2016年劇団新感線春興業
いのうえ歌舞伎《黒》BLACK
『乱鶯』

作/倉持
演出/いのうえひでのり
出演/古田新太
   稲森いずみ 大東駿介 清水くるみ
   橋本じゅん 高田聖子 粟根まこと
   山本 亨 大谷亮介 他

2016425日(月)13:00開演
大阪/梅田芸術劇場 メインホール

鶯の十三郎(古田)は盗賊の頭ながら、人を殺めず、
盗られて困る者からは決して盗まないことで、
その名を知られていた。
しかし悪事を企む北町奉行所の与力、
黒部源四郎(大谷)の差し金もあり、
子分に裏切られて一味は皆殺しの目に遭ってしまう。
十三郎自身も瀕死の傷を負うが、
その命を救ったのが幕府目付の小橋貞右衛門(山本)と、
居酒屋鶴田屋を営む勘助(粟根)お加代(稲森)夫婦だった。

それから七年。
勘助を病で亡くした後、
ひとりになったお加代を助けて十三郎は
板前の源三郎と名乗り鶴田屋を繁盛させていた。
そこに現れたのが火縄の砂吉(橋本)という盗賊を追っているという
御先手組組頭の小橋勝之助(大東)。

勝之助が自分の命の恩人・貞右衛門の息子であることを知った十三郎は、
彼に手柄を立てさせようと、
砂吉が大店で押し込み強盗を企てている情報をつかみ、
男まさりの女将のお幸(高田)や女中のおりつ(清水)が働く
大店の呉服屋・丹下屋にみづから潜入することを思いつく……

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「本格派時代劇」と銘打たれた公演らしく
渋めの大人な演出でした。
ずっと「殺」みたいだなぁと思いながら見てたんですけど(^_^;)
最後の最後がちょっともやっとしました。。
「必」みたくラスボス()も切るとこまで見たかったかな
みたいな。

セットが回って
その中を移動しながらの転換、とか
演出違うけど鎌塚氏とかを思い出して
倉田さんぽいなぁと思いました。

でも今回かなり残念な感じで

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席を最速プレオーダーみたいので取ったのですけど
最初土日の先行がなくて、
やっぱ厳しいのかなと平日にしたのですけど
取れた席は2階席の4列目で
(たぶん25列目までがS席)
舞台まで遠いのはまぁいいんですけど
前席の男性の頭が邪魔して肝心なところが全然見えなくて
もう全然集中できませんでした。。。
平日の昼公演てこともあってか
後ろの方は使ってなかったり空いてたり
私の横の方もズラッと空席で、、、
一番後ろ列でもいいから席移動したかったです。

それでも平日の昼間にあんなにたくさんのお客さん来るのは
すごいと思いましたけど。

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階席をS席で、しかも抽選で振り当てて売るの
マジやめて欲しい、、、
絶対後ろから売ってるし
あれで1階席と同じ13800円は高すぎると思います。。

古田さんのカッコよさはちゃんと見ましたけれど。
今回、山本亨さんご出演とのことで
ガッツリ殺陣が見られるかと期待してたんですけど
それも無くて、、、
もうホント勿体無くて残念です。。

大東くんの演技、ちゃんと見るの初めてな気がするのですが
誰かわからないくらい(褒め言葉w)の熱演で
良かったかなと思います。

あとはじゅんさんの悪役も素敵でした
聖子さんが悪役じゃないのは意外()

ゲキ×シネになったらもっかい観たいかなぁと思ってます。

でも新感線、劇場で観るのはもう無理かも、、(^_^;)


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