1、日 程
2003年 9月3日(水)〜10日(水)
2、訪問地
【第1回】2003/09/03〜04 初めてのミュンヘン
【第2回】2003/09/05
モーツアルトと "The Sound of Music" のザルツブルク
【第3回】2003/09/06
サウンド・オブ・ミュージック・ツアー"The Sound of Music" Tour
【第4回】2003/09/07 博物館・教会・公園 巡り
【第5回】2003/09/08〜09 BMW博物館・オリンピア公園・3教会・ホフ庭園
3、旅行のハイライト
・博物館・美術館・教会・公園 巡り
4、同行者
妻、三女
5、プロローグ
ドイツでは祝祭日はどの公共の博物館も入場無料となるので一般市民は見学の良い機会となる。9月7日(日)我々もこの恩恵を受けてミュンヘン市内の博物館・美術館を効率よく見て廻る事にした。あわせて教会・公園も散策することにした。
項 | 見学の施設・場所 | 説 明 |
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1 | Neuie Pinokothek(新美術館) | 新しく出来た美術館で世界の名画を展示 |
2 | Pinokothek der Moderne(近代美術館) | Neuie Pinokothekに隣接しておりピカソなどの作品が中心 |
3 | Hofbraeu | 有名なビアホールで室内・屋外の席がある |
4 | 市庁舎周辺散策 | 市庁舎周辺は建物が美しく散歩するだけで楽しい |
5 | ミュンヘン州立博物館 | ミュンヘンの歴史を中心に関係ある物の展示がされている |
6 | Englisher Garten(イギリス庭園) | 広大な庭園内のビアガーデンで夕食 |
7 | フェスタ前の街を散策 | フェスタの準備で街はもう祭の雰囲気になっていた |
6、旅程
日 程 [5日目]
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Hotel Hauser
準備 6:00起床〜
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朝食 |
Glyptothek
散歩 |
野外CAFE
時間待ち |
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7:10〜
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8:30〜9:00
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9:00〜10:00
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Neuie Pinokothek
新美術館 |
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Pinokothek der Moderne
近代美術館 |
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Opera City
散策 |
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Hofbraeu
昼食 |
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10:00〜11:10
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11:25〜12:00
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12:50〜13:55
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市庁舎周辺
散策 14:00〜
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ミュンヘン州立 |
ケパブサンドの店
夕食の買出 |
Hauptbarnhof
駅 |
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14:20〜16:15
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17:00
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Giselasestrasse
駅 |
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Englisher Garten
イギリス庭園・夕食 |
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街のフェスタ
教会も散策 |
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Hotel Hauser
帰着 |
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17:15
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17:50〜18:50
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19:00〜20
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19:45
