KAAT神奈川芸術劇場プロデュース
『夢の劇 −ドリーム・プレイ−』(4回目/兵庫)

原作/ヨハン・アウグスト・ストリンドベリ
構成・演出/白井晃
台本/長塚圭史
振付/森山開次
出演/早見あかり 田中圭 江口のりこ
   玉置玲央 那須佐代子 森山開次
   山崎一 長塚圭史 白井晃
   久保貫太郎 今里真
   宮河愛一郎 高瀬瑶子 坂井絢香 引間文佳

2016515日(土)13:00開演
兵庫/兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

4回目。
大千秋楽です。


今回は初の下手側席。
今までと見え方が違っておもしろい。
長塚さん演じる舞台監督?
途中ずっと舞台端に座っているシーンがあるのですが
近いしそっちばっか気になっちゃいましたw

結局、ストーリーとしてはよく解らなかったのだけど(^_^;)
アグネスは地上に降りたつもりが
詩人の夢に紛れ込んでしまったのだろうか

クローバーの扉の意味もなんだったんだろう

弁護士は第三の主役だと思うのだけど
一番現実的で可哀想な人だったと思います。
でも、弁護士が登場するシーンは一番好きです
何回見ても楽しいw

最後綺麗な菊の花?が咲いて
アグネスは天に帰るけど
「人間は憐れ」「でも愛しい」
て思えたのだろうか

人生は楽しいことばっかりじゃなくて
苦しいことの方がきっと多いけど
それでも生きていかきゃなんない
てことだったのかなぁ

ラストの方で物語の冒頭のシーンに戻るところは
毎回鳥肌立つみたいに素敵で大好きです

この劇場も木造みたいな内装が
この作品の雰囲気にピッタリで良かったです

カーテンコールもとてもあたたかい雰囲気で
2
回目くらいからもうスタンディングはじまって
オールスタンディングだったし
裏方のスタッフさんも舞台上に上がって
とても嬉しかったです。
早見さんとかが
白井さんと長塚さんと森山さんを
中心に寄せようとするのだけど
最初気づかず拍手してる長塚さんとか
なんか可愛らしかったしw
最後白井さんと早見さん二人で出てきて
早見さんちょっと泣きそうになってるんだけど
後ろで圭くんがアグネスが最後に登る塔?の上に登って
アグネスのポーズ取ったりするから
みんな爆笑でした()
田中圭くんってあんなおちゃめな人だと思いませんでした()
また他の舞台も観てみたいです。
カーテンコールは全部で6回くらいあったのかな?
なんだか本当に素敵な時間でしたvv

終演後、楽屋口に行ってみると
今までにないくらいたくさんの人が出待ちしていて
これなら心強い()としばらく待っていたのだけど
一向に誰も出てこられない。
軽い打ち上げとかあったとしても
と思っていると白井さんが出てこられて
「役者みんなもう帰っちゃったんですよ」と
どうやら違う出口から帰られたみたいで
残念でした。。
でも、白井さんはそのまま西宮北口駅まで徒歩で行って
梅田方面行きの阪急電車に乗られたみたいでした。
結局駅まで一緒に歩くみたいな形になってしまって
ちょっと緊張しました()
でもすごく素敵な方でした
一緒に出待ちしていた方たちとも
それぞれファンの人は違ってたけど
お話できて楽しかったです。

絵本みたいに素敵な作品に出会えて良かったです。
早見さんも再演なら演りたいっていってたし
もしか再演があったらぜひまた観に行きたいです

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