G2produce最終公演
『デキルカギリ』~

作・演出/G2 
出演/山内圭哉 大和田美帆
   片桐仁 菅原永二
   吉本菜穂子 岩井秀人
   中川智明 久ヶ沢徹
   久保酎吉 

2013310日(日)13:00開演
大阪/梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

倉橋家の中庭に佇む、父・十四郎(久保)
余命いくばくもないと宣告を受けた父の意識がはっきりしいるうちに、
長男・一朋(山内)と会わせたいと願う娘の三菜子(大和田)
しかし一朋は20年前から行方をくらましている指名手配中の犯人
おまけに次男の銀二(片桐)は一朋を恨んでおり、
絶対会わないとの一点張り。
三菜子はいとこの十六郎(久ヶ沢)や、
恋人候補の石井巡査(菅原)の力を借りて、
どうにかしい一朋と父を会わせようとするが、
隣家の葬儀屋・佐奈恵(吉本)
シロアリ駆除業者を名乗る黒崎(中川)という男まで現れ、
自体はますます混乱するばかり。
そんな中、十四郎から謎の弁護士・三池(岩井)に託された、
最後のメッセージの存在が明らかになる。
謎めいたメッセージが、倉橋家のみならず、
日本の、ひいてはこの星の運命を握ることになろうとは、
まだ誰も予測していなかった

パンフレットより



G2プロデュース最終公演というわけで
久々に行ってきました。
G2
プロデュース、好きな作品多いのでこれでラストは残念です。。
G2
さんの演出は好きだけど
脚本はあたりはずれがあるから…(^_^;
最近はあまり行けてなかったけど
でも今回のは面白かったです。
いっぱい笑いました
台詞の「間」とか絶妙だなぁと思いました。
過去と現在が同じ空間にある演出も素敵でした。
ただ、扱われている内容がわりとヘビーで
広島人なので原爆とか出てくるとやっぱり思うところもあり
実験とか言われちゃうと
なんか泣けてきちゃう部分もありました(^_^;
原発も、できれば無くすべきだと思っているし

山内圭哉さん
始終かつらでした()
途中で取ると思ったのに取りませんでしたねーw
ちょっと弱い感じの役でおもしろ炸裂でした
でも実はホントの一朋だったら
と思うとまた面白いですね。

大和田美帆さん
素直でまっすぐで。
とても似合ってました
銀二に対抗心燃やしてるところが可愛かったです。
途中ドアノブが取れてしまうというハプニングにも
アドリブで対応されてました()

片桐仁さん
まじめな次男て役この前も見たような(^_^;
科学者の役で専門用語とか説明台詞がいっぱいで
大変そうだなぁと思いました。
「お笑い担当じゃない役を振ってくれるのが嬉しい」
的なことを言われてたと思いますが
役者の片桐さんはホントかっこいいと思います

菅原永二さん
こちらもまた警官w
でもいろんな扮装()が見れて良かったです
稽古では声が小さいと注意されてたみたいですが(^_^;
とっても出てたと思います()
菅原くんも大好きなのでまた見れて良かったです。

吉本菜穂子さん
台詞でも変な声って言われてましたね(^_^;
お隣のおばさん()がどう絡んでくるのかと思ったら
まさかの展開でビックリしました。
でも好きな女優さんなのでまた見れて嬉しいです
小さくて細っって思いました()

岩井秀人さん
めちゃ好きかもvv
なんだろうなー独特の雰囲気ありますよねー
今回、最後に深々とお辞儀をする場面があるのですが
なんかカッコ良かったです

中川智明さん
たぶんこの方だけ初めましてでした。
何十年ぶりにっていうのが無理ある気はしましたが(^_^;
怪しげで良かったです。

久ヶ沢徹さん
年相応の役が似合って…(^_^;
のほほんとしてるように見えて実は
というブラックな感じが素敵でした
東京BABYLONの星ちゃんとか
もしかしたら似合うかも?
なんて思ったりw

久保酎吉さん
自然体な感じが良かったです
脳が萎縮して惚けが出ていると診断されている役ですが
本当に惚けていたのか振りをしてるだけでは?
とも思えるような十四郎さんでした。

大好きな役者さんばかり出ていて
いっぱい笑えて楽しくて
でも考えさせられる部分もあって
とても良かったと思います。

カーテンコールにはG2さんも登場
出演者のみなさんと順番にハグされてたのには
ちょっとうるっと来たりして
でも一回拒否る久ヶ沢さん()
和気あいあいな雰囲気も良かったです。

G2
プロデュースというものは最後でも
またこのメンバーでのお芝居することもあるだろうし
てことなので
いつかを楽しみに待ちたいと思います。
とりあえずDVD予約したのでまた観れる楽しみ

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