飛行機を利用していると時々このようなチャンスがある。
今回はJAL145便(東京→小松)で搭乗するのにボーディングブリッジではなくバスでの連絡であった。その最終バスに乗ったのだが、左側最前列に横に腰掛けて後ろ向きに話をしている美女がいた。私は最前列右側に座った。
見たことのある顔だったので、左を向いて美女を見た。彼女は二列目の女性と話をしていたが、視線の感度よく、こちらを見て視線がガチャッと合った。私は1〜2秒そのまに目と目が合ったまま。それ以上合わせてるのもおかしいので、自然に目をそらした。この行動は1/100秒単位で頭脳が回転する。だから、この1〜2秒は非常に長く感じた。
そうだ。この顔、TVでよく見ている藤原紀香(さん)だ。もう一度確認したくてそ〜っと視線を左に移す。すると、後部座席の女性と話をしながら、瞬時に眼をこちらに廻す。また、視線がガチャンと合った。流石、人気タレントは外からの視線に敏感だ。しばらくして、再度試してみた。こちらが何気なく見ても、即反応し、第3度目のガチャンであった。
バスを降りて飛行機のタラップを登るとき私の前を歩いていたので、本人か否か確認するため彼女が座るところを確認した。やはり、ビジネスクラスの最前列右窓側だった。私はエコノミークラスの最前列右窓側だ。飛行機は Bouing 767 なのでビジネス席は5列位しかなく、私の席からよく見える位置なのだ。彼女はマネージャーと座っている。
小松空港に到着し、ボーディングブリッジを通り、通路、そして下り階段にさしかかった時、又、偶然、彼女の真後になった。真後なので、当然私の姿は彼女から見えないはずだが、振り返って下から私の顔を見上げた。「あっ! 藤原紀香さんだ!」と思った私のテレパシーが彼女に通じたのだ。タレントには霊感やテレパシーに敏感な人が多いが、彼女もその一人かも知れない。私は視線のやり場をなくした。このようなテレパシー的な経験は私にはよくあるので、今回が始めてではない。空港出口では興行師のようなうすいサングラスをかけた恰幅のよい紳士(?)が待っていた。
<余談>
今までも偶然お会いした人気タレント等、沢山の機会があったが、それは別の機会ご報告します。