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[第5日目] 9/7
今日は日曜日でミュンヘン市内の博物館・美術館が入場無料なので集中的に見学する。またミュンヘン市内の教会も見学して、有名で広大なイギリス庭園を散策しそこで夕食をすることにした。
(1)散歩
美術館は10時からなのでその前にホテル近くの公園を散策することにした。広いホテル内にはギリシャ建築があり落着いた雰囲気を出していて、散歩する人はまばらである。お年寄りが公園のフィトンチッドを吸うためかシュラーフを持ち込んでベンチの上で寝ていた。(ホームレスではない) 証拠写真を撮りたかったが休んでいる人に「撮影許可」の声を掛けるのも失礼なので止めた。もう一人の方は大きなチェスを持ち出して並べていたので「撮影許可」を得て写真を撮った。やはり、ドイツ人は公園の静かさや雰囲気を心から楽しんでいるのが分かった。
ギリシャ建築のある公園 | チェスの駒を並べる人 |
(2)Neuie Pinokothek(新美術館)
ドイツの美術館は写真撮影は自由であるがストロボの使用は強く禁じられている。フィルム交換のためバックの中を捜していたらすぐに係員が来て「ストロボは駄目」と言ったので「勿論、承知」と返事した。
Neuie Pinokothek は世界の名画が展示されていて見応えがあった。
ゴッホのひまわり | ゴーギャン | 人魚の絵 | リンゴを食べた人 |
(3)Pinokothek der Moderne(近代美術館)
Pinokothek der Moderne(近代美術館)は先ほどの美術館に隣接しているので移動時間は殆どなしである。ここは、ピカソなどの近代美術を展示している。この美術館はバッグなどのもの入れは持ち込み禁止でクロークに預けなければならない。何故なら、ここは、絵画だけでなく物品の展示もあるので盗難防止のためらしい。
ピカソの絵 |
一階には最新技術の製品展示があり、BMW のオートバイや SONY の AIBO が展示されていた。
BMW R1100シリーズの モックアップ |
BMW のオフ& オンロードバイク |
SONY の AIBO |
(4)Hofbraeu Haus(ホフブロイ・ハウス)で昼食
Hofbraeu Haus は市庁舎の先にある大きなビヤホールである。中は洒落た雰囲気で、しかもバンドが生演奏をしていて日本のディナーショーのようだった。ドイツではビアホールはレストランでもあるので昼間から大きなジョッキーでビールを飲みながら食事をする。屋外の方が気持ちがよいので、我々は青空の下でドイツ流に大きなビールとドイツ料理で昼食をした。
ホフブロイ・ハウス内部 | バンドが生演奏 | 大きなジョッキーでビール | ドイツ料理 |
(5)市庁舎周辺の散策
市庁舎周辺は何処も綺麗なので散策しているだけで楽しい。これらの風景をご紹介する。街中に広告がないので街がとても綺麗だ。広告は広告塔に貼り付けてありそれさえも洒落ていてスッキリしている。
美しい建物 | ゆとりある街並 | 広告塔でスッキリ | ミュンヘン博物館への道 |
(6)ミュンヘン州立博物館
この博物館はミュンヘンの歴史を中心に展示説明しており、特に第二次世界大戦で壊滅的な打撃を受けたミュンヘン市が復興する迄の写真が大変興味を持てた。 ミュンヘン市内の建物は爆撃で壊滅的ダメージを受けて教会の屋根は全て崩れ壁の部分しか残っていない。あのマリアン広場は大穴があいて地下鉄が潰れたのだろうか。全滅した街がよくもこんなに復興し建物を復元したものだと感心する。 |
屋根のない教会 | 復興の模様 | 崩壊した門 | 大穴のオデオン広場 |
感想文の寄せ書きがあったので、「日本から来ました」とだけ自信のないドイツ語で書き、私の感想を日本語で書いた。その後、他のページを開いてみたら数日前に訪問した日本人女性の感想文があった。これを読んで余りのモラルの低さに開いた口が閉らないほどのショックを受けた。「ミュンヘンにこんな博物館を何で作ったんだろう? 笑っちゃうよ。」と言うものだが、ここまで来て「自分の恥」を記録しなくてもよさそうなものだ。「お嬢さん! このような感動の記録を見て何も感じないのですか?」と質問したい。 写真、絵画、パネルの他、世界から集めた珍しい品が沢山あったがその中でも豊臣秀吉が京都・大徳寺に寄贈したと言う木魚と鉦があったが、このようなものが何故ここにあるのだろうと疑問に思った。この鉦の周囲には「豊臣秀吉が京都・大徳寺に寄贈した」と漢字で刻印されていた。 |
シリンダー型オルゴール 曲を替えられる |
アフリカの太鼓 |
秀吉が大徳寺に寄贈した 木魚と鉦 |
解剖学習用人形 胸部を開けると内臓が |
(7)Englisher Garten(イギリス庭園)で夕食
途中、ケパブサンドの店に立寄り、今夕食の食糧の買出しをしてこの庭園に向かった。庭園に入ると舗装されている道路を若い夫婦がローラーブレードを履いてベビーカーを押して時速25Km位の高速で走り抜けたのには驚いた。日本では考えられない光景だ。 公園入口から25分程歩いてようやく目的のビアガーデンに到着した。そこは写真のように素晴らしい雰囲気のところだった。ここは持ち込みOKなので、先ほど買い込んだケパブサンドなどの食糧を広げて、売店で買った大ジョッキーのビールをまた飲むことが出来た。 |
(8)フェスタ前の街を散策
9月末から10月はドイツのビール祭(フェスタ)で賑わう。この時期はホテルが混んで取れないので我々は9月上旬に来たのだった。それでももうフェスタの準備で街はその雰囲気になっていた。各所で仮設のステージを作って生演奏もしており、もう街はフェスタそのものだった。
ポプラ並木 | 巨大な人形 | ビール客満席の野外店 | スッキリした広告塔 |
5日目「博物館・教会・公園 巡り」は楽しく終了した。
明日は「BMW博物館、オリンピック公園」などを見学する予定だ。