アメリカ合衆国横断ドライブの旅
 Our USA Crossing driving by rent-a-car with 4 people.

【第4回】 セントルイス/シカゴ/デトロイト/ナイアガラ/ボストン/NY
Ver.1.1 2013/12/01
トルネードの被害現場  .
 5/20〜6/10の3週間をかけてアメリカ合衆国横断ドライブの旅に行って来ました。(その4)

 旧ルート66に添って現在のハイウェイR40を走り、セントルイスに行く途中、TVで放映していたニュースからトルネード(竜巻)被害を受けた街に立ち寄ることにしました。その惨状は予想以上でした。天気が怪しくなりホテルに到着直後大雨と大風に見舞われ停電になりました。5分後電気は点きましたが、TVの実況中継では近くで竜巻が起きてその恐怖が伝わってきます。これもまた普段経験の出来ない事でした。

トルネード度肝を抜かす悲惨状  雪雫

註:トルネードは日本人発音で、現地では「トネード」と聞こえます。

   
 翌朝は大雨で増水した川の水が氾濫して、河川敷の道路は冠水し、今は川の一部になっていました。
 セントルイスは昔鉄の町と呼ばれ、立派な鉄橋が幾本も渡されていましたが、その技術から写真にあるその名も「ブリッジ・タワー」(橋の塔?)が建てられました。この塔は細いアーチのように見えますが、驚くなかれ、両端からケーブルカーのようなエレベータが頂上まで通っており街全体を見下ろせます。(ここでは省略)
 今回の第一の目的はルート66(R66)の出発点となったこの場所です。そのために観光客が集まってきます。このレストランは大混雑しており順番待ちの客で溢れていました。

 デトロイトで有名な箇所は「ヘンリー・フォード・ミュージアム」です。
 あのT型フォードを開発し、モータリゼーションを巻き起こしたヘンリー・フォードの発明や実用化など興味深い品々が沢山ありました。
 蒸気機関によるトラクター、自動車、大型蒸気機関車、電力会社向けの大型発電機、飛行機、オートジャイロ、金属製旅客機DC3、戦闘機のエンジンなど、今まで知らなかった製品が広大な会場を埋め尽くしていました。そうそう、自動車展示ではT型フォードは勿論、TOYOTA Prius、HONDA Civic が展示されていました。
ブリッジ・タワー R66のスタート地点 ヘンリー・フォード博物館

 次の目的地はナイアガラの滝。カナダ側のホテルが滝の近くなので滝まで歩いていけるのです。カナダの町は一段と綺麗です。写真に見えるタワーから滝を見ると将に絶景です。翌日は国境の橋を通りアメリカに渡りました。写真はその国境で、両国の国旗がはためいていました。
ナイアガラの町 ナイアガラ瀑布 橋上のカナダ・USA国境
 次はボストンの町へ向い、HIさんがホームステイでお世話をしたという米国学生さんが我々をボストンの町に案内してくれました。
 最初は彼が在籍しているMIT(マサチューセッツ工科大学)を案内くださり、その後、ボストン球場を見学しその臨場感に酔いしれました。
 私たちは快い気分で豪華な夕食をすることにしました。
MIT
野球見学 ロブスターの豪華夕食

 最後はニューヨークです。到着後皆でセントラルパークに隣接したメトロポリタン美術館を訪ね、世界的な展示物を堪能しました。
 翌日、小生は娘が在住するニューヨークのホレストヒルズの街を訪ねるため、仲間と別行動をとりましたが、夜には合流し、翌日はJFKに向いレンタカーを無事返却できました。
 出発待ちの間ショッピングを楽しみ、最後に打ち上げの乾杯と豪華な食事をしました。
メトロポリタン美術館
NY会員制のレストラン JFKで完遂の祝杯
 余談
 アメリカ旅行では多くのオートバイ・ツーリングの方々を見ましたが、90%以上がハレー・ダビットソンでした。しかもアメリカの荒野や土漠ではやはりハーレーが様になります。
 写真はデスバレー(死の谷)にて。

 旅行日数:3週間、21日。
 総走行距離:5,500マイル(8,800km)
 トラブルなし。
                                           以上
MT=
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