ある地方都市、金輪町。住宅地の十字路。
その一角に安斎家が引っ越してくる。
隣人の大河原、堀田、佐久間らは、
父と娘二人の安斎家を好意的に受け入れる。
しばらくして十字路の四家は、
堀田家のホームパーティで顔を合わせた。
その時、堀田家に何かが侵入した痕跡が見つかる。
最近十字路で不審な人影があるという噂もあり、
住人は漠然とした不安を感じる。
数日後、佐久間は大河原家を訪れ、
理不尽に「許さない」と連呼し、大河原家を混乱させる。
正気を失った佐久間は大河原家を飛び出し、姿を消した。
町外れで保護された佐久間は病院に入り、そこで自殺する。
そして住人たちは十字路近辺の植物が
不自然に枯れ始めていることに気がつく。
大河原家の妻も精神に変調をきたし始める。
全ては安斎家が越してきてから始まった。
安斎家の娘、忍は、大河原家の息子、和夫に、
一連の奇妙な出来事は自分に関係があるとほのめかす。
人の住処につきものの、ありふれた怪奇現象。
その片鱗を掴んだことが、大きな間違いだった_。
公式サイトより
前川さんの作品って
独特の雰囲気があって
今回のはよりホラー、というよりは怪談
な雰囲気でした。
特に手塚とおるさん
登場からもう関節どうなってるの?
て感じの動きで
見えざるモノというか異形のモノというか
でも存在感は凄かったです。
客席に座ったりもするのですが
大阪は普通の舞台と客席が対面な感じだったから
あんまり分からなかったかもだけど
東京は円形劇場だったみたいだから
より存在を感じられたんじゃないかと思います。
劇団員さんはもう馴染んでるから
だいたいキャラも決まってる感じで
もっと全然違う役も見たい感じもしますw
でもみなさん自然で良いです。
客演の清水葉月さんもナチュラルな感じで可愛かったです。
いつもながら
日常から少しずつ狂っていく世界
もしかしたらどこかで本当にあるかもしれない
と思えるような
そおいう怖さがゾクっとして好きです。
オチはもうちょっとって感じもしたのですけど(^_^;
ホラーってこうスキッと解決したりしないから
モヤモヤ感残りますね(^_^;
そこが余韻で良いときもあるんですけど
水とか紙を使った演出も良かったです。
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