PARCO presents
『マクベス』

作/W.シェイクスピア
日本版演出/アンドリュー・ゴールドバーグ
翻訳/松岡和子訳「マクベス」より
演出補/谷賢一
主演/佐々木蔵之介
   大西多摩恵 由利昌也

2015725日(土)19:00開演
東京/パルコ劇場

何が患者にあったのか。何が彼に「マクベス」を語らせたのか。
シェイクスピア4大悲劇の一つ「マクベス」を、ほぼ一人で演じきる。
National Theatre of Scotland

“One-Man MACBETH"
舞台は精神病院。登場人物はたった一人の患者。
そして時折見守る看護師二人のみ。
監視カメラが、患者の全ての動きを、逃さず捕らえて映し出す。
観客は、患者に内在する「マクベス」の登場人物たちを介して、
あの忌まわしい物語を追体験する。
いまだかつてない革新的に生まれ変わった『マクベス』。


最初、蔵之介さんがマクベスを演る、と聞いても
「へぇ〜」くらいでしたが(^_^;)
一人芝居と聞いて「なんですと?!」てなりました()
蔵之介さんといえばパワーマイム「デビルマン」ww
これは観てみたいでしょう〜()
ちょうど東京に行く時に上演中だったのと
大阪会場があまり好きじゃないのと(^_^;)
パルコ劇場で上演される作品は
できればパルコ劇場で観たい、というのがあり
東京公演に行くことにしました。

端っこだったけど最前列で。
あんな姿やこんな姿を間近で見られてドキドキ()
前知識ナシで行ったので
いきなり服脱ぎ始めて「おおぅ」て思いました(^_^;)
まさに体当たり。
あと一人芝居だと思っていたので
ほかの出演者さんがいるのも意外でした。

私のマクベス観劇歴って、
新感線のメタルマクベスと
長塚さん演出のマクベスだけなので
オーソドックス?なのも観てみたいて感じですが(^_^;)
今回のもなかなか面白かったです
かなりの緊張感でしたが。
しかしほぼ1人であれだけの台詞を喋り、動き、
お風呂に入ったりwの約100
本当に大変だと思います。
精神的にも入り込んだらキツそうだし。
ただただ凄いなぁと思ってしまいます。

マクベスのストーリー知らない人には
ちょっと辛いかもなとは思いますが
私ぐらい少しだけでも知ってれば
セリフとかニンマリしちゃうかもしれません。

キャラ()ではバンクォーが良かったです。
あとマクベス夫人の色気ww
あとマルカム王子w
演じ分けもさすがだなーと思いました

モニターを使った演出もおもしろかったです。
あれって生で撮ってるわけじゃないですよね?
途中で映っちゃいけないものw映ってたし。
ほぼ一人芝居というから
なんとなく素舞台みたいなのを想像していたので
結構凝ってるなーと面白く観られました

ただ、結局なんだったんだろうっていうのはあります。
胸の傷の訳とか
最初組織とか採集していたから
何か事件に巻き込まれたのかなと思ったのですが
毎日同じこと繰り返してるっていうのはわかるのですけど。
思った以上にホラーだったしww

あの辺も解明されたらもっとおもしろくなったのになー(^_^;)

あと「女から産まれた」て表現はやっぱ納得いかない()
「女の股から産まれた」の方がいいのになー
ていつも思います。

なにはともあれ長い公演、体調崩されないよう
千秋楽まで応援しています。

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