも神戸からも微妙に離れてる(^_^;
中ホールには入ったことあったけど、大ホールは初めてでした。
ロビーが広くてトイレもいっぱいあっていい感じ()です
ホール内は思ったほど広くなくて
丸い感じに席が配列していてステージ近くていいなと思いました。

1
回目は3階席、
2
回目は19列目
そして今回はなんと13列目でしたっっ
しかも通路側で、
こんなおばちゃんがこんないい席でいいのかしらっっ
て感じでした()

今まではロビーで食べ物売ってたけど今回はナシ。
完全にホール内での飲食は禁止のようでした。
子供連れでそれはキツいかもだけど
マナーを教えるのも大事ですよね。

さすがにファミリーで観に来てる方が多いみたいで
しかもご近所さん?なのか
あちこちで挨拶合戦()が繰り広げられてました。

今回、演出も新しい方になったとのことで、
結構変わってたと思います。
はっきりと、こう違うと言える部分は少ないのですが
なんとなくこうじゃ無かったよなーて感じは多かったです。
ついついそれを思ってしまって
純粋に楽しめて無かった部分がある気がして
ちょっと勿体無いことしたなぁと思います。。
前回は結構ウルっときたりしたのですが
今回はあんまりそれもなくて
ピーターの役者さんも違うのでその辺もあるかもですが。。
人魚のシーンは確実に前回は無かったですよね。
あと、タイガーリリーたちと友達になるところが派手になってました。
ドラムが入ったりして盛り上がりました
台詞や歌詞も変えてあった気たのですけど
ただ、たまたま私が2回同じ演出で観ただけで
今までも色んな人が演出されてるんですね。
また違うバージョンも観てみたいかもと思いました。
昔の古田さんがフックだった時のとか観てみたいですw

充希ちゃんのピーターは
前々回で観たより確実に良くなってたと思います。
歌もとても良かったです

神田沙也加ちゃんのウェンディはホント可愛いですvv
お人形さんみたいw
最後の方でキャストが客席に降りてくるときすぐ近くまで来たので
ドキドキしました()

充希ちゃんも沙也加ちゃんもアニメ声ぽくて
こおいう作品には合ってるなぁと思います。

瀬戸カトリーヌさんがお母さん役で
とても落ち着いたステキなお母さんだったのですが
どうも私の中の瀬戸カトリーヌさんといえばコメディエンヌで
沼エビ魔女と同じ人とは思えませんでした()

あとはマイケル役の子役が今年もめちゃくちゃ可愛かったですvv
演技も踊りも歌もめちゃ上手いし。
客席に下りてきたときはホント目の前まできて
「可愛いーーーーっっ」て心の中で叫んでました()

そしてそして、じゅんさんフックですが
今回もとっても素敵でしたvvv
衣装も似合いすぎてるし
今回は、おもしろの部分減らして、
(コール&レスポンスのコーナーとか楽しかったんですけどね)
怖い海賊な面を出してこうという演出だったそうですが
それでもちょっとしたところでおちゃめな感じ出てて
笑いもしっかり取ってましたw
歌もいいんですよね〜
海賊の人たちも一新されてて、メタルさんや仁さんがいないのは
やっぱり残念だったです。。
あと、ウエンディに最後の最後でもう一回、
自分たちの母親になるよう言って断られた後
あそこの表情がめちゃ切なかったです。。
寂しくて悲しいけど悪役だしやらなきゃいけないっていう。
毎回言ってますけど
フックだけが死んで残った海賊はすぐみんなと仲良く踊り出す
という展開が、やっぱり納得いかないのでした(^_^;
その点、悪者フックが前面に出れば、
この展開も納得できるのかもですが
それにはこのフックはまだまだ可愛い感じが残ってますよね。

フック船長とお父さんを同じ役者さんで演るというのは
やっぱ何か意味があるのだろうか・・・
大人の象徴、とか
けどお父さんもフックも結構子供っぽいですよね()
前回は、フックとお父さんが同じ台詞を言う場面があったように思うけど
今回は気づきませんでした。
きっと意味があるんだと思うんですけど。

あと、ホントのラスト、
ピーターが久しぶりにウェンディの家を訪ねると
ウェンディはもうとっくに大人になっていて
ピーターは代わりにウェンディの娘のジェーンを連れて行くのだけど
その時ウェンディは必死に止めようとして
それでも飛んで言ってしまうジェーンを
とても悲しそうに見送るんですよね。
「じぇーーーーん」て必死で呼んで。
それで幕が下りるのですけど
なんかそれって悲しい終わり方じゃないですか?(^_^;
ピーターって人さらい?みたいな(^_^;

結局、子供たちはピーターだけを置き去りにして大人になるし
このお話の意味するところはなんなんだろう
とちょっとぐるぐる考えてしまいました(^_^;

まぁ昔の童話とかって
子ども向けと言いながらも残酷だったり救いが無かったり
結構ありますもんね。

でもまさかピーターパンでこんな考えることになるとは
思っても無かったです()
原作があるなら読んでみたい気もします。

今日は今年の大千秋楽だったので、
カーテンコールでバズーカによるキラキラ紙ふぶき発射と
充希ピーターパンから挨拶がありました。
立ち位置が若干中心で無かったらしく
そっと修正してあげるじゅんフックが素敵でしたw♪

終演後の客出しアナウンスもフックバージョンで
怖がってた子もいたみたいだけど()
私はとっても嬉しくて
みんなもちゃんと最後まで聞いて
終わった後には拍手も起こって最後までワクワクしました

今年でじゅんさんのフックも終わりみたいだし?
もう来年は行かないかもしれないけど(^_^;
何度観ても楽しめる、素敵な作品でした

東京で去年とかあった
海賊の皆さんとの写真撮影会が未だに羨ましいです()