夫に嫌気がさして実家の田舎町に戻ってきた妻。
妻はある日、東京にいるはずの夫と街で遭遇する。
しかしその夫は、同時に東京にも存在していた。
ドッペルゲンガー。
この街では過去にも似たような事件が起きていた。
調べていくと、ある場所に不思議な力があることが分かる。
思いをかたちにする未開の聖地。
あなたの中の私が、独り歩きする_。
今回も、ありえないけどあるかもしれない世界の話でした。
この辺のリアリティといいますか
引き込まれて本当にありえるかもと思わせられる所が
前川作品のおもしろさだと思います。
セリフとかすごく自然だし
それは役者さんたちの演技にもよると思うのですけど。
なんだろな
すごく日常なのかな。あるある的な。
描かれる世界はめちゃ非日常なのに。
この辺がホント面白いなぁと思います。
でも、実際、自分の目に見えないところで起きていることは
結局はわからないのだから
どこか別の場所にもうひとりの自分がいて
別の人生を生きていても不思議はないのかもしれないなー
とか思いながら見ていました。
あと今回はいつにもまして笑いが起こってたような気がしました。
「太陽」も映画になるけど
この作品も映像になっても面白いだろうなぁと思いました。
てか前川作品てみんな映像的。なんとなく。
浜田さんはドッペルゲンガー(じゃないんだけど)との2役で
入れ代わり立ち代わり大変だなぁと思ったのですが
雰囲気がガラッと違ってて凄いなと思いました。
でもちょっと気持ち悪かったけど(^_^;)
この気持ち悪さがクセになる感じですww
安井さん演じる役の
おにいちゃんなんだなぁって感じるところが
なんか好きでした♪
この方本当にうまいなぁと思います。
大窪くんが好きなので
またいっぱい出てくるといいなぁと思います。
伊勢さん可愛かったです。
舞台美術もちょっとおもしろかったです。
壁が少しずつ動いてるのが不安を煽りました。
めずらしく2階があったのも新鮮でしたw
最後どうなるんだろうとハラハラして
怖い感じにならなかったのは良かったです。
仲良く3人で暮らして欲しいw
カーテンコールとかめちゃあっさりしているのも
この劇団らしさだなぁと思います。
前川さん終演後は物販立たれててサインとかしてたけど
挨拶とかないですもんね。
て千秋楽とかだと違うのかな。
初演の「プランクトンの踊り場」は見てないのだけど
見たいなと思っていた作品で
今回の見てますます観てみたくなりました。
タイトルはプランクトンの〜の方が好きです。
次回公演はカタルシツ「語る室」
前2回公演観に行けていないので次は行けたらいいな
と思っているのですが…
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