『かがみのかなたはたなかのなかに』(1回目/東京) 

作・演出/長塚圭史
振付/近藤良平
出演/近藤良平 首藤康之 長塚圭史 松たか子

2015712日(日)13:00開演
東京/新国立劇場 小劇場

夏。
兵隊さんのタナカと、鏡のむこうのカナタは、
おたがいの孤独に同情し、さみしさをなぐさめあう。
ある日タナカは、鏡の向こうのケイコにひとめぼれ。
つられてカナタもケイコに恋をする。
向こうでカナタがケイコに近づくと、
タナカはこちらでコイケに近づいてしまう。
コイケは鏡にうつったケイコ。
コイケはケイコとは比べものにならない。
ケイコを取りあうふたり。
それがだんだんうれしくなるケイコ。
鏡をはさんで、タナカとカナタ、ケイコとコイケは行ったり来たり・・・・・・。
はたして4人はどうなってしまうのでしょう?


久々新国立劇場。
前作「音のいない世界で」が大好きなので
またこのメンバーで新作が作られるというのは
とても嬉しく楽しみでした
しかも今度はちょっぴり怖いテイストになってるというから
ますますワクワクしていました。
元々千秋楽とその前日の3回行くつもりだったのですが
長塚さんと劇団イキウメの前川知大さんのトークセッションがある
というので急遽日帰りでもう1回行くことにしました(^_^;)

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ロビーには鏡と対のくまさんのぬいぐるみ
写真を撮れるコーナーができていて
こどもとか一緒に撮ってました。
私は写真だけ。

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ロビーには前回同様セット模型とかも置かれていて
あと階段とか机にも装飾が施されていてワクワクしました

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私はさっさと劇場内に入ってしまって気付かなかったのですが
開場中ロビーで役者さんたちがウロウロしてたらしいですっっ
次はギリギリまでロビーにいようと思います()

子供向け、というか子供も観られる作品。
日曜日だからか結構子供もたくさん来ていて
(でもほとんどが女の子なのは大人も一緒w
始終笑い声が起こっていていい感じでした。
笑うところは笑うけど静かなシーンは静かにしていて
えらいなーと思いました。
逆に途中大人の男性?が結構大きな声で喋っていて
イラっとしました(^_^;)

子供の時からこんな風に劇場で舞台観られるとか
ホント羨ましいなぁと思います。
この作品を観たことが心に残るといいな。
トラウマになる子もいるかもだけど(^_^;)

今回の席はわりと後ろの方だったので
セット全体が見渡せて良かったです。
後ろにある海の漣の感じが綺麗でした

近藤良平さんと首藤康之さんは
ダンサーさんなのに前回はあまり動きがなく
寂しいと思う人も多かったそうなのですが
今回はめちゃたくさん動いてました。
鏡のこちらとあちらということで対になる動きが多いのですが
ただただ凄いなぁと思いました。
良平さんはとことん台本覚えなかったそうですが(^_^;)
身体で覚えるタイプなんだろうなぁと思いました。

松さんはお母さんになっても変わらず可愛らしく。
最初は大人しいのにだんだん大胆になるケイコ。
結構いい性格してんじゃんって思うけどwキュートでした
ただ前回はいろんな役をやっていたけど今回は1役で
もっと色々見たい気もしました。

長塚さんは、これはもう大反則です()
オイシイとこ独り占めってかんじww
ケイコとコイケで対になる
けど全然違う。
ていうのは分かってたけど、まさかコイケも女性だとは…()
ロングヘアにピンクのヒラヒラドレスの長塚さん衝撃でしたwwww
でもすごく可愛く思えて()
途中されるのが可哀想すぎました。
でも、タナカが現実世界の住人ならコイケもそうだし
残るならコイケの方だと思うのですけど。
鏡のこちらと向こう、どちらか1人がいなくなっても
果たしてもう1人も存在できるのか
それはずっと思っていて
ケイコが残っているってことはコイケも消えてないんじゃないかな
ってずっと思っていました。
だから最後コイケが戻って怖い展開になるのかなー
とか予想していたのですが
実際はまた違った怖い展開でした()
最後はさすがに子供たちもシーンとしてたように思いますが
コイケをしようって時には結構笑いが起きていて
それはちょっとどうなのかなーって思っちゃいました(^_^;)
まぁコミカルには表現されているのですけど。
●●は邪魔だから消しちゃえ」て発想は怖いですやっぱ。

ラストの意味はまだちょっと解らないのですか
あと何回か見るのでwまた色々考えたいと思います。
でも、結局はすべてタナカの妄想だったのかな
という気もしています。
まさに「たなかのなか」てことで。
普通ならケイコを取り合ってたら
タナカかカナタのどちらかを消そうとするだろうし
実際やろうとするんだけど結局できない
それはやっぱ自分だからで
あとコイケは元々ピザ屋の配達員で男だったと思うし
てかあのピザ屋の店員衣装可愛かったな
タナカとカナタの軍人さん衣装も素敵でした。
コイケとケイコの衣装はもうちょっとな…()
音のいない世界での衣装素敵だったから
今回も同じ方のデザインで良かったです。

とても面白かったけど
私はやっぱり長塚さんの書く「言葉」が好きなので
今回セリフが少なめだったのは残念でした。
その点でも今のところ「音のいない世界で」の方が好きですw

でもあとからあれはこうだったのかな、どうだったのかな
て考えられるところも、最近の長塚作品の好きなところで
今回も考えれば考えるほどグルグルしちゃってて
次回観るのがより楽しみです

そういえば全然気付かなかったけど
綾瀬はるかちゃんが観に来てたらしいですね。
舞台とか観るんだなー
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