遥かいにしえの頃。
暴虐の限りを尽くし、
人々を苦しめる鬼どもが棲む鬼ヶ島という島があった。
その島を遠くから窺う三人の人影。
それは鬼に片腕を切り取られ、復讐の機会を狙う男たちだった。
彼らは一人ずつ、青・赤・白に輝く不思議な玉を守護として持っている。
だが慎重過ぎる赤い玉を持つ男のため、
彼らは復讐の機会を逃し続けていた。
そこへ突然、
巨大な犬・猿・キジをお供にした「桃太郎」と名乗る男が現れる。
桃太郎は復讐を横取りされまいと抵抗する三人を一蹴し、
あっという間に鬼ヶ島に攻め込み、島を火の海にしてしまうのだった。
無念さに立ち尽くす三人。
時は流れ21世紀の日本、
東京は足立区の集会所で新たな物語は始まる。
軽犯罪の多いここ足立区に住む主婦たちは、
自衛手段を学ぶための講習会を開いていた。
その帰り道。
主婦を襲おうと現れたひったくりに
敢然と立ち向かう赤いマスクの男が!
彼こそは「ネガレッド」。
かつて鬼への復讐を成し得なかった男たちから今日まで、
脈々と受け継がれて来た赤い玉の持ち主であり、
足立区限定戦隊「ネガレンジャー」のリーダーだ。
仲間を失いたった一人になっても彼らは闘い続ける。
その活躍を知る者はそれほどいないが…。
そして今日、ネガレッドの新たな戦いの幕が切って落とされる!!
パンフレットより
水野美紀さんと楠野一郎さんの演劇ユニット・プロペラ犬。
私は第1回目からずっと観ていて大好きでした。
今回は初めて水野さんが脚本を書いて、
楠野さんはノータッチ、ということで
どんな感じになるんだろう・・・と思っていました。
前田悟さんがご出演ということで
アクションにはめちゃ期待していたのですが
大迫力で大満足でした♪
ただ、ちょっと暗転とモノローグ(字幕)が多いかな
と思ったのと
上演時間がちょっと長かったかなぁ
という気はしました(^_^;
元々はもっと長かったということですが、、、
水野さんも初めての脚本ということだし
それはまだまだこれからなんでしょうけど。
水野美紀さん。
潔くてカッコイイ!
韓流アイドルから桃太郎、ちょいアホな(笑)少年、おばあさんまで
色んな役をされてました。
前田さんとのアクションもめちゃカッコ良かったです♪
オクイシュージさん。
細っって感じ(^_^;
毎日のついったーで大変さは感じていたのですが
台詞量も動きもハンパなくて
こりゃマジで大変だぁっって思いました、、、
でも、倒されても倒されても前向きに闘うネガレッドは
めちゃカッコ良かったです(^^)vv
前田悟さん。
筋肉がっっ(笑)
犬っころな感じが可愛すぎました(>ω<)ノ
犬林くんは第1形態の犬耳付が一番可愛かったなw
演技もアクションもたっぷり見られて嬉しかったです。
特に長い棒を使っての殺陣がカッチョ良かったですvv
素顔な前田さんて何気に初めてかも(笑)
池谷のぶえさん。
ほっこりします(^^)
メガピンク、キュートでした♪
福本伸一さん。
福本さんが出演されてるの、実は忘れていて(^_^;
最初のシーンであれ?てなってしまいました(笑)
すごくやさしそうな人から
関西弁の怖い人まで
切り替えが凄かったです♪
みなさん何役もされているので
早替えとかもめちゃ大変そうでしたっっ
あえてこおいう作品にチャレンジするというのが
今の水野さんなんだろうなぁって思いました。
ヒーローvs悪の組織て形だけど
むしろ悪の組織の方が世の中良くしたいと思ってて(笑)
基本悪い人は出てこないのが良かったです。
いっぱい笑えて、でも切なくて
最後は心があったかくなるようなお話で
気持ちよく観終わることができました♪
情熱大陸とかで紹介されて
人気出ちゃうのは嬉しいような寂しいような(^_^;
作品的にはとても良くて好きだったのですけど、
ただなんとなくわたし的には
プロペラ犬、とは違うなぁと思ってしまって
若干もやもやしながら観ていました(^_^;
いや、間違いなくプロペラ犬なんですけど、、
やっぱり楠野さんの脚本があってのプロペラ犬かな、と。
あの、めちゃ笑えるのにブラックな脚本と
こゆび値のポップな美術。
それがプロペラ犬っていうイメージが強いかなぁと思いました。
それは演出の人が変わっても、
番外公演であっても
独特の色というか雰囲気は変わらなかったので。
それはこっちの勝手なイメージだけど
次回はできれば楠野さんにまた脚本書いて欲しいかなぁ
と思います(^_^;
水野さんのと楠野さんのと交互、とかでも楽しいですけどね。
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