ヨーロッパ企画
『ロベルトの操縦』

作・演出/上田誠
出演/石田剛太 酒井善史
    角田貴志 諏訪雅
    土佐和成 中川晴樹
    永野宗典 西村直子
    本多力 山脇唯
    山本真由美
    中山祐一朗(阿佐ヶ谷スパイダース)

2011102()1500開演
広島/アステールプラザ大ホール

どこかの砂漠の駐屯地。
もう二週間も待機中で暇をもてあましている隊員たち。
それでも若い隊員はいつ鳴るか分からない召集サイレンを気にしつつ
軍事機器ロベルトの整備をしているが
他の隊員はキャッチボールなどして時間を潰している。

そこに、看護師がやってきて2km先に自販機があるらしいという。
半信半疑の隊員たちは若い隊員に買いに行かせるが途中で戻ってきてしまう。
それならせっかくだからロベルトで行こうって話になり
「これはコーラを買いに行くロベルトだから」
と止める若い隊員を無視して出発する。

しかし、見つけた自販機は半分以上が砂に埋もれて使い物にならない。
このままじゃ収まらない彼らは他の自販機を求めて更にロベルトを走らせる。
そろそろ戻らないとヤバいのでは?と思い始めているところに
バイク部隊の2人組に出会う。彼らは海に遊びに行くという。
なんでも以前待機中に3日間もカジノに行ってバレ無かったという伝説の先輩と
その彼女も今海に行っているから絶対大丈夫だというのだ。
やめようという隊員と行こうという隊員
意見は分かれるが結局は海に向かうことに

果たして無事海に行って来られるのか




という感じで、上田さん曰く
『ロベルトを操縦する話』
でした()
たしかに、それ以外の何ものでもありませんでした()
移動コメディ?てどんなの?て感じでしたが
砂漠の中をロベルトに乗って移動する、
移動の表現方法は背景に雲が流れる映像を流し
手前に色んなモノが横からスルスルと出てくるて感じで
ロベルト自体は動かないのですが
そう来たかって感じで
ベタなんだけど笑えましたw

ただ私はラッキーにも()最前列で観ていたので
舞台全体が見えにくく移動してる感が微妙で(^_^;
俯瞰で観た方が良かったんじゃないかなーとも思いました。

とにかくゆる〜くてリラックスできるお芝居でしたw
「いやいやいや」て突っ込みたくなるトコもいっぱいだけど()
最後は、そこまで行っちゃうかーて感じで予想外でしたw

石田さん、永野さん、土佐さんなど
最初からずーっと舞台上にいる人たちもいるのだけど
中山さんや中川さんとか途中からしか出てこないし
酒井さんや西村さんや角田さんなんかホント最後しか出てこなくて
それは結構残念でした。。
特に中山さんはせっかくゲストだしもっと絡んで欲しかった。。
まぁギリギリまで阿佐スパ本公演あったし
仕方ないのかもですけど
今回の中山さんは眼鏡無しでしたが
らしさはちゃんとあって良かったです

もう一人の客演の山本さんはたぶん初めて見た方ですが
さっぱりしてる感じでキュートで素敵でしたvv

舞台中央にデデーンとあるロベルトがカッコ良くて
私も乗ってみたかったです()

カーテンコールでは大千秋楽ということもあって?
上田さんも出てきてくれたし
少し長めにおしゃべりしてくれた気がするのですが
(
PR多め?(^_^;)
土佐さんとか広島出身みたいだし
石田さんも広島ローカル番組ほぼレギュラーだし
もっと喋ってくれても良かったのになー
て思わなくも無い。

最近毎回広島公演あると思うのですけど
まだちょっとアウェイな感じがしてますね(^_^;
今回、キャパ1200人の大ホールを使っていたのだけど
2
階席は使わず、1階も空席あって勿体無かったです。
それなら中ホール(500)の方が作品にも合ってるのになぁ
中ホールだと入りきらないのだろうか…(^_^;
中ホールで2回公演、とかね。
阿佐スパもだけど。
そいえば去年の「曲がれ!スプーン」は2階席までいっぱいで
その後同じ会場でやる阿佐スパのチケ買ってくださいとかまで
言われたんだった(^_^;
あの人気は何だったのかなー
やっぱ映画効果だったのかなー

とはいえまた次回もぜひ来ていただきたいです