アトリエ・ダンカン・プロデュース
『教授』
~
流行歌の時代を、独自の価値観で生きた歌好きの生物学教授、
 そして、観念的な恋愛に己を捧げた助手~

構成・演出/鈴木勝秀
音楽監督・弾き語り/中村中
   Based on 五木寛之作「わが人生の歌語り」
出演/椎名桔平 田中麗奈 高橋一生
   岡田浩暉 坂田聡 伊達暁 佐々木喜英
   上條恒彦 中村中 

2013227()1400開演
大阪/サンケイホールブリーゼ

安保闘争・労働争議などが湧き起こる、高度経済成長期の、60年代日本。
これは、そんな時代の趨勢とは無関係に生きていた、
「寄生虫」を研究する、ある変わり者の教授と、
教授を見つめ続けた助手、
また、それを取り巻く、時代を生きる人々の物語である。
社会とは無関係に生きているかに見えた教授だが、
彼が唯一、社会との接点を持ったのは、
「流行歌」を愛したことであった――

公式サイトより


面白かったです。
最初から最後まですごく集中して観れました。
安保闘争の学生の主張とか
哲学教授の理論とか
正直何言ってるのか解らないのだけど(^_^;
なんか全然嫌じゃ無くて
好きだなぁと思いました。
役者さんは大変そうだけど()
特に一生さんと坂田さんは
台詞量がすごく多くて
大変そうでした(^_^;

岡田さん、坂田さん、伊達ちん、上條さんは
少ししか出番が無いので
贅沢というか勿体無かったです。。
上條さんの歌が聴けたのは嬉しかったけど
歌は基本的に中村中さんだけ歌うので
他の方の歌声は聞けなかったけど
パンフ見ると一生さん、歌いたかったらしく
イメージじゃなかったのでビックリなのですが()
ぜひぜひ新感線とか出ていただきたいですvv
歌声聴いてみたい

佐々木さんて方は全然知らなくて
初めて見た方なのですが
なかなか良い感じでした。

田中さんは「細っっ」て思って()
切ない感じと強い感じが合っていて良かったです。

桔平さんはやっぱり素敵でした
役も可愛い感じで好きでした
ちょっと陰があるところもw

寄生虫の研究をするためのお金を得るために
厚生省に情報を提供して
でもそれを元に厚生省は寄生虫のいない社会を作り
研究しづらくなるっていうの
仕方ないのだろうけどうーんて感じ(^_^;

寄生と共生というのも。
寄生虫は嫌だけどもっっ

中村中さんの歌声は涙腺に来ます。
とても綺麗。
昭和歌謡ってやっぱいいな。

物語の時代は私が生まれる前で
(
ちょうど生まれた頃まで(^_^;)
ホントこの間の日本の発展てすごいなと思います。

劇場に入った瞬間に、素敵な美術だと思ったら
やっぱり今回も二村周作さんでした
この方の美術ホント好きvv

このストーリーと流行歌を絡める意味とか
たぶんあんまり解ってないけれど(^_^;
雰囲気とかとても好きな感じだったので
観に行って良かったなと思いました。


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