ハイバイ
『おとこたち』

作・演出/岩井秀人
出演/安藤聖 菅原永二
   永井若葉 平原テツ
   用松亮 松井周

201654日(水)14:00開演
高松/サンポートホール高松 1小ホール

舞台は地球、
ヒト科オトコ類による
性欲期から死期までの大河ドラマ!

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高松まで、ハイバイ観に行ってきました
この作品は初演も観たかったけど
たしか行けるところでやってなかったのですよね。
なので再演あって、しかも高松で休日昼間に
公演あって、めちゃ嬉しいです

高松って広島より遠いのだけど
なんとなく広島より行きやすいんですよね。
会場が駅目の前とかだからかなぁと思うんですが。
今回のサンポートホールも駅から5分くらいですし。
便利ですよね。

サンポートホールにはライブで何度も来てるのですが
観劇しに来るのはたぶん初めてで。
で、小ホールに入るのも初めてでした。
(小ホールがどこにあるのかも知らなかった(^_^;

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最初、ロビー開場になって、
整理番号付きの自由席だけどいいのかな?
と思ったのですが
時間になったら整理番号順に入れますって
ことだったので、まぁそうか、
と思ったんですけど、
2
箇所から入れるとか言ってて
ちょっと「??」てなりました。
そんなに大勢いるわけじゃないけど
一応番号順って言ってるのになんかと思って。
でもまぁと思って待ってたら時間になって
したら、なんと、1箇所からしか呼び出しかからなくて
結局1箇所からの入場になってました(^_^;)
それでもかなりゆったりしていて
全然心配することなかったのだけど
なんとなくモヤっとしちゃいました(^_^;)

私は20番台だったのだけど
一番前の列が空いてたので座りました。
椅子がソファ席みたいなゆったりしたので
めちゃ快適じゃんて思いました。
これなら長時間の観劇でもいいなぁと思って
浮標とかやってくれたらいいのにと思いました。
ただアフタートークで聞いたところによると
音楽用のホールみたいで
音響が難しそう(響いてセリフが聞き取りにくい)
でした。
でもまたここに舞台観に来たいです。

まずゾロゾロと出演者の方々が登場
開演前の携帯電話を切ってねなどの注意事項。
そこから「じゃ、はじめます」て感じで
いきなりお芝居に入る。
これいつものスタイルっぽいですね。
なんていうか、「演劇」て感じじゃなくて
普段の会話っぽい感じ
これもアフタートークで言われてましたが
岩井さんがいわゆる新劇?っぽいのが嫌いで
そんな感じになってるみたいです。
でも私もこおいうの好きです。
あと、舞台を見上げるようなのも嫌いだそうで
今回もフラットに近い舞台になってました。
それも私も好きな形なので嬉しかったです。

お話は、4人の男たちの半生を描いているのですが
浮気やお酒の失敗やDVや痴呆や
自滅して自業自得な人から
真面目にやってきたのにて人まで
でもみんなしあわせとは言えないような終わり方で
共感はできないけどせつなくて泣けました。
男性は結構観るのキツかったりするみたいです。
若い人は「歳を取るのが怖くなりました」て言ったり
年取った人は身につまされるものがあったり
また初演を見た人は
前は笑って見てたところで泣けたり
みんなそれぞれ自分のことに置き換えて
見られる作品なのかなぁと思いました。
私はかなり客観的に見てたけど(^_^;)
でも、菅原くんの演ってた役の人は
特に悪いこともしてないのに痴呆症になっちゃって
哀れというか悲しかったです。

結構みんな何役もするのですけど
女性、3人いると思ってました(^_^;)
安藤聖ちゃん好きです

アフタートークは岩井さんと映画監督の本広克行さんとで
お客さんからの質問に答える形。
1
つの質問から話を膨らまして楽しく話せる
岩井さんってやっぱすごいなと思いました。
岩井さんの話し方、好きなんですよね
今回、出演されてるとばっかり思ってたので(^_^;)
お話聴けて良かったです

本広監督はもちろんですが
岩井さんも香川好きみたいで
香川県、愛されてて羨ましいなと思いましたw

そいえば私の隣の席、
中学生くらいの女子と両親って感じの人たちだったけど
お父さんとか気まずくならないかな(^_^;)
てちょっと思いました()
岩井さんも娘さんがいつ「●●って何?」て聞いてくるか
ドキドキしたって言ってたしw

なにはともあれ、やっぱハイバイ好きです
またぜひ観られる場所で公演して欲しいなと思います。

あとチケット代3300円ていうのもお得過ぎだよーっと思いました。